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2008年2月23日 (土)

我が家のルーター

さて、去年の12月から稼動している我が家のルーター、プラネックスの「MZK-W04G」ですが、ここでちょっと使用感を。

まずは設定から。ちょっとメンドいですね。多分、基本的には付属のマニュアルを見れば、事が済みそうですが、プロバイダによっては、WANポートのMACアドレスを設定してあげないと、接続してくれなさそうです(例:USEN)。
#そう考えると、ネットワークを知らない人にとっては敷居が高いかも
設定画面はお約束のブラウザで上下2分割の下部が左右2分割の3ペイン構造。上部にカテゴリ毎のメインメニューが置かれ、下部の左にサブメニューが配置される「お決まり」のパターンです。なので、設定画面は使いやすいかなと。

で、諸機能。前に使ってたNETGEARのと違って、ログもsyslog的なものになっているので、そこそこの情報が見られます。とりあえず、OSは組み込みLinuxなようです。で、このログを見ると、WANポート側のDHCPクライアント機能は、6時間リースのようです(つまり、6時間毎にグローバルアドレスの更新をかける)。しかも、変えられません。でも、6時間が妥当なのかな。また、USBストレージを接続することで、下記の機能が使えます。

  • ファイルサーバー
  • BitTorrent
  • iTunesサーバー
  • DLNAメディアサーバー

このうち、iTunesサーバー、DLNAメディアサーバーは使っていないので、この2つの使用感はわかりません。ファイルサーバーはSambaが使われています(当たり前ですがw)。で、接続したHDDですが、Linuxで使われている「EXT3」か、Windowsで使われる「FAT32」のいずれかのファイルシステムが選べます。BitTorrentはなかなか面白い機能ですね。PCを立ち上げていなくても、ファイルのダウンロードをルーターがやってくれるので、大容量のファイルのダウンロードをするにもほぼ「放置」の状態ですw。
最後に無線LAN。サポートするのは802.11a/b/gとドラフトn。電波法改正後の製品なので、無線でもFastイーサー(100Mbase-Tね)並みの速度があります。ちなみに、前に使ってたNETGEARのルーターに付属していた無線LANカードがあり、これで802.11nでの接続をしていますが、問題なく通信できます。

総じての感想。とりあえず基本的なところは大丈夫かなと。ただ、付加機能を動かすと、結構不安定になることがありますね。致命的なのは、有線LANが使えなくなる状況に陥ることが、まま、あります。なぜか、無線はあまり影響を受けないみたいなのですが。
#そもそも、ルーターにメディアサーバー機能を
#載せる「必然」が感じられないんだが…。
それと、有線はWAN/LANともにギガビットイーサーでジャンボフレームに対応しているのですが、ファイルサーバーとして機能している場合、PC-ルーター間でジャンボフレームでの通信をしていないようなのです。
#これは、PCに「WireShark」を入れて、実際に
#パケットモニタリングしてわかったのですが
同じようにルーターに接続しているNASとの間ではちゃんとジャンボフレームで通信しているのですが、ルーター(ファイルサーバー)との直接のやり取りでは、ジャンボフレームが適用されていないように見えます。この点がすごい疑問!
#ちゃんと、設定でもジャンボフレームを「有効」に
#してるんですがね

ちなみに、先日、NECからもWAN/LANの全ポートがギガビットイーサーで無線もドラフト802.11n対応のルーターが発売されました。店頭価格でも、22,000円台と意外な低価格で売られてました。純粋に「通信機能」だけを求められる方はNECの方がいいかもw。

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