キバ:第39話 シャウト 狙われた兄弟
第3クールの「締め」だけあって、今回も話は動いてますねぇ。
- 渡、真実を告げる
- 嶋さんと太牙との意外な因縁
- 深央ちゃん、エ~!Σ(゚Д゚;!
- 名護君、ギャグとシリアス入り混じり
あれ、静香ちゃんはw?
1986年:
キングの掃討が続く。辛くも逃げた次狼、2度目も何もすることができずに退散。
真夜を探すゆり。ようやく探し当て、音也の事をどう思っているのかを聞きだそうとする。だが、それをなかなか口に出せずにいた。そこに次狼たちが現れ、真夜をキングとの戦いの際の「盾」として利用しようと連れ立とうとする。だが、真夜はそんなことに応じるはずもなく、パールシェル・ファンガイアの姿になると、ガルル、バッシャー、ドッガの3体を一網打尽にした。
真夜がファンガイアであることを知ったゆり。音也の屋敷に戻り、音也にこの事を話す。真夜がファンガイアであることを既に知っていた音也は驚くこともなく、平然とそれを聞き流した。真夜がファンガイアであることを知りつつも普通に接していた音也に対し、ゆりは平手を食らわせ、屋敷を出て行った。
2008年:
すべての真実を知った渡、あまりにも突然すぎて、どうしていいのかが分からない。そこに真夜が現われ、
「ファンガイアだの、人間だの、そんなの関係ないでしょ。あなたの中には紅音也の血が流れているの。それだけは忘れないで。お父さんはいつも正々堂々としていて、嘘のない人だった。お前にもそうあって欲しい。そしていつか、お父さんを越えてくれることを願っているわ」
と渡を励まし、願いを託す。しかし、その真夜は思念体で、優しく微笑みかけると消えていった。
母の励ましを受け、全てを「青空の会」に話すことを決意する渡。名護が一席を設け、自分がキバであること、そして半分ファンガイアの血が流れていることと全てを明かす渡。そして、嶋には自分は人間とファンガイアとの間の「架け橋」になりたいと明かす。渡の決意に賛同し、熱く手を握る嶋。だが、嶋には太牙と浅からぬ因縁があった。そして、嶋は…。
太牙と街を歩く渡。そして太牙からファンガイア側に着くように説得される。人間を家畜同然としか見ない太牙に愕然とする渡。人間との「架け橋」になることを決めた渡は、当然それを聞き入れるわけもなく。
太牙と別れ、夜になっても一人歩く渡。そこに深央が近付く。渡が半分ファンガイアであることを知り、「叶わぬ想い」では無くなったとばかりに抱きしめる。そして深央は渡にある「願い」を話す。それは「太牙を倒して欲しい」というもの。今のままではファンガイアの「キング」と「クイーン」として、深央としては望まぬ結果になってしまう。だが、渡と太牙が兄弟であることは渡も「キング」に成り得るということでもある。そこで、深央は同じ「キング」と「クイーン」として結ばれるのなら、渡と結ばれたい、そう思ってのことだった。だが渡は兄弟を、ましてや親友ともいえる太牙を倒すなどということは考えられず、その場を逃げ去るだけだった。
太牙はビショップに渡をファンガイア側に引き込もうとしていることを明かす。そして、そのためには渡の中に眠るファンガイアの血を目覚めさせる必要があると考える。そして、ビショップに渡の中のファンガイアの血を目覚めさせることを命じる。
一方、太牙との因縁から、人間とファンガイアの共存はあり得ないと考える嶋は、「青空の会」の決定事項として、「キバを排除」とすることを名護達に話す。突然の話に憤慨する恵。だが、聞き入れられるわけもなく、事は進められようとしていた。名護は渡に「青空の会」がキバを排除することを決めたことを話す。
マンティス・ファンガイアに追われる真夜。真夜の危機を察知して鳴り響く「ブラッディ・ローズ」。渡はマシンキバーを駆り、真夜の元へと向かう。マンティス・ファンガイアらに追い詰められた真夜。そこにキバが突っ込んでいき、真夜を助ける。一人、マンティス・ファンガイアらと戦うキバ。エンペラー・フォームになり、ザンバットソードを振るい、復活したファンガイアを一掃するキバ。それを見て、敵わぬと思ったマンティス・ファンガイアは逃げる。だが、逃げ場を失い、キバに追い詰められる。キバはザンバットソードを投げつけ、マンティス・ファンガイアを突き刺し、これを倒す。そこに健吾が現われ、「キバ排除」のため、イクサに変身し、斬りかかる。健吾相手に戦う意志のない渡はただそれを受け流すだけであった。健吾の援護として対ファンガイア用ライフルを構える恵と名護。だが、恵に渡を撃てる訳もなく、構えを解いてしまう。健吾イクサに追い詰められるキバ。だが、名護は「手元が滑った」として、牽制のために銃を撃ったのだった。それでも健吾イクサの歩は止められない。そこに、ビショップ=スワローテイル・ファンガイアが現われ、イクサを打ちのめす。そこに太牙も現われ、「これが人間の本性だ。守る価値などない!」と人間とファンガイアが相容れぬものだと渡に説く。そして、ビショップはキバの胸に手を当て、渡の中に眠るファンガイアの血を目覚めさせる。渡としての意識を失ったキバは側にいた恵、名護にその剣先を向けるのだった。
クライマックスに向け、「風雲、急を告げる」展開ですね。図式としては大きな流れ(=ファンガイア側に引き込もうとする太牙とキバを排除しようとする「青空の会」)に一人、抗う渡というものですが、ビショップの手に落ち…、といったところ。
嶋さんと太牙の思わぬ接点が、僅かですが、描かれました。確かに、嶋さんが太牙の事を知ってる伏しがあるところは前にあったので、出会っていたのだと思っていましたが、それが結果的に真夜と渡母子の「願い」の「壁」になってしまっていますね。
驚きなのは深央ちゃんですね。まさに「フジの昼の連ドラ」状態ですw。
#とても日曜朝の子供番組とは
#思えない展開ですw
「叶わぬ願い」ではなくなったと知り、自分の感情にストレートに動きましたね。ヒロインから「汚れ役」に変わってます。
この作品で伝えたいことは今回の真夜のセリフに込めていましたね。広義で「差別」に対するテーマになっています。そういった点では「ガンダム」と同じなんですよね。さて、これが子供たちに上手く伝わるのでしょうか。
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コメント
>嶋さんがいろいろ知ってたわけは
>太牙から話を聞いていたからですかね。
>それとも太牙との事があった後調べ上げたのか。
どっちでしょうねぇ。
でも、成長した太牙に会って、あんな目にあってるんですよね。
>小さなお子さんには伝わらないんじゃないですかねぇ。
>小さい頃って何も考えないで見てましたもん(苦笑)
今年は「ゴーオン」があんな感じなので、「キバ」に頑張って欲しいんですよね。
>その前にここまでついてきているのかが心配です。
いやぁ、昔も今も三角関係になった時点でwww。
投稿: あ~かいば | 2008年11月12日 (水) 00時54分
嶋さんをやってたのって太牙だったんですね。
誰アレと思ってました。ちゃんと見てたのに。
嶋さんがいろいろ知ってたわけは
太牙から話を聞いていたからですかね。
それとも太牙との事があった後調べ上げたのか。
小さなお子さんには伝わらないんじゃないですかねぇ。
小さい頃って何も考えないで見てましたもん(苦笑)
その前にここまでついてきているのかが心配です。
静香ちゃん、そういえばいない・・・忘れてた(笑)
投稿: 日向。 | 2008年11月10日 (月) 14時06分