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2009年12月20日 (日)

シンケンジャー:第四十三幕 最後一太刀

ここでアクマロが退場。
十臓に人の「業」の深さを見た!
恐竜折神も加わって、まさしく、「全折神」が集結の一太刀!
そして、源太の心根の優しさが表されていましたね。




前回からの続き。

アクマロの策で「地獄」がこの世に現れようとする中、その余波で吹き飛ばされたシンケンジャーと十臓。その十臓の側に飛ばされた源太は「今ならば」と十臓を討とうとしますが、「『裏正』は十臓の家族の成れの果て」の話を聞いて同情し、そのまま見過ごしてしまいます。そして、志葉家に戻り、今後の対策としては十臓を止めるしかないと出た瞬間、自分の「甘さ」を痛感します。そして、その責任をとろうと一人、十臓の元へ向かい…。
と、源太というキャラクターが丁寧に描かれてました。五人と違って、「根っからの侍」ではない源太の「最後は情」となってしまうところが「悩み」となって描かれたわけですが、まあ、「江戸っ子らしさ」と言ったところでしょうかね。でも、また、それも人には必要なものですよね。

そして、十臓が見せた人の「業」の深さ。二百年前にアクマロから「裏正」を受け取ってますが、その瞬間に「裏正」の正体を見破っており(つまり、自分の妻の成れの果てと知って)、それでもなお、その「裏正」で人を斬り続けたという、衝撃の事実が。まさに、十臓の妻は浮かばれないですな(「人斬り」に走る旦那を止められなかったばかりか、旦那の「人斬り」の手伝いをする羽目になったので)。

アクマロの最後。己が欲望を満たすために、最後は「人の情」に訴えでていたアクマロでしたが(「裏正」が十臓の家族であることを明かして、その魂の解放と引換に「地獄」をこの世に出現させようとした)、十臓の本性までは見抜けなかったようで、最後はその十臓に斬捨られてしまいます。薄皮太夫の「人でないお前が、人の情を頼みにしたのが失敗だったな」の捨て台詞がアクマロの「哀れさ」を表していますね。
しかし、アクマロをして謂わしめていますが、十臓は「はぐれ」ではなく、本当の「外道」でしょうな。

最後は源太が密かに用意していたクリスマスツリー用のもみの木に飾り付けをして、クリスマスエピソードに仕上げています。ダイゴヨウが「星」の代わりになって、輝いてますw。そうか、ダイゴヨウって「光物」になるかw。

年内の放送は今回までで、次回は年明け、1/3から。

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侍戦隊シンケンジャーの第43話を見ました。第四十三幕 最後一太刀アクマロは極上の嘆きと苦しみを味わうことのできる地獄を見るために“裏見がんどう返しの術”を施していて、人の嘆きや苦しみを土地に直列に刻みつけていくと、それが楔となって大きな隙間が生まれ、その...... [続きを読む]

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