WACOMの「BAMBOO」
この手の製品を使うのはイラスト関係とか、デザイン関係の方々が多いと思うのですが、そうでない人でも、楽しく使える「ツール」になるのかなと思えるのが、Wacomのタブレット、「BAMBOO」の新シリーズ。
Wacomといえば、PCで使うタブレット製品では有名で、プロ向けの「intuos」シリーズがありますが、ホビー向けというか、プロユースではないシリーズで「BAMBOO」シリーズというのも展開しています。
#昔で言う、「FAVO」シリーズですね。
で、この「BAMBOO」シリーズも内容を一新、「TOUCH」、「PEN & TOUCH」を出しました。これまで、ワコムのタブレット製品は最小の(多分、A5サイズかな)ものを除いて、タブレット上で動作するマウスを付けていましたが、今回の「TOUCH」、「PEN & TOUCH」ではマウスが付かなくなりました。
#なお、「TOUCH」では、ペンすらも
#付きません。
では、マウスの代わりに何を使うのかというと、「TOUCH」の名の通り、「指」なんですね。しかも、「マルチタッチ」(複数の「指」の動きに対応する)に対応しているので、「クリック」や「右クリック」、「ドラッグ」もできるんですね。
で、ヨドバシの店頭にあるので試してみたのですが、「マルチタッチ」は直感的の動作で、「お絵かき」をするような感じになります。
「iPhone」にあるジェスチャー、「ピンチ・イン」(「つまむ」ような動作で表示サイズの縮小を行なう)と「ピンチ・アウト」(「拡げる」様な動作で表示サイズの拡大を行なう)も使え、使うのが「楽しい」ツールになっているのかなと思います。
また、マウス的な動作についてですが、例えば、指一本でパッド上をなぞると、そのままマウスカーソルの移動になるのは当然ですが、「マルチ・タッチ」はここで本領を発揮。例えば、右手の人差し指でマウスカーソルを動かしているとしましょう。ここで、中指(人差し指の右側にある指であればどれでもだと思う)をパッド上に置くと、「右クリック」の動作になります。また、親指をパッドに置いたまま人差し指を動かすと、「ドラッグ」の動作になります。丁度、普段、マウスで行なっている「手」の動きがそのまま使えるような感じです。なので、違和感無く、「手」だけで操作ができる感じだったりします。
ただ、如何せん、「指」の動作で、機械的なところが省かれてしまうため、細かい動きには「…」だったりします。つまり、調整操作が得意じゃないんですね(どうしても、大雑把になってしまうため)。とはいえ、これまでにない操作感は試してみるのもいいかと思います。
#まあ、細かいところはペンでやれば問題ないと
#思いますので。
| 固定リンク | 0
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- honto、紙の本の通販ストアを終了(2023.12.04)
- 今年のAmazonのBLACK FRIDAYは(2023.11.18)
- Firefox、ソース管理をGitに一本化(2023.11.10)
- X、新規ユーザーに対する有償化テスト開始(2023.10.18)
- VBScript、非推奨となる(2023.10.10)
コメント