ディケイド:第24話 見参侍戦隊
スーパー戦隊との夢のコラボ。
今回の脚本は、今期、「侍戦隊シンケンジャー」の脚本を手掛けている小林靖子。ということで実現できたようなもの。
今週は「シンケンジャー」のオンエアが無かったので、「シンケンジャー」が「ディケイド」の世界に「お邪魔」した格好ですね。
#本当は「ディケイド」が「シンケンジャー」の
#世界にやってきた設定だが。
珍騒動の始まり:
先に「シンケンジャーの世界」にやってきた海東。源太の屋台から「烏賊折神」をGET。見事に鉢合わせた源太との「捕物」の始まり~、始まり。
と、先週の「シンケンジャー」の終わりにおまけで入ったカットからの始まり。しかし、「海老」ではなく、「烏賊」という「天然物」を盗って行くあたり、海東の「目」は確かなようであるw。
「侍戦隊シンケンジャー」、参る!:
新しい世界にやってきた士達一行。外に出た瞬間、士は「黒子」にジョブチェンジ。とりあえず、この世界のことを調べるために街に出ると、源太と捕物の最中の海東と出くわす。そして、海東から、この世界が「ライダーのいない世界」であることを聞かされる。源太に追われる海東はそのまま逃亡、源太はそれを追う。わけのわからないままいると、隙間から「ナナシ」連中が現れる。化物登場ということで、ディケイドに変身しようとする士。だが、陣太鼓が鳴り響き、黒子さんたちが現れて陣を張ると、現れたのは丈瑠ら「シンケンジャー」の面々。そして、いつものように(?)、ナナシ連中と一戦交え、一掃する。
今回、士は「黒子」ということで、「シンケンジャー」の出陣を手伝わされていますw。役割は「旗持ち」。そして、今回は変身と名乗りが一緒になるという特別バージョンで登場のシンケンジャー。ついでにエフェクトも「ライダー」っぽくなってます。やはり、「ライダー組」の編集だからかw。
夏海の不安:
戦いが終わり、引き揚げる「シンケンジャー」。黒子さん達は自分らが張った陣を解き、速やかに撤収。ところが「黒子」である士までもがそのまま姿を消す。海東の「ここはライダーのいない世界」の言葉が引っかかり、士もその流れにまかせて姿を消したことでナーバスになる夏海。そんな夏海の気を落ち着かせようと栄次郎さんは作っていた「似顔絵クッキー」を見せますが、それが逆効果。挙句に
「おじいちゃんは、そうやって『極楽の世界』で遊んでれば」
といわれる始末。ユウスケがすかさず「お気楽、お気楽。極楽はダメ」とやんわりと突っ込み。確かに、「極楽」はマズイなw。
丈瑠の疑念:
戦いが終わって、志葉家に戻った面々。彦馬さんが皆を労うが、その彦馬さんに鋭い視線を投げる丈瑠。そんな丈瑠の視線を浴びながらも平常を装う彦馬さん。
ただならぬ気配を感じたのかと思いましたが、実は…、という展開。
海東v.s.源太:
源太との「捕物」の最中、一息の海東。烏賊折神の様子を見ると、烏賊ちゃんの「スミ」攻撃に合う。難なくそれは交わすが、その最中、源太に追いつかれる。源太のしつこさ(って、当たり前だがw)に辟易の海東。ディエンドに変身し、ライアとシザース(共に from 龍騎)を召喚し、源太にけしかける。源太もシンケンゴールドに変身、ディエンド、ライア、シザース相手に立ち回り。
「寿司屋」相手だからか、召喚したのはライア(エイ)、シザース(蟹)の「海産物ライダー」。「平成ライダー」で海産物モチーフといえば、あとは「キバ」の「バッシャー」(半魚人)と「電王」の「ロッドフォーム」(亀)くらいか。でも、後の二人は「寿司ネタ」にはならないもんなぁw。
「骨のシタリ」が動き出したよ:
ディエンドとシンケンゴールドの戦いを隙間から見ていた「骨のシタリ」。見たことの無いディエンドの姿を見て、「チノマナコ」に探りを入れさせる。
シンケンゴールドとの戦いの最中、チノマナコの気配を感じるディエンド。シンケンゴールドもアヤカシの出現に気付く。「骨のシタリ」に言われた通り、ディエンドを突っつくために攻撃を仕掛けるチノマナコ。チノマナコの一斉射に烏賊折紙の入ったアイスボックスを手放してしまうディエンド。そのアイスボックスを手にしようとするチノマナコからアイスボックスを守ろうと飛び込むディエンドだが、ディエンドライバーを奪われ、チノマナコの斉射を喰らってしまう。変身が解けてしまった海東にディエンドライバーを向けるチノマナコ。そんな海東を守るシンケンゴールド。だが、ディエンドライバーの弾丸を捌ききれず、シンケンゴールドも変身が解除してしまう。ディエンドライバーの力に魅入られたチノマナコ、そのまま持ち去って姿を消してしまう。
丈瑠と彦馬さんのいざこざ:
志葉家の屋敷内で写真を撮りつつ、情報収集の士。奥の間で丈瑠と彦馬さんの言い争いの場に居合わす。丈瑠が彦馬さんに鋭い視線を投げていたのは、彦馬さんの持病の腰痛がひどいため、病院へ行くように言ったにもかかわらず、彦馬さんは屋敷内に残っていたからであった。その彦馬さんの言い分は
「アヤカシがいつ現れるかわからぬ今、爺がいなければ留守を守るものが居りません」
しかし、丈瑠は「黒子」がいるだろうと彦馬さんをなんとか医者へ行かせるようにします。それでも聞き分けのない彦馬さんに
「頑固じじい」
とボソッと。「じじい」に反応の彦馬さん、皮肉っぽく諌める。結局、お互いの言い分を言い合い、けんか別れの状態に。
暴走するチノマナコ:
ユウスケも黒子として志葉家に潜入するも、士に見つかり、連れ出される。その二人の前に傷ついた海東が現れる。そして、ディエンドライバーを手にしたチノマナコも現れる。大体の事情がわかった士、ユウスケに海東を任せ、チノマナコに立ち向かう。
ディケイドとチノマナコの戦いを隙間から覗く骨のシタリ。普通なら「水切れ」を起こしているはずが、まだ「この世」にいるチノマナコに疑問を抱く。
そんなチノマナコ相手に、「電王・ソードフォーム」にカメンライドするディケイド。徐々にディエンドライバーを使いこなしていくチノマナコに苦戦する。そして、コンプリート・フォームにフォームチェンジし、「電王・ライナーフォーム」を召喚。「電車斬り」を決めようとするが、かわされてしまい、チノマナコを逃がしてしまう。
ディエンドライバーの力に魅入られたチノマナコ。ついに、ディエンドのカードを装填し「カメンライド」(?)。ディエンドの力を身につけてしまう。そしてナナシ連中を引き連れ暴れ始める。
と、「掟破り」ともいえる、全く関係の無い「シンケンジャーの世界」にやってきた今回のエピソード。頭にも書いた通り、今回の脚本が小林靖子と、「ライダー」、「戦隊シリーズ」で共通の脚本家であることから実現したものです。で、今回、コンプリート・フォームで使ったのが「電王」。これは「電王」のメインライターが小林靖子だったことからでしょう。
#ちなみに、「電王の世界」編の脚本も小林靖子。
ディエンドが召喚したライダーがライア、シザースと共に「龍騎」からなのも小林靖子だからと言うのもあるかもしれません。
#「龍騎」は小林靖子と御大、井上敏樹の分業
とはいえ、「寿司屋と戦わせるのだから、寿司ネタにあるようなライダー」で選んだら、たまたまライア(エイ)とシザース(蟹)になったのかもしれませんがw。
#多分、こっちだと思うw
ディエンドライバーを手にしたチノマナコ、ディエンドのカードで変身したその姿からナナシ連中が飛び出してきましたが、ディケイド、ディエンドの「スリットデザイン」って、よくよく考えたら「隙間だらけ」のデザインなんだよねw。なので、外道衆にとっては「もってこい」の存在かもw。
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