「Turbo」シリーズ再び
「ボーランド」からソフトウェア開発環境として「Turbo Delphi」、「Turbo C++」、「Turbo Delphi for .NET」、「Turbo C#」の4製品を出すそうです(ボーランドの発表記事はこちら) 。各製品ともパッケージ販売版である「Professional」と無償提供版の「Explorer」を用意しているとのこと。
驚きなのが、無償版の「Explorer」でもRADツールが搭載されているということ。つまり、同社の「C++Builder」やMSの「Visual Studio」シリーズのようにWindowsアプリ(GUIのアプリね)をコンポーネントを組み合わせて作ることができるんですね。いくつか制限があるにしても、これだけのツールを無償提供するということはすごいことです(まあ背景にはここ に書かれていることがあるみたいですが)。
これまでコンパイラ(とリンカのセット)は無償で提供されたことはありますが、画面を作るリソースエディタが無いためにフリーの環境だけでGUIアプリを作るのは至難の業でした。それがこの「Turbo」シリーズの登場でかなり門戸が開けるような気がします。
ターゲットは初心者やいわゆる「日曜プログラマ」な人から開発現場の人までと幅広く狙っているそうです。
ちなみに何故「再び」かというと、その昔、MS-DOS上で動く開発環境として「Turbo」シリーズは出ていたんですね。
さてさて、これがどうなることでしょう。
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