キバ:第24話 皇帝 ゴールデンフィーバー
キバの最終形態「エンペラー・フォーム」登場。
その変身アイテム「タツロット」も登場。テンション的には「バエ」だなw。
1986年では次狼がついに振られた。
そして、深央の隠された秘密も…
1986年:
河原での次狼との戦いに敗れ、川に放り投げられた音也。しかし、その下流で竹内伸二、涼子の二人に発見され、助けられる。
オープンデッキに現われるゆり。力が呼び出したのだ。そして、拡声器片手にゆりを口説き始める力。力にそんな口説き文句を教えたのが音也だとすぐに見破ったゆりは音也を呼び出そうとする。そこに次狼が現われ、「音也は死んだ」と明かす。次狼の言葉を信じられないゆりは憤慨する。ゆりの口から音也の名前が出ることが我慢ならない次狼はゆりに当て身を食らわせ、連れ去る。
竹内伸二の部屋で介抱されていた音也が目覚める。そこに竹内伸二が戻ってくるが、その前に真夜が現われる。ファンガイアの掟を問う真夜。掟を知っていながら、なおも「逃げ切ってみせる」と宣言する伸二。そして、グリズリー・ファンガイアの姿になる。そこに音也が現われ、グリズリー・ファンガイアに自転車を投げつける。本来ならば、感謝されるべきところであるが、仕事の邪魔をされた真夜は「お礼」とともに平手を食らわせ、その場を立ち去る。今までに会ったことのないタイプの女性である真夜が気になる音也は真夜の後を追うが、力に掴まり…。
森の中、両手をつたで縛り付けられたゆり。そんなゆりにゆりへの思いをぶつける次狼。そこに音也が駆けつけ、左手のつたを解いてやる。死んだはずの音也が現われたことで、感情が昂ぶり、ガルルの姿を表わす。再び、音也と一戦交えるガルル。もう一方のつたを解きながら、二人の戦いを何とか止めようとするゆり。完全グロッキーな音也。そこにつたを解き終え、ゆりが駆けつけ、音也を守る。そして、
「私はこの男を、紅音也を愛してる」
ついに、音也への思いを正直に受け止め、その思いを告げるゆり。その言葉に激昂したガルルは
「ゆり、俺のものにならないなら、お前も死ね~」
とゆりに手を掛けようとする。ガルルに踏みにじられながらも
「ゆりに手を出すな」
と抵抗する音也。だが、ゆりへの思いが本物であるガルルはゆりから手を離す。そして、次狼の姿になると、ゆりと音也の二人に背を向けるのだった。
2008年:
モデルの仕事を終え、深央を労う恵と渡。深央を労う言葉が重なり、恵はフェードアウト。深央はこれを機に新たなバイトを探そうと思い立つ。
渡と深央の進展が機になる健吾。だが、その「人の心に土足で踏み入る」ような詮索にむくれる渡。その二人の前に宝石強盗を働いた竹内伸二とそれを追う名護の姿が飛び込んでくる。名護に師事する健吾は手伝いとばかり、竹内伸二の前に立ちはだかる。竹内はグリズリー・ファンガイアの姿になると、健吾を撥ね退け、その場から逃げ去る。
涼子が入院している病院。盗んできた指輪を涼子にはめる竹内。22年分の感謝をこんな形でしか表わせない竹内に無理しないでと優しい言葉をかける涼子。そんな二人の様子をドア越しに見ていた渡に気付く涼子。廊下で語らう竹内と渡。ファンガイアでありながら人間である涼子を本当に愛していること、でも、そんな涼子の気持ちが今ひとつわからないことを明かす。そんな竹内に、最後のお願いとばかりに、涼子は二人で植えたねむの木の場所へ連れて行ってと竹内に訴える。その二人の様子を見た渡はタクシーを拾おうとするが、なかなか掴まらない。そこに、新しいバイト(=弁当の宅配)を始めた深央が車に乗って現われる。渡は深央にお願いして…。
二人で植樹したねむの木のところへ来た竹内と涼子。22年で立派に成長したねむの木の下で、この場所に連れてきてくれた竹内に感謝する涼子。そして、竹内は自分がファンガイアであることを明かそうとするが、優しく竹内の頬に触れ、
「わかってた」
と応える。そして、「幸せだった」の言葉を遺し、息を引き取ったのだった。涼子をねむの木の根元に下ろし、静かに涼子を看取る。そこに名護が現われる。長い間連れ添った愛する人を失い、どうすることもできない気持ちで名護に向かう竹内。竹内がファンガイアであることを知っている名護はイクサに変身する。グリズリー・ファンガイアの姿になった竹内はイクサに襲い掛かる。戦いから深央を庇おうとする渡。イクサの弾丸から身をかわして逃がそうとする最中、倒れる深央と渡。深央を身を挺して守ろうとする渡。その時、深央の左手にクイーンの紋章が現われる。それを見逃さなかったグリズリー・ファンガイア。騙されたと思い込み、標的を深央に替える。「打倒、クイーン」とばかり、深央を攻撃するベアー・ファンガイア。木に投げ出され、倒れこむ深央。それを見て怒りに打ち震える渡。その渡の心に呼応して、キャッスルドランではタツロットが動き出そうとしていた。キバに変身する渡。グリズリー・ファンガイアに立ち向かうもまるで歯が立たない。そこに現われたタツロット。すべての鎖(カテナ)を断ち切り、キバの左腕に収まると、キバの本来の姿である「エンペラー・フォーム」へと変身する。真の姿となったキバにグリズリー・ファンガイアは手出しもできない。「ウェークアップ・フィーバー」を発動させ、「エンペラー・ムーンブレイク」を放つエンペラー・フォーム。戦いを終え、深央の元へ向かうが深央の姿はなかった。
竹内の姿になり、涼子の元へと辿り着く。
「いつまでも、一緒だ」
と言葉を残し、涼子と手を重ね事切れる竹内。ファンガイアである彼は結晶化し、崩れ去る。その様子を深央は冷ややかな視線で見届け、その場を後にしたのだった。
まずは1986年パート。ゆりの愛は音也へと向けられ、次狼さんはあえなく敗退。逆上して、ゆりをも手に掛けようとしましたが、どうも、ゆりへの愛情は「本物」だったようで、「事実」として受け止めたようです。
#単に、子孫繁栄のための「道具」としては
#見ていなかったようですね。
ってことは、恵の父親は音也になるのか?となると、今回の2008年パートの冒頭で恵と渡が「息ピッタリ」というのも納得できるがw。
力さん、やはり1986年パートだと、「カワイイ」キャラになってる。何故、拡声器を使うことまで踏襲しちゃったんだろうw。
今回のキーは、真夜の
「例え私が死んでも、次のクイーンがあなたを殺す。クイーンの力は永遠に継がれていくのよ」
のセリフですね。これが今回の2008年パートへの福音となってます。
で、2008年パート。深央に隠されていた秘密の片鱗が現われましたね。左の掌に「クイーンの紋章」が現われました。こうなると、やはり渡の運命って…。
#「いい人」と思った人がみんなファンガイア
しかも、最後のカットは覚醒しつつあるかのような演出ですね。
#結果、今回のおいしいところをもっていってるような
さらに、早くも登場、最終形態「エンペラー・フォーム」。あれがキバの真の姿なわけですが、「皇帝」だけあって、グリズリー・ファンガイアを片手で軽々と持ち上げてますね。変身シーケンスも最後に紅蓮の炎がマントになる演出は使い古された感もありますが、なかなかいいと思います。しかし、歩み寄る姿に若干、バッシャー君が入ってるような気がw。
その変身アイテムでもある「タツロット」。無茶苦茶テンションが高い。また、声が石田彰なだけに、去年の「ゲキレンジャー」の「バエ」を思い起こさせる。
#「ゴーオンジャー」の「バルカ」の保志総一郎といい、
#SEEDキャラと180度反対のキャラだよなw。
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コメント
「最終形態」と書きましたが、去年の「電王」見てると、もう一つくらいあるかもと思ったりしてます。
#あくまでも、「エンペラー・フォーム」は
#「真の姿」なわけですし。
#でも、「皇帝」より高位って…。
キバットとタツロットの絡みですが、実際にあるかどうかはわかりませんが、玩具のタツロットのセリフには
「どいてください、キバットさん!」
というのがあるそうですw。
投稿: あ~かいば | 2008年7月13日 (日) 23時03分
久しぶりにいろいろ動きがありましたねぇ。
ところでキバってアレでもう最終系ですか!?もっとフォーム変形するのかと思ってました。最終系なら確かに登場が早い。
タツロットはそれ以上テンションをあげる必要がないよって言いたくなるくらいのテンションの高さで驚きです。キバットがあんな感じだから近い路線で来るのかと思ってたら頭千切れそうな声。皇帝になるアイテムなのに(笑)今後キバットとのカラミもあるんですかねぇ。
投稿: 日向。 | 2008年7月13日 (日) 14時16分