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2006年3月18日 (土)

劇場版Z~星の鼓動は愛~

今日、池袋で用事があり、そのついでに劇場版「機動戦士Zガンダム3~星の鼓動は愛~」を見てきた。映画を見るのは久し振りである。
3部作のラストを飾る本作品であるが、3部作製作当時から「ラストはTV版とは異なったものにする。悲劇的なラストにはしない」と言われていたので、それを「期待」に見てみた。
TV版の映像をベースに新たに数十カットの追加を行なって作られているわけだが、追加分のカットは明らかに「タッチ」が違う。まあ、それは仕方がないか。
「新訳」の言葉が意味する通り、カミーユの心情などかなり「解釈」を変えているようである。このことは、今週号の「ヤングジャンプ」でも富野監督自身が語っている通りで、「新訳」とはよく言ったものだと思う。その所為もあってか、「台詞」がかなり変わっていたりする。ついでに言うと、カミーユが「女性」を大切にする描写となっている。これまた先のヤングジャンプでの富野監督の弁にもあるのだが、「男と女」、さらに広げて「雄と雌」を意識した描写となっている。TV版では、かなりストイックな描写がされていたのでここは結構驚きである。
#一番の驚きはエマ・シーンとヘンケン艦長の間柄の描写。
#TV版ではヘンケン艦長の一方的な(いい意味で)恋心的な感じで
#表されていたのだが、今作ではかなり「いい関係」に描かれている。
#よかったね、ヘンケン・ベッケナー艦長(^^)
クライマックスも「コロニー・レーザー」の「レーザー発振機」の描写が変わっている意外は「絵」的にはTV版と大差はなく、台詞回しが大きく異なっているのが目立つ。まあ、この台詞の変更でジェリドのラストは何か「軽い」ものになってしまってますが。
ハマーン・カーン率いるアクシズ勢の最後の行動は…、まあ「あり」でしょう。ZZは作らんだろうし(っていうか、あれでは作れん)、「逆襲のシャア」に上手く繋がるような感じになってます(とはいえ、この戦争直後のシャアの消息が「謎」のままなのはTV版と同じ)。
パプテマス・シロッコが駆る「ジ・O」は「隠しアーム」がバリバリ動いてくれてます(TV版はあまり描かれてなかった記憶がする)。
ラストシーンでのカミーユとファは「おぉっ!」ということをやってくれます。なお、百式の残骸は流れませんw。

旧作(っていう言い方をするのもなんだが)のホワイトベースクルーキャラが最後にぞろぞろと出てきますが、その中にはセイラさんもいます。そして声は「井上揺」さんでした。ライブラリ出演と言う形をとってそのままの声にしてくれています(涙)。

まあ、まずは劇場で見てください。

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