Windows Home Server
#たまには、エンジニアらしい記事でも…w。
本日、9/29に「Windows Home Server」エディションが発売になりました。とはいえ、ここ にもあるように、Windowsの新しいエディション発売となると恒例の「深夜0時」販売が今回もあったようで…。
ただ、今回の「Home Server」はパッケージとしては
- 英語版のみ
- DSP版のみ
と、他とは毛色の違う商品。まずは1番目にある通り、現状「英語版」のみが販売されるということ。中身としてはサーバーOS本体とクライアントPCにインストールする「コンソールソフト」の構成になるそうですが、どちらも「英語版」のみ。ただし、コンソールソフトは他言語のOS上でも問題なく動作はするそうです(でも、保証はしないとさ)。つまり、「日本語」が表示されないということですね。ただ、サーバーのコンソールなんて頻繁に使うものではないので、そんなに問題となることではないかと…。また、通常パッケージではなく、「DSP」版というのもミソ。ということは、購入にはパーツの同時購入が必要になるということです。まあ、いくら家庭内ネットワークが広まってきたとはいえ、「サーバーOS」なんて、そんなに需要は高くも無いですし、使おうと考える人も「よほどの人だから」ということでしょう。
しかし、一般家庭向きに「サーバーOS」を出したというのもなんですな。まあ、そろそろ家庭でも「PCは一人一台」という状況になってきたということでしょうか(私は一人暮らしですが、3台使ってますねw)。1台のPCだと「プライバシー」の問題もありますしね。で、この「Home Server」の主な機能というのが、
- ストレージの一元化
- ネットワーク内のPCの自動バックアップ機能
- リモートアクセス機能
- 写真や音楽、ビデオの共有機能などの機能
となっています。さらに後で新たな機能を追加することも出来るそうです。でも、普通の家庭でよく使われるのは4番目だろうな。2番はやるとなると大容量のHDD(それこそ、テラバイト単位になるんじゃない)を搭載させなければならないような気がしますが、今、そんな大容量のHDDを搭載したPCが一般家庭にあるかなぁ(まあ、それだけのHDDと一緒に買うんだろうがw)。普通に使うPCでも、250GB位だしね。逆にそのバックアップを取るとしたら、1TBは必要になるでしょう。
ちなみに、1番目の「ストレージの一元化」は「ドライブの概念」が無くなるのだそう。これまでのMicrosoftのOSはHDDに対して「ドライブ・レター」(C:とかD:とかのことね)がついていましたが、今回の「Home Server」は内蔵だろうが、外付けだろうが関係なく、「ひっくるめて一つのストレージ」として扱うそうです。概念的にはUNIXライクなんでしょうかねぇ。
後は、これをインストールしたPC(つまり、サーバーね)でバリバリ作業をしようと考える人が出ないことを祈りますかwww。
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