キバ:第9話 交響 イクサ・フィストオン
ついに第2のライダー、「イクサ」登場。
フロッグ・ファンガイア、大村役で村井克行が登場。
1986年:
晴れて、次狼を会員に迎えた「すばらしき青空の会」。やはり、活躍の無かった音也はすっかり「蚊帳の外」。さらにコーヒーを飲んでぶっ倒れたことで「cafe Malda'mour」も出禁に。
そんな中、漆黒のバイオリン「ブラックスター」をオークションで落札した人々が襲われるという事件が発生。「すばらしき青空の会」はブラックスターを落札することでファンガイアをおびき出す作戦に出る。
オークション会場。「ブラックスター」が出品され、オークションが開始。ゆり、次狼もオークションに参加する。3000万でゆりらが落札しようとしたところに天狗面を被った音也が乱入。さらに値を吊り上げる。困惑のゆりは嶋に連絡。嶋もゆりに「黙らせろ」と伝え、力づくでせりを止め、「ブラックスター」を競り獲る。
「ブラックスター」を競り獲ったゆりと次狼。次狼にいいところを見せようと、「ブラックスター」を弾きだすゆり。だが…。
場所を替え、再び下手な演奏でおびき出そうとするゆり。音也もこれには呆れ、ゆりから「ブラックスター」を取り上げようとする。そこに大村が現われ、「ブラックスター」を奪おうとフロッグ・ファンガイアの姿になる。「今度こそ」と意気盛んな音也だったが、あっさり、海へ放り投げられる。次狼とゆりは絶妙なコンビネーションでフロッグ・ファンガイアを圧倒。たまらず逃げるフロッグファンガイアを追う次狼。そして、さしの勝負となったとき、ガルルに変身する次狼。たまたま音也はその瞬間を目撃する。ガルルの力に逃げるフロッグ・ファンガイア。そこにラモン(=バッシャー)、力(=ドッガ)が現われ、何故人間に加担するのかを次狼(=ガルル)に問う。次狼は利用できるものは利用すると応える。
2008年:
今日も父、音也のバイオリン「ブラッディ・ローズ」を越えるようなバイオリン作りに余念が無い渡。しかし、やはりうまくいかない。そこに静香が大村を連れてきた。大村にバイオリンを見てもらう渡。しかし、大村もまた、渡のバイオリンを火中に投ずる。紅邸に懐かしさを感じる大村、音也が作った「ブラッディ・ローズ」を見せてくれと渡に頼む。その出来栄えに感動する大村。そして、
これと同じものを作ってはいけない。君は君のバイオリンを作りなさい。
と渡に助言する。これまで一人で頑張ろうと思っていた渡だが、大村にバイオリン作りの師事をお願いする。
一方、「すばらしき青空の会」では恵が「イクサ」適合者の是非を問う検案書を嶋に出していた。だが、嶋の考えは変わらない。そこに名護が現われ、自分が「イクサ」の適合者としての正当性を力説する。納得のいかない恵はその場を去る。
渡とバイオリン作りに精を出す大村。街中でバイオリンの演奏を聞いて和んでいると、ストリートミュージシャンの演奏が割り込んでくる。いたたまれなくなった大村はそのパフォーマンスに割り込み、無茶苦茶にする。そこに現われる名護。大村を押さえようとする。だが、大村はフロッグ・ファンガイアとなり、名護に襲い掛かる。しかし、名護は「イクサ・システム」でこれを退ける。
屋敷でバイオリン作りに没頭する渡。キバットの忠告にも耳を貸さない。その時、「ブラッディ・ローズ」が鳴り出す。ファンガイアが現われたと察知し、駆け出す渡とキバット。フロッグ・ファンガイアの前に立ち塞がり、キバに変身。フロッグ・ファンガイアの攻撃にバッシャー・マグナムを召喚、バッシャーフォームにチェンジし、フロッグ・ファンガイアの砲撃に応戦する。キバの銃撃に敗れ、大村の姿に戻るフロッグ・ファンガイア。正体が大村と知り、キバも変身を解き、渡の姿を現す。罰が悪そうに渡の前から逃げる大村。キバとの戦いで傷付いた体を休めていたところに名護が現われる。再びフロッグ・ファンガイアの姿になる大村。しかし、名護もイクサ・ベルトを装着。イクサ・システムを発動し、「イクサ」に変身する。その圧倒的なパワーにたじろぐフロッグ・ファンガイア。
第1クール内で出てきましたね、「イクサ」。しかし、22年前から設計されてたんですね。そして、その設計の古さを物語るような「イクサ・システム」のコンピュータボイスですw。これよりもっと古いはずの「カブト」のライダーシステムの方が「現代風」なのが…www。
そういえば、1986年頃は「バブル」の勢いに任せて、日本の資産家が「金の力」にものを言わせて、芸術品やら色々と買い漁ってましたね。
#で、結構、叩かれてたんだよね。
今回の話はそれを反映しているかのようです。
今回もいいとこなしの音也。しかし、バイオリンに関しては真摯です。ゆりの暴挙に怒り心頭です。そして、それは大村も同じのようで、自分の作品(?)が相応しくない人物の手にあるのが我慢ならないようです。これが縁で音也と接近してるのかもしれないですね。
#現に2008年パートでは紅邸に懐かしさを感じている
#ような描写がありましたし。
で、大村役でゲスト出演の村井克行。ライダーに出るのは「555」以来ですか。あの時は「ラッキー・クローバー」の一人、ローズ・オルフェノク=村上役で準レギュラーでしたが、今回も怪人になっちゃってますね。しかし、本当に「里帰り」が多いですね。
先週に引き続き、1986年のストーリーにバッシャーに続いてドッガも合流。それぞれの種族がファンガイアによって絶滅しかけていることが明かされました。
今週の1986年ソング:
渡辺美里の「My Revolution」とおニャン子クラブの「セーラー服をぬがさないで」。「My Revolution」は「セーラー服通り」というドラマの主題歌で、小室哲哉が作曲したものなんだよね。で、この曲で渡辺美里もブレイク。
#ドラマ自体はコミックが原作のものだったんだけど。
そうかぁ、おニャン子の曲が多いのはマスターがおニャン子のファンだったからかw。しかも、一番好きなのは会員番号32番:山本スーザン久美子!渋いところを突いてるなwww。ちなみに、劇中で音也が言った国生さゆりは8番。
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コメント
To:FusionJack as IC-R。さん
>名前的にも"193”で変身しそうだけど
22年前に設計されたやつだと、でかい本体を肩から提げないと…w。
しかし、いまだに"913"で「カイザ」と読ませることに納得いかんです。
>駆動系がUSMって、キヤノン製?
やっぱり、そう思います?www。
To:日向。さん
>ゆりのバイオリンの腕の方が敵を倒せそうに見えましたけど
w。動きは封じれそうですね。倒せるかは微妙~w。
もしくは、反感を買って、キレられて、追い込まれるとかw。
投稿: あ~かいば | 2008年3月24日 (月) 00時48分
イクサ、さすが22年前の代物というような格好でしたねぇ。あれでどこまで戦えるものなのか、なんだかゆりのバイオリンの腕の方が敵を倒せそうに見えましたけど変身のパワーを見ると見た目はともかく力はあるんですかねぇ。顔面開く時に妙な古さを感じて不安です(笑)でも昔の設計にしてはいろいろついてるっぽいですよねぇ。戦いっぷりには期待しても大丈夫でしょうか。
ところでMy Revolutionって小室さんの作曲だったんですか~小室さんっていろんな人に作品提供されてるんですねぇ。
投稿: 日向。 | 2008年3月23日 (日) 15時00分
勢いで間違えた
"333"→"319"
投稿: FusionJack as IC-R。 | 2008年3月23日 (日) 12時19分
コード"333"で変身するライダーかと思ったよ
名前的にも"193”で変身しそうだけど
駆動系がUSMって、キヤノン製?
投稿: FusionJack as IC-R。 | 2008年3月23日 (日) 12時17分