ディケイド:第29話 強くてハダカで強い奴
「アマゾンの世界」の後編。ここに来て、鳴滝が海東にディエンドのパワーアップカードを渡してますが、どうやら「ILLUSION」だったらしい…。
「これまでの仮面ライダーディケイドは」で、前回放映分のカットからアポロガイストのマグナムショットの弾丸をディケイドが弾くショットがあったが、よくよく見れば、マサヒコを狙って弾いているようだ。
敗走:
マサヒコを守るためにマグナムショットの跳弾を受けて倒れたアマゾン。命を落しそうな目に遭っても、なおも大ショッカーを信じるマサヒコはアマゾンから「ギギの腕輪」を奪い取ってその場を逃げ出してしまう。ダメージで身動きが取れないアマゾンに迫り来るアンノウン、マンティスロード。そこにクウガが入り、タイタンフォームに変身してこれを撃破。
一方、十面鬼とアポロガイストに苦戦のディケイド。そこにディエンドが援護が入る。だが、建前はあくまでも「十面鬼のガガの腕輪を奪うこと」である。だが、ダメージのひどいディケイドはディエンドに提案し、斬鬼、威吹鬼、轟鬼を召喚し、その間に姿をくらまして逃げ延びる。
何とか難を逃れた士。だが、傷ついた体で思うように動けない。そこに夏海が現れて、士に肩を貸して連れて行く。その様子を陰から見ていた海東。その海東に鳴滝が近付く。そして、「ディケイドを倒してくれるのなら」と海東にディエンドのパワーアップカードを差し出す。とりあえず、鳴滝の依頼を承諾し、カードを取ると士達を追うことに。
と、ここでパワーアップカードが出てきて、どうなるのかと思いましたが、「ILLUSION」だったわけですね。
絆:
「大ショッカースクール」の保健室に紛れ込んで、傷の手当てをする士と夏海。「RXの世界」で士が自分に「命」を分け与えてくれたことをユウスケから聞かされたという夏海。だから「無理をしないで」と士に願う。そこに、アマゾンを連れてユウスケが入ってくる(考えることは同じか)。アマゾンから「ギギの腕輪」がマサヒコに奪われたことを聞かされ、悲しみに沈む面々。保健室の机の上にマサヒコ親子の写真があるのを見つけた士。その中のマサヒコは今よりもずっと生き生きとしていた。そこにリツコが入ってくる。士達を見て警笛を鳴らそうとするが、士は「最近、この写真を見たことがあるか?」とリツコに問う。さらにマサヒコがアマゾンから「ギギの腕輪」を奪っていったことも明かすユウスケ。だが、リツコも大ショッカーを信じきっているので、士達の言うことには耳も貸さず、警笛を吹き鳴らし、戦闘員を呼び寄せる。やむを得ず、保健室から逃げ出す面々。
裏切り:
大ショッカースクールに戻り、アマゾンから「ギギの腕輪」を奪ったことを報告するマサヒコ。アポロガイストを介して、十面鬼に渡される。そして、「全人類怪人化計画」を実行に移そうとする十面鬼とアポロガイスト。そして、褒美として、その第一号にとマサヒコを改造しようとする。
一方、大ショッカースクールから逃げ出してきた士達は「光寫真館」に戻ってくるが、中は荒らされていた。栄次郎やキバーラも居ないようである。この有様に「もう、この世界にアマゾンの安住の地は無さそうです」と落胆するアマゾン。栄次郎とキバーラを見つけて、この世界から出ようという士。だがアマゾンは
「アマゾンはどうすればいい?」
当て所の無いアマゾンはどうすればいいかがわからないままだった。そんなアマゾンにユウスケは
「一緒に来ればいいよ。この世界に馴染めないなら、別の世界に旅立つしかない」
とアマゾンを誘う。だが、夏海は
「でも、本当にそれでいいんでしょうか?士君があのユニフォームを着ていたというのは、マサヒコ君をあの写真の頃のような生き生きとした子に戻すということだったんじゃ…」
とまだ為すべきことをしていないのではと問う。しかしアマゾンはもう誰も信じられなくなってしまっていた。さらに士も
「マサヒコは大ショッカーを信じている。どうしてかはわからないが」
とマサヒコを救わなければならないという方向をアマゾンに示す。そこに海東が現れ、マサヒコが大ショッカーの手で改造されそうな事を知らされる。
トモダチ!:
手術台に縛られ、改造されそうになっているマサヒコ。そこに戦闘員が現れ、科学者を倒す。戦闘員の正体は士とユウスケだった。「ギギの腕輪」の在処をマサヒコに聞くユウスケ。だが、十面鬼達がやろうとしている計画の一部始終をマサヒコから聞かされ、その計画を阻止しようとする士。
マサヒコを連れて逃げ出したユウスケ。その最中、リツコに再会する。事の真相をリツコに話すマサヒコ。そして、アマゾンに頼ろうとするが、ユウスケからアマゾンは一緒に旅に出ることを聞かされる。その理由を聞くマサヒコ。ユウスケはただ、「アマゾンは誰も信じられなくなったと言った」と伝える。自分がしたことに責任を感じるマサヒコ。そして、一人で駆け出す。
光寫真館。旅の支度をしていた夏海とアマゾン。そこにユウスケとリツコがやってくる。マサヒコが「ギギの腕輪」を取り返すために一人で大ショッカーに向かったことを話し、マサヒコを助けるようにアマゾンに頼むリツコ。リツコ姉弟は父親を亡くしたことで、心にポッカリと穴が開いたような状態にあった。そこに大ショッカーがつけいり、信者へと仕立てていったわけである。マサヒコもまた自分と同じように「安住の地」を探していたと知ったアマゾンはマサヒコを助けるために向かう。
「ギギの腕輪」を手に入れた十面鬼は試しにその力で幹部を魔化魍に変える。そこにディケイドが現れ、ディメンジョン・キックを放つが、十面鬼の「ディケイド返し」に合う。共に落下する十面鬼とディケイド。ディケイドは変身が解けてしまう。その時、マサヒコが十面鬼に飛び掛り、「ギギの腕輪」を取り返そうとする。そんなマサヒコを振り払う十面鬼。振り飛ばされるマサヒコ。だが、「ギギの腕輪」を取り返すことができた。そこに駆けつけるアマゾン。マサヒコに「トモダチの印」を送る。
通りすがりの仮面ライダーだ:
「また裏切られるのがオチだ」と嘲笑うアポロガイスト。「大ショッカーの世界に安住していればいいものを」とあざける十面鬼。だが、
「お前らの作った世界は最悪だ!人が人を疑い、誰も信じることができなくなった世界。だが、この男は違う!この最悪な世界で、信じることを忘れなかった。だから本当に信じあえる友達と出会えた!」
と士は二人の意見を真っ向から否定する。そして、共に変身し、十面鬼達に立ち向かう。
決戦:
激闘を繰り広げる四人。ディケイドはその最中、コンプリートフォームへと変身。また、アマゾンもアポロガイストに「大切断」を決め、アポロガイストに深手を負わせる。やむなく退散するアポロガイスト。そこに海東が現れ、ディエンドに変身、戦闘に加わる。新たなカード、「ILLUSION」で目くらまし戦法を掛けるディエンド。そして、ついに「ガガの腕輪」を手に入れる。その時、ディケイドの手にあった、謎のカードが「ガガの腕輪」のアイテムカードになり、アタックライドでディエンドから横取りする。アマゾンと共に十面鬼に攻撃を仕掛けるディケイド。555ブラスター・フォームを召喚し、ディエンドと共にファイナル・アタック・ライドを仕掛けるディケイド。そして、「ガガの腕輪」をアマゾンに渡し、アマゾンが「スーパー大切断」を決め、この世界の戦いに終止符を打った。
しかし、今回のコンプリートフォーム発動には緊迫感があったなw。「がんばれ!高岩さん!」の声が聞こえてきそうなw。
旅立ち:
共に分かり合えることができたアマゾン、マサヒコ、リツコの三人。そんな三人の姿を写真に収め、光寫真館へ戻る士、夏海、ユウスケ。そして、何故か海東が居座っていた。
「旅」の目的を考え出す夏海。これまでの旅で多くのことを経験したことを振り返るユウスケ。
「旅の答えは旅の中にのみ存在する」
栄次郎の言葉に、旅の意義を模索する面々。そして、記念に写真を撮ろうとスクリーンを変えると、そこに描かれていたのは「ライダー大戦」の図だった。
「アマゾンの世界」編が終わりました。しかし、ディケイド・テイストになったとはいえ、やはり
違うよねぇ
としか思えないエピソードだった。十面鬼も、もう少し、すごい能力を見せてくれるのかと思いましたが、何も無かったですねw。しかし、メインの顔が「ディケイド」を模ったものだったとは。まあ、確かにスリットが刻まれてるけどねw。
しかし、リツコは何のためにいたんだか。居ても居なくてもいいような感じになってしまいましたね。
#まあ、マサヒコの「支え」であった
#という点ではオリジナルと同じだが
さて、次回はついに「最後の世界」。第1話の「ライダー大戦」へと戻るようです。しかも、次回は「剣崎一真」が登場しますね。この剣崎はどういう風に描かれるんでしょうね。
#ちゃんと、「剣」の結末を引き継いで
#いるのかどうかが気になるところ。
さらには、芳賀優里亜も出るようですが、役は?予告だと「一つの世界にキバと剣は共存できない」なんてセリフが流れていることからすると、深央なのか?
#はたまた、全く別の役か?
アポロガイストもファンガイアの力を手に入れるみたいだし。
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