ヤッターマン(新作)
およそ30年の時を越え、「ヤッターマン」が復活。来年春には実写版が公開されるのは周知の通り(こちらが30年記念の作品にあたる)。まずはアニメがリメイクで今夜からON AIR。
基本的に旧作のフォーマットに従うそうだが、「タイムボカンシリーズ」と銘打っていないため、タイムトリップはなく、あちこちで暴れまわるようである。
#まあ、タイムトリップは「電王」がやってるしw
で、中身。まずはオープニング。曲は旧作と同じ「ヤッターマンの歌」。ただし、アレンジが変わり、「タツノコヒーロー」っぽくない。それもそのはずで、アレンジ&歌の「音屋吉右衛門」とは世良公則と野村義男と「ロック」な大人である。ある意味、無駄に豪華であるw。
今回もメカニカルデザインはオリジナルと同じで、あの「大河原邦男」である。そう、あの「ガンダム」の大河原氏である。「ヤッターワン」はおろか、通称「ゾロメカ」も大河原氏の手によるものである。ちなみに、タイムボカンシリーズは通して、「メカニカルデザイン、大河原邦男。キャラクターデザイン、天野喜孝」だったのだが、今回は天野氏は不参加である。
次にタイトルコール。というかサブタイトルの方ね。ここは旧作と同じでヤッターマンとヤッターワン、オモッチャマのシルエットが浮かんでサブタイトルが入るというもの。
そしてキャラクター。普通、声優は総入れ替えになると思うのだが(年数も経っているし…)、何と、三悪トリオとドクロベーの声はオリジナルのまま、とある意味、「思い切った」布陣である。
しかし、たてかべさん、引退したんじゃなかったっけw?でも、三悪トリオは、やはり、オリジナルメンバーでないと、といったところもあったりする。声といえば、「ヤッターワン」をはじめ、ナレーション、「おだてブタ」などなどの声は山寺宏一が担当。旧作では故・富山敬氏が担当していたものだが(ヤッターワン以外)、富山敬氏の死後、氏が持っていた役を引き継いだのが山寺宏一だからということからであろう。
で、第一話ということからか、タツノコプロも結構、遊んでいる。随所に「タツノコプロ作品」のキャラクターが出てきてました。「東京マッドタウン」には銅像として「ハクション大魔王」から「魔王」と「アクビちゃん」が出てきてましたし、ビルの大型テレビジョンには「おらグズラだど」から「グズラ」が出てました。
あと、爆発といえば「ドロンジョ様のお色気」w。ここも引き継いではいるようですが、「今」を反映してか、控え目(これは、今回の作中でボヤッキーも言ってましたねw)。
エンディングはmihimaruGTの「diverge」。ここは「現代のアニメ」らしいところですね。詞の内容から「三悪」らしさはないのですが、主役は「三悪」です。
何はともあれ、見てみますか。
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