キバ:第36話 革命 ソードレジェンド
1986年では先代キングが現われたがいいが…。とまあ、これで役者は揃ったってところですね。
2008年では深央がついに渡に告白。深央の意中の人を知ってしまった太牙は…。健吾も再び深央にアタックしてみる。
1986年:
ついに自分だけのバイオリン「ブラッディ・ローズ」を完成させた音也、真夜と一緒に祝杯をあげる。だが、自分にはゆりがいることを肝に命じるためにも真夜に別れを切り出す。真夜としては気にはしていないようだが、「約束」はどうするかと音也にたずねる。音也は真夜との約束(=真夜、一人のためのコンサートを開く)を守り、真夜のために作った曲を演奏する。
陰でその演奏を聞くゆり、だが、出現したファンガイアを討ちに向かう。音也が離れる不安を振り払うかのように一心不乱に剣を振るい、ファンガイアに向かっていくゆり。だが、結局逃がしてしまう。
キャッスル・ドラン。太牙を抱きかかえあやす真夜。そこに、キングが帰ってくる。
2008年:
「ブラッディ・ローズ」も完全に修復でき、曲を奏でる渡。渡の演奏に聞き入る静香、キバット。そこに近所の人々が苦情を言いに来る。いつものように、反論する静香。そこに渡が出てきて、「自分の問題だから」と自ら門を開け、近所の人たちに頭を下げ、詫びる。これまでに無かった行動に驚く近所の人々。だが、誠意ある態度に納得し、帰っていった。
キャッスルドラン。キバが「飛翔態」へと覚醒したのに呼応するかのように表われた魔剣、「ザンバットソード」に興味津々のラモン、力、次狼。ラモンと力が引き抜こうとするが、いっこうに動く気配が無い。それを見て、「主を選ぶ」のではないかと推察する次狼。
公園で太牙に自分の気持ちを打ち明けようと心に決める深央。それに合わせるかのように、太牙は再び深央を呼び出し、二人の結婚の話を切り出す。深央のウェディングドレスのデザイン画を見せ、どれがいいか選ばせようとする。だが、深央は自分が好きなのは太牙ではないと打ち明ける。その言葉を聞いてデザイン画を破り捨てる太牙。そして、その相手は誰なのかと深央に問う。しかし、深央は意中の人の名を明かさないままその場を去る。
一方、真夜のいる洞窟に今度はビショップが訪ねてくる。ビショップが気になるのは渡の存在と渡が何故「キバ」を持っているかである。そこで、ビショップは真夜がクイーンであった時分に人間との間に子を産み、「キバ」を授けたのではないか、そしてその子が渡ではないかと自分の推察を聞かせ、真実を真夜に問う。だが、真夜はビショップの問いに口をつぐむだけだった。
「cafe mald'amour」。渡を呼び出した太牙がやってくる。険しい表情の太牙を見て何があったのかを尋ねる渡。深央に他に好きな人がいることを告げられ、それが誰なのかが気になることを明かす太牙。そして、その相手を探すことを手伝って欲しいと頼む。
公園で誰かを待つ深央。その様子を陰から見守る太牙と渡。深央の前に健吾が現れる。深央は健吾にどうしたら好きな人に気持ちをうまく伝えられるかを相談する。健吾はそれを聞くと、席を立ち、人気の無い所に深央を誘い出す。健吾もまた深央に好意を持っていた。昔は渡のためにと身を引いていたが、そんなことはもう関係ないとばかりに深央を無理矢理抱きしめる。それを見て、太牙が怒り心頭で現われる。その太牙に突っかかる健吾。二人の喧嘩が始まろうとしたところに渡が止めに割って入る。太牙は深央の手を引いて連れ去る。健吾は渡を殴ると「俺の目の前から消えろ」と吐いて捨て、立ち去る。
深央を連れ出した太牙。他にいる好きな人とは健吾のことかと尋ねる。それを否定する深央。では、誰なのかと詰め寄る太牙。だが、深央はまたしても明かさぬまま立ち去ってしまう。
健吾に殴られ、心身ともに傷付いた渡。その渡の前に次狼が現われ、キャッスルドランへ連れて行く。渡に「ザンバットソード」を引き抜かせようとする次狼。それを見守るラモンと力。三人が見守る中、「ザンバットソード」を抜こうとする渡。だが、渡でも引き抜くことはできなかった。
キャッスルドランから出てきた渡。やはり、浮かない表情のままさまよい歩く。そんな渡の姿を見かけた深央は渡に駆け寄る。そこにラット・ファンガイアが乱入し、深央に襲い掛かる。倒れこみ、気を失う深央。渡はキバに変身すると、ラット・ファンガイアに向かっていく。
ラット・ファンガイアと戦うキバ。だが、突然の銃撃にひるむキバ。してやったりのラット・ファンガイア。だが、エンペラー・フォームに変身し、ウェークアップ・フィーバーを発動させるキバ。エンペラー・ムーンブレイクを放ち、ラット・ファンガイアを粉砕する。だが、さらに2体のラット・ファンガイアが現われ、2対1の戦いに持ち込まれる。その様子を見ていた太牙。サガークを呼び出し、サガに変身。ラット・ファンガイアを排除し、キバと1対1の勝負を仕掛ける。相対する二人の「王」。突然のサガの攻撃にたじろぐキバ、ジャコーダー・ビューとで投げ飛ばされる。落ちていたラット・ファンガイアの銃を拾うサガ。そして、キバにその銃口を向け、放つ。立ち込める硝煙の中、姿を消すキバ。
戦いの場から退いて来た渡は深央の元へ。深央を助け起こす渡。気が付いた深央はようやく渡に自分の気持ちを打ち明ける。そこにキバを追ってやってきたサガ。深央の渡への思いの言葉を聞いてしまう。うなだれ、変身を解く太牙。深央の思う人が渡と知り、苦悩する。
さて、1986年パートではついに先代キングが登場。これで役者が揃ったというところですかね。時期的にもこのまま終局へと向かうんでしょうかね。
#私的には2008年パートと同時に終わる
#ってことはないんじゃないかと思うので。
で、そのキング。デビット伊東に見えなくもないwww。ちょっと、日本人離れした顔立ち(まあ、早い話、「バタ臭い」)なので、ちょっと違和感を感じたりするのですが、何となく「ドラキュラ」っぽく、これはこれで「あり」かなと…。
2008年パートはようやく渡と深央がそれぞれの気持ちを明かしたことで、三角関係にさらに拍車がかかったと言うところでしょうか。こうして見ると、太牙も渡と深央に翻弄されているように見えますね。で、その太牙も人間くさいところが多分にあり、恋愛と言う「人間ドラマ」にうまく溶け込んでいるようです。そして、それがライダーの方にも掛かるというのが今回の演出(キバを追ってきたサガがたまたま深央が渡に告白するところに出くわすシーン)で秀逸なところではと思います。
#「ファンガイアの王」から一人の恋する青年、
#「登太牙」へ心から戻っていく辺りが
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コメント
>太牙はキングだからクイーンをっていうのではなくて
>一応、深央が好きなんですかね。好きになっている最中?
と、私は思います。だって、立場的なだけの話ならば、「プレゼント、どっちがいいかな?」なんて気持ちにはならないでしょうし。
一応、「会えば会うほど、君のことが好きになってく」と口説き文句も出てますしw。
>人間っぽいところがあるとするならば彼も暴走したりするのかな。
して欲しかったりしますねw。
#いい意味でw
>今後の人間関係が楽しみですね。
ドロドロにならなければw。
投稿: あ~かいば | 2008年10月15日 (水) 23時25分
キング、やっと登場したのにホントに顔が印象的でしたねw
化粧からなのかと思ったらそうでもないみたいで。
印象がロック系バンドっぽいです。
でもうたのおにいさんでしたかぁ。あの格好からは想像が・・・。
太牙はキングだからクイーンをっていうのではなくて
一応、深央が好きなんですかね。好きになっている最中?
人間っぽいところがあるとするならば彼も暴走したりするのかな。
今後の人間関係が楽しみですね。
投稿: 日向。 | 2008年10月14日 (火) 13時24分
>NHKのうたのお兄さんだったみたいね
みたいですね。大人の10年なんてそんなに変わらないので、やっぱり、あの顔立ちなんですよね、多分。
その時期の子供たちにはどう見えたんだろと思いますw。
>まんま、「昴」に出てきそうだなぁって第一印象
w。でも、メインが舞台、それもミュージカルみたいなので、それも当然なのかもw。
投稿: あ~かいば | 2008年10月13日 (月) 10時21分
キングの人
まんま、「昴」に出てきそうだなぁって第一印象
NHKのうたのお兄さんだったみたいね
投稿: FusionJack as IC-R。 | 2008年10月13日 (月) 09時45分