ゲキレンジャー:修行その49 ズンズン!獣拳は、ずっと…
最終話!
獣を心に感じ、獣の力を手にする拳法、「獣拳」。「獣拳」には相対する二つの流派があった。
一つ、正義の獣拳、「激獣拳ビーストアーツ」
一つ、邪悪の獣拳、「臨獣拳アクガタ」
二つの流派は一つに返り、最後の戦いが今始まる!
ジャン、ラン、レツを守るためにメレが散り、理央もまた自分の命を賭してその全てをロンにぶつけ、散っていったが、不死であるロンは平然としていた。だが、ロンの存在は許されるものではない。ゲキレンジャーの5人は変身し、最後の戦いに挑む。だが、ジャン、ラン、レツは突然倒れる。それは理央とメレが臨獣拳の最終奥義を3人に授けるべく、3人の魂を臨獣殿へ招き入れたのだ。その事を察したマスター・シャーフーはゴウ、ケンに伝えると、2人はロンの元へと向かった。
夢の中の臨獣殿。3人は理央、メレに導かれるまま、奥の間へと進んでいった。そこにはかつての三拳魔カタ、ラゲク、そしてマクが待ち構えていた。そして究極臨技を3人に伝授していく。
ロンが暴れる街に辿り着いたゲキバイオレットとゲキチョッパー。たった2人でロンに立ち向かうが、まったく歯が立たない。力尽き、倒れる二人。その2人の上に聳え立つロン。とどめを刺そうとした時、シャーフー、エレハン・キン・ポー、バット・リー、シャッキー・チェン、ゴリー・イェン、ミシェル・ペング、ピョン・ピョウの七拳聖が現われ、ロンを縛に捕らえる。だが、七拳聖の力を以ってしても、ロンに太刀打ちできるものではなかった。そこに、臨獣拳の臨技を全て受け継いだジャン、ラン、レツの3人がやってきた。「激」と「臨」、かつて二つに分かれた拳は今また一つに合わさり、全ての元凶、ロンに立ち向かう。3人の思わぬ力に押されるロン。だが、どんなに攻撃を続けても、ロンには傷一つ付けられない。そして、3人は究極臨技を繰り出す。それは「倒す」ものではなく、「封じ込める」ものだった。そう、「慟哭岩」である。そして不死であるロンは永遠に続く苦痛と闇の世界を生きることとなった。こうして、ようやく街に平和が戻った…。
「スクラッチ」でロンの慟哭岩をどうするかが話し合われた。どこかに封印しようと言う意見が多い中、意外にもジャンが
「俺が持つ!」
と言う。この先、ずっとロンの慟哭岩を見守り続けなければならないと皆が思う中、ジャンら3人は
「獣拳はず~っと、ず~っと、受け継がれていくんだろ!」
「師匠から弟子に受け継がれ、その弟子がまた師匠になって、新たな弟子に…」
「それならば、慟哭岩を守る役目も正義の心も一緒に受け継いでいけばいい」
と進む「道」を示したのだった。まさに「マスター」と呼ぶに相応しい人間に育っていたのだった。
戦いが終わって3ヵ月後、子供たちに獣拳を教えるランとレツ。そして、ジャンが旅立つ日が来た。2人に別れの挨拶をすると、揚々と旅に出るジャン。
ついに終わりました。不死のロンに対する結末は「慟哭岩の中で永遠に続く苦痛と闇」でした。しかし、最後に香港のカンフー映画のような流れるアクションが出ましたね。1対1はジャンと理央でもありましたが、3対1であそこまでの流れは、今まで中々なかったと思います。
最後に香港の町で子供たちに獣拳を見せるシーンで、幼い頃の理央に瓜二つで同じ気配を持つ少年を出したのは、理央がこの時点を再開点として成長していくかのようです。
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コメント
>ラストは「ドラゴンボールかよ」って、思っちゃったよ
「魔封波」ですか?w
投稿: あ~かいば | 2008年2月10日 (日) 22時32分
ラストは「ドラゴンボールかよ」って、思っちゃったよ
投稿: FusionJack | 2008年2月10日 (日) 19時25分