響鬼:明日なる夢
ついに最終回!しかし、うやむやの内に「オロチ」が治まっている…。
「オロチ」が治まってから1年後。街は平穏を取り戻していた。イブキ君、トドロキ君は「たちばな」を手伝っているが、ヒビキさん同様、失敗ばかり。そんな様子を見て香須実、日菜佳姉妹は「こんな時明日夢君がいたらなぁ…」と漏らす。
一方学校。明日夢君は医者を目指して頑張っているようだ。数学の試験でも唯一、百点満点をとっている。あきらと一緒に下校。あきらは福祉関係に進もうとしているみたいだ。後ろからモッチーが追いかけてくる。そして3人一緒に下校。
どこかの山の中、ヒビキさんが野営をしている。そこを桐矢が襲撃。修行の一環である。「お前の攻撃は単純だよ」と指導。
病院でバイトをしている明日夢君。そんな姿を見かけ、声をかけるヒビキさん。「ラーメン食いに行こうか」と誘うが「まだ仕事があるんで…」とやんわりと断る。
「たちばな」。ヒビキさんの明日夢君への対応に変わりがないことにやきもきする皆。やはり、皆としては明日夢君に居てもらいたいようだ。
モッチーとあきら、一緒にパネルシアターの練習から帰る。分かれた直後、魔化魍(=サトリ)に連れ去られるモッチー。それを見かけたあきら、「たちばな」へ連絡。「たちばな」からは桐矢に連絡がまわる。少年を助けたことで一緒にいた明日夢君の耳にも入り、二人で捜索。
モッチーの居場所を探す明日夢君と桐矢。そこに魔化魍が現れる。ヒビキさんの下で修行を続けていた桐矢は応戦するも負傷する。ディスクアニマルが魔化魍の足止めをしている間に明日夢君は桐矢を抱えて逃げる。陰に隠れて傷の手当てをする明日夢君。それを見て「医者を目指しているのは本当なんだな」と桐矢。そこに魔化魍が現れ、再び桐矢が応戦。そしてついに、「鬼」に変身する。しかし、力がまだまだで、苦戦を強いられる。そこへイブキ君、トドロキ君が応援に駆けつけ、助ける。倒すも別の魔化魍(=ロクロクビ)が現れ、再びピンチに…。そこにヒビキさんが駆けつけ、一気にアームド響鬼に変身。
その隙に、モッチーを助け出す明日夢君と桐矢。そして明日夢君はヒビキさんの下へ。ロクロクビに苦戦する響鬼。明日夢君が声をかけ、ロクロクビの注意をそらす。その隙に後ろから「鬼神拡声」で倒す。
海岸。屋久島での出会いからの思いを語りだすヒビキさん。明日夢君もその日からヒビキさんにあこがれて、いつかヒビキさんみたいになりたかったことを話す。そして、あの日、ヒビキさんから突き放されてから、ヒビキさん(=他人)に頼らず、自分の力で解決できるように努力してきたことを話す。そして、「僕は鬼にはなりません」と「鬼」になることをやめ、「鬼」以外のことで人のためになることをやることをヒビキさんに告げる。
オープニングからして不満でしたね。結局「オロチ」はうやむやのうちに終わってるし。閉め方も過去の作品を折衷してるようで、独りよがりの結末にしているように見えます(事件の後のエピソードで語るのは「クウガ」と同じですし、結局、あとにも「相手」が残っているのは「555」ですしね)。
結局、白い(と言うか、銀色)の鬼は桐矢だったわけですが、これはこれでもいいかなと。「鬼」としてはまだまだという感じで描いてますから、自然でしょう(これで「サトリ」を倒していようものなら、さらに「不満」爆発でしたでしょうね)。
洋館の二人もさらに別な二人(これもすごい格好だな。文明開化かw)の傀儡のようで魔化魍との戦いはまだまだ続くという「含み」を持たせてます(ここが「555」と同じ)。
結局、明日夢君は「鬼」になることをやめました。これはこれでもいいでしょう。何はともあれ「自分」で「自分が進む道」を見つけ出しているのですから。
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