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2009年6月 2日 (火)

阿修羅展

さて、「有意義な休暇」を過ごそうと(笑)、今日は上野の東京国立博物館の平成館で開催されている「阿修羅展」を見に行ってきた。この「阿修羅展」、興福寺の創建1300年を記念してのイベントで、「阿修羅像」以外にも興福寺所蔵の国宝級の仏像、その他の歴史的史料が展示されます。東京での開催は6/7までなのですが、東京の後、九州でも開催されます。

で、上野に着いたのはお昼ちょっと前。上野駅の公園口から向かったのですが、改札の前が
人、人、人!
とかなり混雑していました。とりあえず、駅を出て、一路、東京国立博物館へ。向かうには上野公園の中を通っていきました。
#安全ですしw
博物館に着き、チケット買う側から「混雑緩和のため、入場制限をしています。ただいま2時間待ちとなっています」のアナウンス。とはいえ、外で待つのも何なので、そのまま入園。列の最後尾に並びました。
2時間待ちとアナウンスがあったものの、結構、行列の進みがよく、結果、1時間半強で中に入れました。

「平成館」の中に入り、展示はこの2階で行なっているため、エスカレーターで2階へ。女優、黒木瞳さんの音声ガイダンスが流れるレシーバーもありましたが、そのまま中へ。
展示は4部構成となっており、第1部は「興福寺創建と中金堂鎮壇具」と興福寺創建時に埋葬されたと言われる金、銀、銅、各種宝玉で作られた鎮壇具が展示されています。展示は壁に埋め込まれたショーケースと展示スペース内に点在する5つのショーケースで構成されています。しかし、今回は壁側の展示物はあまり見ることができませんでした。他の見物客がかたまってなかなか動かない状態なので、遠目から見る以外できなかったです。
第2部は「国宝 阿修羅とその世界」と題し、八部衆、釈迦の十大弟子の像が展示されていました。ここで驚いたのが「八部衆」の各像の呼称。興福寺の八部衆と、いわゆる「法華経」の八部衆では、一部、呼称が違っているんですね。ちなみに共通しているのは「阿修羅」、「乾闥婆」、「緊那羅」、「迦楼羅」の4神。この内、「阿修羅」だけが個別に展示されていました。
#まあ、「阿修羅展」ですしw
やはり、阿修羅像のところがかなり混んでいましたね。しかも、ケースに入ってでもなければ、囲われているわけでもなく、スペースの中央に立てられていました。これにより、360度一回りで見ることができるわけですね。しかし、ここでも人はなかなか動かず、まさに「自然渋滞」の様相を呈していましたw。
#ある見物客曰く、「人を動かすより、阿修羅像を
#廻した方がいいんじゃないのか」
#確かに、その方が早いし、混雑しないと思うw。
第3部は「中金堂再建と仏像」と題し、四天王像や薬王菩薩像、釈迦如来像の頭部や興福寺中金堂の再現模型が展示されていました。
第4部は「バーチャルリアリティシアター」といきなりハイテクを匂わすお題w。実際、興福寺中金堂は現在再建中でして、来年に再建した堂が公開されます。
#いわゆる「平城遷都1300年」記念です。
そこで、一足先にCGで再現した興福寺中金堂と、「阿修羅像」をより見てもらおうと再現したCGを公開していました。
#バーチャルリアリティと言うよりは、
#「3Dモデリング」といった方が正しいような
ちなみに、音楽は城之内ミサさんでした。

ざっと、見学で1時間弱といったところでした。国宝である仏像を間近で見られたので、かなり面白かったです。特に、阿修羅像は写真ではよく見るものの、像はなかなか見ることはありませんし。大変、面白かったです。

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» 「国宝 阿修羅展」東京国立博物館 [飾釦]
上野の東京国立博物館で開催中の「国宝 阿修羅展」に行ってきました。一度GW期間中に足を運んだらすごい人で一時間待ちだと、とてもじゃないけどそこまで並んで見ようという気力も起きず、そに日はそのまま帰りました。で、もう一度と今度は朝から出かけました。それでも20分待ちの状態、何度かこのブログでも書いているのですが、いつからこうした美術展に人が並ぶようになったんでしょうか。とにかく美術展となるとすごい人が押し寄せてくるのです。 メインの阿修羅は、他の仏像とはその様相が大きく違い少年から青年へと成長する時... [続きを読む]

受信: 2009年6月 2日 (火) 23時20分

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