ココログのバージョン・アップ

先日、ココログがバージョン・アップしました。
まず「外目」に見える変更としては

• 「検索ワード／フレーズランキング」の表示
• 「記事フッタ」のフォーマット追加
• 携帯閲覧で画像をサムネイル表示

となっています。
まず「検索ワード／フレーズランキング」の表示ですが、私のブログでは左サイドバーの最下部に表示させています。これは@niftyの「@search」の結果に基づくものになっています。これまでも、管理画面では見ることができていたのですが（主な検索エンジンからの来訪を集計）、これが来訪者にも見えるようになった感じです。私も思わぬ検索ワードでのヒットがあることを知ることができ、結構面白いです。
「記事フッタ」のフォーマット追加は、まあ、その通りです。
携帯閲覧での画像のサムネイル表示ですが、「今までって、どんな表示だったっけ？」と思ってるので、変化がよくわからないですね。そもそも、ブログに画像をあまり載せないので…。

内部的には（結果として外目にも出るものもありますが）、かなりの変更が入りました。

• 画像の縮小表示選択
• お絵かきツール追加
• カテゴリの概要編集
• 顔文字挿入機能追加
• meta情報の生成機能追加
• ウェブページ追加
• wordpress形式の記事の読み出し／書き出し機能追加
• アップロードファイルの最大容量変更

と、ざっと挙げるとこんな感じです。
「画像の縮小表示選択」ですが、これまで、記事中に画像を挿入した場合、これまではもとファイルのサイズのまま表示だったのですが、縮小表示が選べるようになったようです。
「お絵かきツール」は編集画面でパレットが開いて自由に絵が描けるそうです。で、その絵がブログ中にアップされるということ。
「カテゴリの概要編集」はその通りで、そのカテゴリがどういったものかの概要を付け加えて管理できるようにするものらしいです。
「絵文字」に続いて「顔文字」も簡単に挿入できるようになりました。まあ、顔文字辞書とか別途用意する必要がなくなるといったところですかね。実際、辞書を使うにしても、ものによっては「読み」がわからないと変換に困ったりするのですが、、「パターンを見て挿入」と直感的にできるので、その辺は便利かもしれないですね。
「meta情報の生成機能」は「meta」タグでキーワードを登録することで検索エンジンにヒットしやすくするようにするというアクセス数アップの手法がありますが、それをできるようにするといった感じです。
「ウェブページの追加」。何か、これだけだとわからないですねｗ（ヘルプや事例も9/9公開予定らしいので、まだ詳細は不明）。試してみたのですが、ブログと同じテンプレートを使用して、ブログの記事スペースに展開する形のようです。これだけだと、ブログ記事とどう違うかがよくわかりにくいのですが、「記事と違って、より固定的なアクセスをさせたいページの作成」といったところなのかと思ったりします。記事だと、時間が経つにつれ、その記事にアクセスするための手数が増えて、煩雑になり、結果、アクセスしにくくなる傾向にありますが、ウェブページは固定的なリンクを持たせることにより、記事に比べて、アクセスまでの手数を少なくすることができます。例えば、ギャラリー形式のサイトにしている人はこの機能を使うことによって、各ギャラリーの管理がしやすくなるのではないでしょうか。
「wordpress形式の記事の読み出し／書き出し機能」は他でwordpressでのブログ作成をしているユーザーにとっては便利な機能ですね。
「アップロードファイルの最大容量変更」ですが、これまでは上限が40MBだったのが、利用傾向から1MBに大きく上限値を下げました。

とまあ、ざっと変更点を挙げましたが、私的には「タグ」に対応して欲しかったですね。私のブログでは「仮面ライダー」シリーズのレビュー記事を、「響鬼」の頃から、毎週上げていますが、カテゴリーを「仮面ライダー」だけにしていると、後で見返すときがかなり面倒になるので、作品名もカテゴリーとして定義して運用しています。でも、概念的にはちょっと違いますよね。「仮面ライダー」というカテゴリーの下に「カブト」や「電王」、「キバ」といった作品がサブカテゴリーのようになるのが本来の形なのですが、カテゴリー管理に階層的な概念がないので、無用にカテゴリーを増やす結果になっていると思います。「タグ」ならば、そういうことにならないと思うんですけどね。