キバ:第46話 終止符 さらば音也
ついに、過去編は終止符。
- 過去では、最後は親子で「親子キバ」
- やはり「謎」だ。音也の生命力
- 音也と次狼、「男と男の約束」
- ビショップ、謀反
- 最後はまた「大群」かよ…
1986年:
「闇のキバ」を纏うも、絶対的な力の差で為す術がない音也。ついには変身が解け、倒れてしまう。それを見た渡=キバはキング=バット・ファンガイアに立ち向かうが、キバの力を使いこなせる渡でも太刀打ちできず、ついには渡までも変身が解けてしまう。意識を取り戻した音也はイクサに変身し、再び立ち向かうがキングの攻撃にイクサ・システムは砕けてしまう。その音也に歩み寄るキング。そこに渡が割って入り、フラフラになりながらもキバに変身、キングに向かっていく。だが、十分な力を発揮できない渡が敵うはずもなく、ピンチに陥る。その渡の姿を見て音也はキバット・バット・II世を呼び出し、再びダーク・キバに変身する。親子揃ってキバを纏い、キングに立ち向かう。戦いの中、音也の身を案じる渡。だが、音也は渡に戦いに集中させる。これが最初で最後の「親子でする仕事」だと。さらに真夜の言葉が再び渡に響く。「私の代わりに受け取りなさい。命を」と。そして、渡はこの戦いの意味が、音也が教えようとしていた「戦うことの意味」を理解し、音也とともに戦う。そして、ダーク・キバは「キングス・バースト・エンド」を、キバは「エンペラー・ムーン・ブレイク」を同時に放ち、ついにバット・ファンガイア=キングを倒すのだった。
人間態に戻ったキング、真夜を見つけ、
「真夜…、お前は俺のものだ。一緒に地獄へ行こう…」
と、真夜に一撃を放つ。だが、キングの力が覚醒した太牙がバリアーを放ち、キングの攻撃をそのままキングへと返すのだった。いまわの際、新たなキングの誕生に気付いたキングは
「いつの日か必ず、俺の息子がお前達を倒す」
の言葉を残し、砕け散ったのだった。
ようやくキングを倒した音也と渡の親子。渡にも過去に留まれるためのタイムリミットが近付く。最後にこれからの自分の生き方、人に流れる「音楽」を聞く方法を音也に問う渡。だが、人の中の「音楽」を聞く方法は教えられぬまま渡は現代へと戻ってしまう。
雨の中、ブルマンを探すゆり。そこに傘を持って音也が現われる。犬嫌いを克服したゆりに「オムレツ」のレシピを聞く音也。ゆりは「最後に毒を入れるんだ」と照れ隠しの答えを返す。音也はその答えを笑いながら受け取り、
「ゆり!お前に会えて本当によかったと思ってる。お前は笑顔が一番よく似合ってる。…、もうすぐ、雨は止む」
その言葉を残し、傘を放り投げると、雨は止み、空には虹がかかっていた。虹を見つけたゆりは音也にも見せようと音也の方を向いたが、そこに音也はいなかった。
湖畔、キャッスル・ドランが暴れていた。それを見ていた次狼たちは自分らが戻れば大人しくなるかもしれないと相談する。そこに音也が現われ、
「お前達はさんざん悪いことを働いたんだ。たまにはいいことをしたらどうだ。お前らには山ほどの貸しがある。いつか返してくれ」
と言葉を投げかける。と同時に姿が消えゆくのを次狼は見逃さなかった。音也の先がないことを悟った次狼は音也と約束を交わす。
公園。真夜のためにオムレツを作る音也。そして、バイオリンを奏でる。調べの中、お互いの気持ちを確かめ合う二人。やがて、真夜の膝枕に音也は横たわり、静かに息を引き取った。
1986年:
太牙に謂れのない仕打ちを受けたビショップ、太牙をキングの座から追い落とす謀反を企み、ファンガイアの魂を集め、それを街に解き放つ。暴れまわるファンガイア。逃げ惑う人々。その中に静香もいた。静香に迫るファンガイア。そこに、過去から戻った渡が駆けつけ、静香を守る。そして、その視線はキングの風格を身につけ、ファンガイアは逃げ去る。
名護と恵の前にも現れ、交戦する二人。だが、生身では太刀打ちできず、ピンチに陥る。そこに渡が駆けつけ、恵を守る。名護は逃げたファンガイアを追う。名護の前にビショップが立ちはだかり、名護はイクサに変身、因縁の対決を始める。狂ったかのような猛攻を仕掛けるビショップに太刀打ちできずピンチになるイクサ。そこに恵が援護に入る。ビショップは標的を恵に替え、襲い掛かる。武器を叩き落とされ、追い詰められる恵。ビショップの剣が振り下ろされた時、イクサは自分の身を盾にして恵を守る。その一撃に変身が解け、倒れる名護。その名護にとどめを刺そうと再び剣を振り上げるビショップ。だが、恵が咄嗟にブロウクン・ファングを放ち、ビショップを追い払う。何とかビショップを追い払い、安堵の二人。「青空の会」に戻ろうとするも、倒れこむ名護、さらに恵の姿どころか、自分の手さえも霞んで見え始め…。
深央の墓前。花を供える太牙。そこに渡も現われ、花を供える。そして二人は「人間と共生する道」、「人間の上に立つ道」とそれぞれの考え方をかけ、戦いを始める。その最中、ビショップが再生したファンガイアたちが現れ、サガとキバに襲い掛かる。そこにビショップが現われ、太牙に対する謀反を表わす。すなわち、太牙をキングの座から追い落とし、新たなキングを選び出すことを。
ついに、音也が死んでしまいましたね。最後の最後は「ヒーロー」でしたね。始めは「チャランポラン」て言うか、「女たらし」にしか見えなかった音也でしたが、最後はまさしく「ヒーロー」でした。とはいえ、いくつか「謎」は残りましたねw。あの人並みはずれた「生命力」とか…w。雨の中で踊るのシーンはやはり「雨に唄えば」のイメージですかね。
ゆりもいつの間にか「犬嫌い」を克服してましたね。恵もいつか克服するんでしょうかw。
クライマックスはやはり「大群」ですか…。好きだよねぇ、御大もw。
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コメント
>オチの大群には何かあるのでしょうか(笑)
いやぁ、何も無いんじゃないですかw。
あるとしたら、「ビショップの死亡フラグ」くらいかとw。
>マタきちゃいましたねぇ。本当に好きですよねぇ。
>ここまで続くと考えるのが面倒なのかと思っちゃいます(苦笑)
これを「平成ライダーのパターン」としてるんじゃないですかw。
#やっぱり、考えるのが面倒なんじゃ
#ないかとwww。
投稿: あ~かいば | 2009年1月10日 (土) 11時51分
音也、ホントに素晴らしい生命力でしたね(笑)
色々といきなり感が強かったですが。
ってこれは音也に限らず全てにおいて、でしたか。
オチの大群には何かあるのでしょうか(笑)
マタきちゃいましたねぇ。本当に好きですよねぇ。
ここまで続くと考えるのが面倒なのかと思っちゃいます(苦笑)
なにわともあれ後数話、どう〆てくれるのか楽しみですね。
どれだけ謎が残ったままなのかも楽しみです(笑)
投稿: 日向。 | 2009年1月 8日 (木) 02時01分