Emacs、2年ぶりにメジャーバージョンアップ
UNIXを使われる方にはお馴染みのテキストエディタ(という枠を超えていますが)、「Emacs」が7/29にメジャーバージョンアップをしていました。
#元記事はこちら
新しいバージョンは「23.1」。前バージョンである「22.1」が2007年6月にリリースされていたので、実に約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなります。
今回のバージョンアップでの特徴はUnicodeのサポート改善(UTF-8の完全サポート)、アンチエイリアスの対応、PDFファイルの表示やSVGファイル(ベクター形式のグラフィックス)の表示がサポートとなっております。さらに面白い機能として、デーモンモードでの起動が追加され、デーモンモードで起動したEmacsに対して、複数のターミナルやXクライアントからの接続を可能にしています。
#接続には今回のバージョンから追加された
#「emacsclient」を使用するようです。
前々から、「Emacsは環境である」と言われておりますが、デーモンモードの追加はまさにそれを色濃く出していますね。
で、試しにサーバーに入れてみました。私の場合、SSHによるリモート接続しかしないので、アンチエイリアスやPDFファイル、SVGファイルの表示は確認しませんでしたが、UTF-8のサポートは確かなものとなっております。Emacsと双璧をなすテキストエディタ「VIm」はすでにUTF-8のサポートはされているので、これでようやく「肩を並べた」感じになります。
デーモンモードは試せていません。というか、使う必然が…。
一応、EmacsはWindows版もあります。
#でも、デーモンモードは…。
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