ディケイド:第27話 BLACK × BLACK RX
「RXの世界」編の後編。
アポロガイストは生き延びて、まだ「大ショッカー」を引っ張る。そして、シルエットだけであの男が登場。
さて、今回登場したライダーは
- ファム(from 劇場版 仮面ライダー龍騎)
- アギト・シャイニング・フォーム(from 仮面ライダーアギト)
暗闇での戦い:
「時空の壁」を越え、「BLACKの世界」にやってきたディケイド。そこに南光太郎が現れ、仮面ライダーBLACKに変身。やはりディケイドを「世界の破壊者」として迎え、世界を守るためにディケイドとの戦いを始める。そこにディエンドが現れ、ファムを召喚してBLACKに仕向け、その隙に逃げる。
海東からここは「BLACKの世界」であることを聞かされる士。「RXの世界」にいた南光太郎とは姿形は同じでも全くの別人であると聞かされる。
ゲームのつもりはない!:
自分を助けたことの真意を海東に問う士。海東はあくまでも士との戦いはフェアで行きたいと応える。それならばと、アポロガイストからパーフェクターを奪うまでの間は共に戦えと詰め寄る士。だが、そういった「馴れ合い」を嫌う海東はそれを拒む。夏海の命が危ないことを理由にさらに詰め寄る士。だが、夏海のことはどうでもいい海東は
「それを楽しみたまえ。これはあくまでも僕と士とのゲームなんだ」
と冷たく言い放つ。「RXの世界」に来て、仲間の大切さを知った士は、その言葉に怒りを覚え、海東を殴る。だが、海東は士の一撃を受けながらも、
「何か、こういうの、青春ぽいね。僕は嫌いだけど!」
と士に蹴りを返し、その場を去る。
しかし、海東に一発入れた後の士が「変」!
対決!アポロガイスト:
街中を歩くアポロガイスト(人間態)。花を手に取るが、アポロガイストの手の中で、一気に枯れてしまう。妙な気配を感じるアポロガイスト。その時、車のフロントガラスから龍騎にカメンライドしたディケイドが現れる。「ミラーワールド」を巡って、アポロガイストを探していたのだ。そして、パーフェクターを掛けての決戦を申し出る。アポロガイストもそれを受け、「アポロチェンジ」。街中で戦闘を始める龍騎:ディケイドとアポロガイスト。二人の戦いの混乱の中、一人の少女が躓いて倒れこむ。そして、アポロガイストは卑怯にもその少女を「盾」として拾い上げる。そこにディエンドが現れ、情容赦なくアポロガイストを撃とうとするが、少女を助けるため、龍騎:ディケイドはアポロガイストの前に「盾」となって立つ。
「子供はどこの世界に行っても宝だ!宝を傷つけるのはお前の主義に反するだろ!」
とディエンドを責めるディケイド。その時、BLACKが割って入り、アポロガイストを打ちのめすと、少女を助け出した。そして、
「君は、世界の破壊者じゃないのかもしれないな」
とディケイドと共にアポロガイストに立ち向かう。だが、アポロガイストは
「ディケイド、お前はもう、この世界から抜け出せない」
と意味深な言葉を残し、去ってしまう。
「世界」を超えた仲間:
一人「ゴルゴム」と戦っていた南光太郎。だが、その「ゴルゴム」が「大ショッカー」と手を組み、次々と敵を送り込んでくる戦いに「果て」を見出せない南光太郎。
「あんたに仲間はいないのか?」と問う士。
「いるさ。どんなに辛い状況になっても、俺と一緒に戦い続けると言ってくれたよ。この『BLACKの世界』に閉じ込められながらもな。いつか『RXの世界』の世界の光太郎に伝えたいと言っていた。『BLACKの世界』でも戦い続ける仲間がいるということを」
と、今では支えてくれる仲間がいることを明かす光太郎。そう、その名は
「霞のジョー」
当人出てないのに、すごい存在感だなw。
#しかも脇役だったのに。
そこに、シュバリアンが現れる。ついにクライシス帝国も大ショッカーと手を組んだらしい。新たに「時空の壁」から同士を送り込むシュバリアン。
「『RXの世界』の南光太郎は言ってたぜ。仲間のためなら、一生戦い続けるって」
と「BLACKの世界」の光太郎を励ますかのように伝える士。そして、その言葉に「希望」を見出し、戦い続けることを誓う「BLACKの世界」の南光太郎。
通りすがりの仮面ライダーだ:
シュバリアンと戦うディケイドとBLACK。そして、シュバリアンがチャップスを呼び出した時、「RXの世界」と繋がる。「RXの世界」では南光太郎がアポロガイストと対峙していた。「壁」越しにそれぞれの世界を覗き込む。その時、BLACKは「キングストーン・フラッシュ」を放ち、「壁」に穴を開け、ディケイドを「RXの世界」に送り込む。
「壁」を越えて戻ってきた士。アポロガイストはさらにオルフェノクらを呼び出し、二人を始末しようとする。
「例え勝ち目はなくても、戦わなければならない時がある。この男はそうやって一人で戦ってきた。大切なものを取り戻すために!」
士の言葉を「そういうのを無駄な抵抗というのだ」と一笑に付すアポロガイスト。
「一人では無理かもしれない。だからこそ助け合い、一緒に支えあう相手が必要なんだ!世間ではそれを仲間というらしい」
と光太郎を称え、アポロガイストに戦いを挑む。
決戦:
「BLACK」のカードを手に入れたディケイド。だが、すかさずそれを奪い取るディエンド。
「このカードは君には使えない」
と、ディエンドライバーに装填し、「BLACK」の南光太郎を召喚する。並び立つ「二人の南光太郎」。そして、それぞれがRX、BLACKに変身し、ディケイド、ディエンドと共に大ショッカーに挑む。
多数の怪人に劣勢を強いられるライダー。だが、ディエンド、ディケイド・コンプリート・フォームが徐々に盛り返していく。そして、アポロガイストと対峙するディエンド、ディケイド。連係プレイの後、ついにアポロガイストからパーフェクターを奪い取る。だが、ディエンドはすかさず奪い取ると姿を消す。
そこにユウスケが士を迎えに来る。アポロガイストとの決着を引き受け、士を夏海の下へ向かわせるRX。そして、
「アポロガイスト、お前が一人で戦うというならこっちも一人で戦おう」
と、一対一の決闘を申し出るRX。それを受けて立つアポロガイスト。激闘の末、リボルケインをアポロガイストに突き立てるRX。往生際の悪いアポロガイストはサイ怪人を呼び出し、RXを振り払う。だが、BLACKが援護に入り、ライダーパンチをサイ怪人に放ち、倒す。そして、ダブルライダーキックをアポロガイストに放つ。旗色の悪くなったアポロガイストは「時空の壁」を越えて退散するのであった。
仲間:
ユウスケに連れられて病院に来た士。だが、既に夏海は事切れており、静かに眠っていた。そこに海東が現れ、
「キミたちのお宝って、そんなものか」
と場に水を差す。
「つまんないねぇ、お宝が仲間だなんて」
と、さらに追い討ちを掛ける。士が掴みかかろうとすると、パーフェクターを士に渡す。そして、
「これからはちゃんと、僕を見ていてくれよ」
と言い残すと、その場を去っていく。結果としてパーフェクターを手に入れた士。夏海を生き返らせるために、まずは自分の「命の炎」を吸い上げさせ、そのパーフェクターを夏海の顔に付けると、今度はその「命の炎」が夏海へと照射された。こうして、夏海は息を吹き返し、いつもの3人が揃うのだった。
本来ならば、並び立つことがあり得ない「RX」と「BLACK」の共演。これはディケイドが「それぞれのライダーは並行する世界に存在する」という考えの下に作られていることから実現できたことですね。しかも、BLACKとRXがカタをつける形でまとめられていて、これまでのディケイドにはなかったパターンでのエピソードの締めくくりでした。
#まあ、ファイナル・フォーム・ライドなんて
#できるわけないし
ラストシーンでアクロバッターも出てましたが、南光太郎としては乗らないんだよね。
#普段は倉庫に待機。
#これは「BLACK」のバトルホッパーも同じ
そして、次に巡るは「Amazon 」じゃなかった、「アマゾンの世界」。しかし、アマゾンを演じるのって、誰?
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コメント
>アマゾンは坂本エンリケっていうモデルらしいよ
>でも、予告編見た限りでは、かなりハマってる
確かに!予告編を見た限りではご本人よりも「アマゾン」らしいかもと思いました。
アマゾンといえば、カタコトの日本語ですが、あの顔立ちにピッタリはまりますよね。
#本来の意味合いとは違いますが
で、Wikipediaで調べてみたら、ペルーと日本のハーフなんですね。ペルーといえば「南米」。アマゾンも南米なので、考えたキャスティングだなと。
#後は、「ワイルド」さがどれだけ
#表わされるかですかねw
>さすがに今や漁師になってるご本人(岡崎徹)…
ですねw。いっそ、銛を使った漁師役とかででもw。
#普通の漁師じゃダメですw
#ちょっとワイルドさが無いとw
投稿: あ~かいば | 2009年8月 3日 (月) 23時01分
アマゾンは坂本エンリケっていうモデルらしいよ
さすがに今や漁師になってるご本人(岡崎徹)登場とはいかなかったね
でも、予告編見た限りでは、かなりハマってる
元々、岡崎もイケメンだったし
投稿: FusionJack | 2009年8月 3日 (月) 20時15分