キバ:第31話 喝采 母に捧げる変身
ルーク、本当に死んじゃったよ…。
阿鐘(アベル)、大層な名前の割にはあっけない終わり方だったな。
そして、キングが登場して、一瞬、4人が勢揃いしたチェックメイト・フォー。
深央ちゃんも、ファンガイアの姿(=パールシェル・ファンガイア)になって、キバ(=渡)に…。
ゆり、めぐみん母娘、念願のイクサへ…。
1986年:
音也、次狼、ラモン、力の4人同時でもルークには歯が立たなかった。これを見ていたゆり、ある「一計」を案じる。
イクサシステムを持って、音也たちから逃げるゆり。廃工場に逃げ込んだところにルークが現われる。イクサシステムを音也、次狼から守ってくれとルークに頼むゆり。イクサシステムを見て、「そんなにすごいものなのか?」とゆりに問うルーク。ゆりも「選ばれしものだけが使える」と答えると、ルークはゆりからイクサシステムを奪い、イクサへと変身する。音也、次狼を軽々と投げ飛ばすルーク・イクサ。力、ラモンも駆けつけ、ドッガ、ガルル、バッシャーの姿に変わる3人。そして、ルーク・イクサに立ち向かう。だが、ルークに敵うはずもなく、ピンチに陥る音也ら。イクサのパワーに悦に入るルーク。ゆりと音也の元に近付いた瞬間、イクサシステムのタイムアップが近付き、身動きが取れなくなるルーク。タイムアップとなり、変身が解けるルーク。ルークにすら、イクサ・システムのオーバー・ワークの影響が出ていた。これがゆりの考えた作戦。イクサシステムのタイムアップ時における装着者への負担を利用したのだ。ラモンらのダメージも見せ掛けで、実際にはほとんどなかった。罠にはまったことに怒り心頭のルーク、ライオン・ファンガイアの姿になると暴れ始める。音也はイクサに変身すると、ダメージを負ったルークに向かっていく。形勢が逆転したルーク、今度は逆に追い詰められる。もうあと一息というところで、音也は変身を解く。ゆりにとどめを刺させようというのだ。音也の意を汲み、イクサナックルを受け取るゆり。そして、念願であった、イクサに変身するのであった。ルークに立ち向かうゆり。ルークもダメージから、いいように追い詰められていく。だが、イクサを捕らえると、その顔を握りつぶそうとした。ピンチに「母さん、力を貸して!」と念じるゆり。母の笑顔が浮かんだその時、ゆりはマスクを掴んでいたルークの手を引き離すと、イクサナックルをルークの右肩に食らわせた。さらにもう一発。これが致命傷となり、人間の姿に戻ったルークは再び現われることを宣言し、長きの眠りに就く。
ようやく、母の仇を果たしたゆり。音也を始め、次狼、ラモン、力らと喜び合う。
2008年:
ルークとウォートホッグ・ファンガイアのいざこざに「キング」と呼ばれる存在があることがわかったと恵から報告を受ける嶋。嶋はそのまま調査を続行するように恵に命ずる。だが、嶋の脳裏には大牙の存在が…。
「cafe mard'amour」では恵と光秀が姉弟喧嘩を繰り広げていた。恵は光秀に対し、
「母さんは、本当はあなたに戦士になって欲しかったのよ。それを私が代わりにやってるの!」
と思いの丈をぶつける。
恵の思いを知った光秀。恵もまた、自己嫌悪に陥っていた。そして、二人は同時に謝り、また仲の良い姉弟に戻った。
一方、「cafe mard'amour」で二人きりの名護と渡。名護はキバの正体が渡と知り、「キバが人類最大の敵になる可能性」について、それはありえないだろうと確信した。そんな渡に、名護は自分の弟子になるように誘う。名護には弟子として健吾がいるからと辞退しようとするが、元々健吾には興味がなかったことを名護は明かす。だが、その話を健吾は聞いてしまい、「もう、誰も信じられない…」と店を飛び出す。土砂降りの中、打ちひしがれる健吾。そんな健吾に嶋は勇気付けるのだった。
書庫で、ルークの資料を探し当てた恵。そこに名護が現われる。恵はルークを倒すためにはイクサが必要と名護にイクサを貸してくれるように頼み込む。だが、名護は「ルークは自分が倒す」と
恵のそんな願いを聞きいれはしなかった。
「cafe mard'amour」で深央に悩みを相談する渡。もう健吾とは仲直りができないのではと不安がる渡を慰める。渡は「これで2度目」と大牙との思い出を話すが、そこに深央の姿はなかった。
深央はビショップに手を引かれ、ある場所に向かっていた。ビショップは美央の足にアンクレットを着けると「仲間をキバから守って欲しい」とクイーンとしての深央に新たな仕事をお願いする。そして、そこにキングが現われ、久し振りにチェックメイト・フォーが勢揃いすることに…。
実家に帰ろうとする光秀。そこに阿鐘が現われる。宝くじを当てた光秀を「予知脳力」の持ち主と認識し、倒すためにやってきたのだ。そんな光秀を守るために、恵は阿鐘に立ち向かう。だが、力の差は歴然、恵はあっという間にウォートホッグ・ファンガイアに伸されてしまう。そんな恵の姿を見て、応援することしか出来ない光秀。そこに名護が現われ、イクサ→ライジングイクサへと変身して、ウォートホッグ・・ファンガイアに立ち向かう。
そこにルークが現われ、恵に自分を倒すように願う。恵はこれを聞き入れ、弱点である右肩を目掛けて攻撃するが、全然歯が立たない。恵が自分を倒すことができないと知るや、恵に襲い掛かる。そこに渡が現われ、キバに変身すると、ルークの手を取り、恵から引き離す。キバもまた、ルークには因縁があり、今度こそ倒そうとエンペラー・フォームへと変身。ライジングイクサ、ウォートホッグ・ファンガイア、キバ、ルークと入り乱れての戦闘。そして、キバがウォートホッグ・ファンガイアを、イクサがルークを相手に入れ替えて戦いを続ける。ルークも「天国逝き」を延長し、新しいゲームとしてイクサを倒すことに決める。22年前の因縁をルークもまた覚えていたのだ。そんなイクサとルークの戦いに、母の思いを胸に秘めた恵が。名護は恵の意を汲み、イクサを渡す。そして恵はイクサへと変身し、ルークに立ち向かう。苦境に立たされる恵。だが、22年前にゆりがつけた右肩の傷への攻撃で形成を逆転。さらに、古傷を攻めてルークを追い込む。そして、「イクサ・ジャッジメント」を放ち、ついにルークを倒すのだった。
一方、ウォートホッグ・ファンガイアと戦うキバ。その様子をクイーンである深央が見つめる。ウェークアップ・フィーバーを発動し、ウォートホッグ・ファンガイアを倒すキバ。キバを仲間を傷つける「敵」と認識した深央。クイーンの真の姿であるパールシェル・ファンガイアの姿になると、キバに不意打ちを食らわす。
あまりにもストレートな「死亡フラグ」が立っていたルーク、ついにここで退場です。しかし、右肩の傷がゆりがつけたものだったとは。完全に倒すまでには至らなかったにしても、一応、功績は上げてますね。しかも、記録も残して、後々、自分の「遺志」を引き継いだものに役立てようとしているところがいいですね。しかし、ルークはやはり「天国」には行けないんだろうなw。
劇場版に引き続き、親子でイクサになった麻生母娘。劇場版では同じ舞台でとなっていましたが、本編では「時」を越えてといった感じです。
健吾はどうなるんでしょうね。渡には嘘をつかれ(まあ、これは渡の「優しさ」ではありますが)、師匠(=名護)には愛想をつかれ、自分の夢も破れ、どうにもこうにもならない状況です。まあ、嶋さんが手をさしのべてくれてますので、変な方向には進まないのではないかと…。
その嶋さん、何故「大牙」の存在を…。それに「キング」が「大牙」であることを知っているかのような…。
#まあ、そうなんですけど
名護さんはいっぺんに見方を変えましたね。まあ、渡の人柄を知っていますし、そんな渡がキバであるならば、人類の敵にはならないだろうとわかったんでしょうが。
#後、一緒に風呂に入ったからとかw
真夜より先にファンガイア体となった深央。しかし、「不意打ち」、しかも「後ろから蹴り」は…。しかし、「蹴り」炸裂の瞬間がコントに見えてしまったw。
さて、今回はシルエットだけで登場の「キング」。正体は大牙です。来週は素顔と「サガ」(=大牙が変身した「第3のライダー」)までが登場。しかも、演じるのは山本匠馬。そう、劇場版で「仮面ライダーレイ」=白峰天斗を演じた人です。劇場版から別の役でというのは珍しいパターンですね。
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