ディケイド:第26話 RX! 大ショッカー来襲
ついに「昭和ライダー」の世界に突入。訪れたのは「RXの世界」と「BLACKの世界」。
倉田てつを氏も20年振りに南光太郎を演じ、「仮面ライダーBLACK RX」と「仮面ライダーBLACK」の両方に再び変身してくれてます。
劇場版公開が近いことと、終盤ということもあってか、かなり出てきてますね。まずは「平成ライダー」シリーズでは
- ハイパーカブト(from カブト)
- ケタロス(from 劇場版カブト「GOD SPEED LOVE」)
- ヘラクス(from 劇場版カブト「GOD SPEED LOVE」)
の3人。昭和の方も「仮面ライダーX」が回想シーンで登場。
霞のジョー:
「RXの世界」にやってきた一行。今回の士の仕事は「霞のジョー」って、「一個人」じゃん!「昭和」の香りを漂わすファッションをユウスケに突っ込まれるw。まあ、「仮面ライダーBLACK RX」は「昭和」と「平成」を跨った作品ですからね。とはいえ、「昭和」をほとんど知らない(門矢士役の井上正大は1989年3月生まれなので「平成」なんだよね)3人に「昭和…」といわせるのも。
#まあ、この3人だからこそかも
#しれないが。
太陽の子!:
#「エステバン」ではないwww
そんな「昭和ファッション」の士を「霞のジョー」と誤認して襲いかかろうとする「クライシス帝国」(「仮面ライダーBLACK RX」の敵組織)。そして、やはり「霞のジョー」と誤認して、一人の青年(=南光太郎)が士達を守ろうとする。そして、変身!
「俺は太陽の子!仮面ライダーBLACK! RX」
この世界を守る仮面ライダーである。
そういえば、「昭和ライダー」が変身後に名乗ってたのに対して、「平成ライダー」は名乗りが無いね。
イマジンとファンガイアの乱入:
怪魔ロボット、シュバリアンと戦うRX。だが、パワーではシュバリアンが上で苦戦する。そこで、ロボライダーに変身し、ボルティック・シューターを放つ。互角の戦いになるも、シュバリアンの背後からイマジンとファンガイアが現れ、ロボライダーに襲い掛かる。未知の敵登場にピンチになるRX。士はディケイドに変身し、RXを援護する。そして、アギトにカメンライドし、シームーン・ファンガイアを倒す。
「昭和」にもその名が轟く「ディケイド」w。
何のために戦う:
クライシス帝国と戦う南光太郎。だが、その戦いの中にクライシスとは別の勢力が介入し始めたらしく、「霞のジョー」がそれを調査していたのだが、行方不明となってしまったとのこと。この世界でも「破壊」と「融合」が起きており、それを正すのが士の役割と直感する夏海。だが、これまでもそうしていながら、結局「自分がいた世界」ではなかったことの繰り返しから、自分が「世界」に介入する必要があるのかと疑問視する士。
士達のやり取りを聞いて、「俺は今霞のジョーを取り戻すために戦っている。君も仲間のために戦えるんじゃないのか?」と士に問いかける。だが、逆に「あんたはそんなこと(=仲間)のために一生戦い続けるつもりか?」と問われる。答えに詰まる南光太郎。そして士は「通りすがり」を決め込もうとその場を去る。
再生アポロガイスト登場:
この世界でも疎外感を味わう士。だが夏海は、例え「士がいるべき世界」が見つからなかったとしてもずっと側にいる、士の「帰る場所」になると励ます。だが、士はそんな夏海の優しさをたやすく受け入れられなかった。
そこに、「時空の壁」を越えて再生アポロガイストが現れる。士(=ディケイド)を始末するためである。変身しようとする士の手からマグナムショットでディケイドライバーを弾き飛ばすアポロガイスト。そして、仮面から「パーフェクター」を外し、士にかざす。危機を察した夏海、アポロガイストと士の間に入り士を庇う。そして、士の代わりに「命の炎」を吸い取られてしまう。ユウスケはクウガに変身するも、アポロガイストたちは「時空の壁」の向こうに消えていってしまう。
ということで、ライダーどころか、敵幹部の「アポロガイスト」まで登場。後に海東の説明もありますが、その割には、体は「再生前」ですね。ってか、仮面が「再生アポロガイスト」といった方が早いかw。しかし、アポロガイストって、「パーフェクター」を手に入れたんだったっけ?
#んなわけないかw
アポロガイストの出自については海東の説明通り。そして、再生するも寿命に制限(多分、1ヶ月は正しかったと思う)がついてしまい、延命するには「仮面ライダーX」の持つ「パーフェクター」(実はXライダーの変身アイテム。でも、「大変身」になってからどういう扱いになったかは失念)が必要だったんですね。
「仲間」のために戦う:
アポロガイストに「命の炎」を吸い取られ、危篤状態になった夏海。なす術なく、ただ黙って見守ることしかできない士とユウスケ。そこに鳴滝が現れ、ディケイドと関わったものは破滅を迎えると、あくまでもディケイド(=士)を貶める。
夏海がこのような状態になったことで、自分が「もう一人では無い」ということに気付かされた士。そんな士達の前にディケイドライバーを手にして海東が現れる。そして、アポロガイストのことを士達に説明する。その説明を聞いてアポロガイストから「パーフェクター」を奪い取ろうと決意する士。だが、「パーフェクター争奪戦」をでっち上げ、士の邪魔をすることを宣言する海東。そして、
「勝負はフェアじゃないとね」
と、ディケイドライバーを士に返し、海東は立ち去る。
ここに来て、海東の行動が「え?」っと思えてしまう。しかし、あくまでも「仲間」ではなく、「ライバル」として存在させたいのねディエンドは。
街で暴れるクライシス。そこにアポロガイストが現れ、「大ショッカー」の傘下に入るようクライシス皇帝に伝えるよう、シュバリアンに忠告する。だが、その申し出を拒否するシュバリアン。アポロガイストは実力行使に出る。
クライシスとアポロガイストたちの戦いを見つけた士。アポロガイストからパーフェクターを奪おうと踏み込もうとしたところに南光太郎が現れる。そして、士の問いに
「俺は霞のジョーを失ってから、ずっと一人で戦い続け、そのことで余計に仲間のありがたみを知ったんだ。俺は戦い続ける。仲間の為になら!」
と応える。士も「仲間のありがたみ」を知った今、「それも悪く無いかもな…」とその意を噛みしめる。そして、共に変身し、アポロガイスト達に挑む。
もう一人の光太郎:
クライシスを相手に戦うRX。パーフェクターを奪うためにアポロガイストと戦うディケイド。そこにディエンドが割って入り、ケタロスとヘラクスをディケイドに仕向け、アポロガイストに挑む。だが、ディエンドでもアポロガイストには歯が立たず、「INVISIBLE」で姿を消す。
ディケイドもケータッチでファイナルカメンライドし、コンプリートフォームになると、ハイパーカブトを召喚して「マキシマム・ハイパー・サイクロン」でケタロス、ヘラクスを一掃する。
またも「時空の壁」を越えて逃げるアポロガイスト。ディケイドは追おうとするも、シュバリアンが邪魔をする。RXはバイオライダーになり、液状化すると、シュバリアンたちを足止めし、ディケイドにアポロガイストを追わせる。「時空の壁」の抵抗を受けながらも壁を越えたディケイド。そこに再び南光太郎が現れる。その姿を見て「まだRXの世界なのか」と愕然とするが、南光太郎が変身して表わした姿は「仮面ライダーBLACK」。
倉田てつを氏まで登場し、ついに「昭和」の世界までに踏み込んだディケイド。しかも、「RX」と「BLACK」の2本立てです。ということで、倉田てつを氏も「RX」と「BLACK」の両変身ポーズを久し振りにとってくれました。でも、この「変身シーン」で「RX」と「BLACK」の世界観を対比してくれた演出はいいですね。確かに「BLACK」は「闇」、「RX」は「光」のイメージなんですよね。
#これはそれぞれの出自を知れば明白。
しかし、当然といえば当然ですが、やはり「老けました」ね、倉田てつを氏。
ヘリが飛ぶ画を見て、「ヘリの中で説明するのか?」と思いましたが、さすがに違ってましたねw。
#「RX」の世界においては、南光太郎はヘリの
#操縦免許を持っていて、叔父である佐原俊吉が
#営む航空会社に勤めているという設定だったから
さて、来週は劇場版と同様に「BLACK」と「BLACK RX」が並び立つようです。
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