カブト:31
#仕切り直し、仕切り直し
先週の続きではからずも、スコルピオ・ワームと混戦状態となったガタック。カブトが割って入るが、正体を知っているガタックは庇う。そしてそれを見つめるハイパーフォーム。
丘の上。「めがねっ子」モードのひより。いつものようにスケッチを描いている。陰からひよりを見つめる間宮麗奈。その目に映るひよりの背中にはワームの「羽」が…。
場所を変えて混戦状態のカブト、ガタック、スコルピオ・ワーム。剣の正体を知った加賀美はこの場は引いてくれとカブト=天道に懇願する。その理由を問いただすカブト。だが、ハイパーフォームの攻撃が割って入り、その場は収まることとなる。
ZECT本部内。ハイパーゼクター完成の報を受ける三島。ほくそえんでいたが、いつの間にか側にいた間宮に「ハイパーゼクターが完成したか」と気取られる。しかし、「ハイパーカブトが現れた以上、やがてはカブトに奪われる運命」と予見する。
「サル」の店内。家族の写真を見るひより。そして、天道をまた信じてみようと決める。そこに天道が現れ、賄いを催促する。厨房に立つひよりと天道。
「賄いじゃなく、店のメニューを出してみたらどうだ」と進言する天道。
「弓子さんにもそう言われてる」と応え、出してみる気になってくるひより。
「じゃあ、ひよりシェフの誕生を祝って、家でパーティをしよう」と店を出る天道。
スーパーでウキウキ顔で買い物をする天道。買い物を済ませ店を出ると、カブトゼクターが買い物袋を一つ持ち飛び去る。「やれやれ、一仕事か…」とカブトゼクターを追う天道。
立ち食い蕎麦屋に入る岬。「おじさん、いつもの」と注文するが、そこにいたのは神代剣。愛しの「ミサキーヌ」のために特製そばを出すが、「愛情の押し売りは迷惑だわ。それに掛けそばしか食べないの」ときっぱり断り、店を出る。その様子を陰から見守るじいや。そしてそのじいやに剣の事を聞きだそうとする加賀美。剣がスコルピオ・ワームに変貌する様子を目撃したことをじいやに話す。だが、じいやは
「神は時折、残酷な選択をされます」
と答える。すべてを承知しているようである。
うどんをそばと勘違いして食する剣。そこに加賀美がやって来て「それはうどんだ」と教える。店から連れ出し、お互い似たような境遇であることを話す。それに共感する剣に妙な感覚を覚える加賀美。そこへ岬から連絡が入り、ワーム殲滅へ向かう。
一方、天道家では樹花が掃除をしていた。そして見知らぬ人が写っている写真を見つける。そこにひよりが訪ねてくる。写真を本に挟み、ひよりを出迎える樹花。日和を中へ入れるが、自分は塾があるからと樹花はひよりを残して家を出る。一人残されたひよりは自分の両親が見知らぬ少年と写っている写真を見つけ、天道家を飛び出る。
ワーム殲滅を続けるガタックとサソード。一掃し、変身を解くと、加賀美の今回の援護に感服した剣、「友と呼ばせてくれ」と加賀美に言う。ちょっと困惑するが、相変わらずの「オレ様」節で押し通される。そこに再度、岬から「カブトがまだ交戦中」と連絡が入り、現場へ向かう。河原。命乞いをする人間ににじり寄るカブト。だが、そんな願いを聞き入れずく、ライダーキックを放つ。刹那、ワームの姿に戻る。その様子を見た加賀美。「もし、知り合いがワームだとしたら、倒すことができるのか」と問いかける。「相手がワームなら、俺は非情に徹する。そして倒す」と答える。
家に向かう天道。途中ひよりを見つける。ひよりは間宮から「お前はワームだ」といわれたことを天道に話す。「そんなはずはない」と慰める天道。そこに間宮が現れ、「お前は私たちの仲間だ」とひよりを誘う。そしてワームの大群が現れ、一人奮戦する天道。そこにエクスモード・ガタックエクステンダーに乗ってガタックが割って入る。混戦の中、間宮はひよりのワームとしての覚醒を促す。恐怖のあまり、お守りとしていた「石」に願いを込めたひより。ワームの力が解放され、変貌してしまう。その様子を見ていたカブトとガタック。愕然とする。
もう31話ということで、中盤から終盤へと差し掛かったわけですが、核心がどんどん出てきましたね。しかし、ひよりがワームとは…。
天道家も謎が出ましたね。これでいくと、本当の兄妹ではないことになりそうですが…。
すべてを承知の上のじいや。となると、前回、前々回で語られた料理人としての「過去」は胡散臭い(まあ、どうでもいいエピソードですけどね)。
ハイパーゼクターの存在を知る間宮。そして、それがハイパーカブトとの繋がりがあることまで知っている様子。さらにはそのハイパーゼクターの被検体としてAREA-Xの地下牢獄に繋がれていた男を使おうとする三島。予告を見ると、その男にひよりが接触するようだが…。
で、核心に向かって様々なことがてんこ盛りとなってくるところに新たなライダーが2体入ります。その名は「キックホッパー」と「パンチホッパー」。その名の通り、バッタがモチーフなのですが、その顔は「ウルトラ」系(「HYPER HOBBY」誌で表紙にも出ているのですが、ライダーなのか、ウルトラなのか判断に迷った)。で、「キックホッパー」になるのはあの男(何故「パンチホッパー」じゃないのかが不明)。
しかし、三輪ひとみと里中唯は系統的に似ている気がする。
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コメント
「HYPER HOBBY」の説明だと何ともいえないのですが、「ホッパーゼクター」の商品ギミックを考えると実は…なのかなと思ったりもします。
#それはそれで面白いと思うのですが…
投稿: あ~かいば | 2006年9月 5日 (火) 00時22分
>仕切り直し、仕切り直し
やっと!ですね(笑)
おぉ~!!という展開続きで久しぶりに
中身の濃い回になったような気がします。
>新たなライダーが2体入ります
2体なんですね~!!今、フィギュアを確認してきました。
なんとも言い表しがたい・・・。動くとカッコイイんですかね。
“あの男”を期待して待っていようかと思います。
投稿: 日向。 | 2006年9月 4日 (月) 14時09分