シンケンジャー:第十二幕 史上初超侍合体
前回の続き。ゲストに第一幕以来の登場となる津田寛治と「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の「ゴーピンク=巽マツリ」役だった柴田かよこが出演。津田さん、今回はちゃんと顔を見せてますw。
今回の見所はサブタイトルにもある通り、シンケンオーとダイテンクウが合体した「テンクウシンケンオー」の登場ですね。
他人を巻き込みたくないという思いとは裏腹に「殿のためなら命を投げ打つ」所存の流ノ介たちの行動に「志葉家当主」の重責を思い知る丈瑠。屋敷を出、自分を見つめなおします。そんな丈瑠の心情を察しながら、敢えて探しに出ない彦馬さん。いわゆる「家老」職の人なわけなので、浮き足立てないというところもあるのでしょうが、やはり丈瑠を信頼しているからなのでしょう。やはり、こうした役回りが自然なのは、演じるのが伊吹さんだからこそですかね。
茉子や千明も考え方や丈瑠との接し方を変えてきています。特に、ウシロブシが再び街で暴れ、丈瑠が一人で対峙していたところに駆けつけ、それぞれが思いと決意を新たに丈瑠に示したところにそれが出てましたね。そして、丈瑠もまた、「志葉家当主」の重責を噛みしめ、流ノ介らと「共に命を預けあう」立派な主従関係を築くことを自覚します。ここでようやく「真のまとまり」ができたというところでしょう。
一方の「外道衆」。十臓が間に割って入った事を知り、怒り狂うドウコク。その十臓を封じ込めようとしますが、半分人間の十臓にはドウコクの呪縛が通用しないとのこと。「三途の川」を泳ぎ逃げる十臓、これからどのように出てくるのかが見物ですね。
さて、「テンクウシンケンオー」。古来より伝わっていた秘伝ではなく、なんと流ノ介が考え出したものというのには驚き(これは一同も驚き)。「超」の字のモヂカラを使うというところまで考えていたとは。しかも、手順書まで作っていたというのが、流ノ介らしいw。
さて、肝心の合体。特に何の問題もなく無事合体。はしゃぐ流ノ介(笑)。丈瑠も「初めてお前に感心したぞ」とお褒めの言葉w。これで飛行能力が付いたわけですね。
しかし、やはり、胸につく虎折神の足が邪魔に見える。
今回、丈瑠が自分を見つめ直すきっかけとなった園児とのやり取りの中に出てきた「紙飛行機」。「折紙」=「折り紙」ということで、代表的な折り紙(しかも、「子供の日」が近いこともあって、男の子向けの)である「白い紙飛行機」が今回のエピソードの象徴になっています。
で、ゲスト。まずは津田寛治さん。第一幕以来の登場ですが、役名が「丈瑠の父親」のまま。まあ、レギュラーでもないですし、出ても要所要所になるでしょうから名前は無くてもいいのかと思ったりしますが、でも、やっぱり…。
#あ~、でも、名前を付けても名前で
#呼んでくれるキャラがいないのか。
#彦馬さんも、結局、「殿」だろうし。
第一幕の時は(今回も流れましたが)、ほぼシルエットで声のみ同然でしたが、今回はちゃんとお姿を出してますね。
保育士役(役名は「香奈」)で登場の柴田かよこ。先にも書いたとおり、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」に巽マツリ役で出演しているので、いわゆる「先輩枠」で登場。しかし、「ゴーゴーファイブ」が1999年の作品なので、ざっと10年振りですか、あまり変わりないといえば、変わりないですね。
#変わったのは芸名くらい。
#「ゴーゴーファイブ」に出てた当時は
#「坂口望二香」という名前でした。
| 固定リンク | 0
「戦隊シリーズ」カテゴリの記事
- 週プレの「スーパー戦隊ヒロイン」特集(2020.07.23)
- 俳優 山本昌平氏 逝去(2019.11.28)
- キューレンジャー、非ヒューマンタイプの声のキャスト決定(2017.01.22)
- 宇宙戦隊キュウレンジャー(2016.12.26)
- キョウリュウジャー:ブレイブ ファイナル だいばくはつ!さよならキョウリュウジャー(2014.02.09)
コメント
>グリーンに兜折神を譲ったのは実は「高所恐怖症」
>なんて、オチかと思ったんだけどね
思わず見返しちゃいましたよw。
実際にはあの時点で千明のポテンシャルを認めてますね。
でも、「高所恐怖症」って設定があったら、「テンクウシンケンオー」になかなかなれませんねw。
#ある意味、それが「縛り」になって
#面白いかもしれませんが。
でも、「高所恐怖症」だと、「天」の文字を司るというのは矛盾しちゃいますがw。
投稿: あ~かいば | 2009年5月 9日 (土) 13時33分
テンクウシンケンオーに乗ってる時、シンケンピンクがなんとなく不安げな芝居してるような気がするんだよねぇ
グリーンに兜折神を譲ったのは実は「高所恐怖症」
なんて、オチかと思ったんだけどね
投稿: FusionJack | 2009年5月 8日 (金) 00時18分