シンケンジャー:第四十八幕 最後大決戦
ついに、ドウコクが完全復活。
そして、「封印の文字」が明らかに。
さらには、「え~~~っ!」な展開(笑)。
「未練」の象徴たる「三味線」を手放し、永年込められていた怨嗟が噴き出したことによって三途の川の水が増し、血祭ドウコクが復活した。薄皮太夫は、ようやく、自分の「心」を満たすことができ、ドウコクの腕の中で「無」に帰した。
ついに、志葉家と外道衆の永年に渡る戦いに終止符が打たれる時が来た。薫は「封印の文字」を使うため、ブルーにシンケンマル、グリーンに恐竜折神を託し、他の五人に時間稼ぎを頼む。一丸となってドウコクに立ち向かうシンケンジャー。だが、復活したドウコクの前では敵ではなかった。一方、薫は崖の上で一筆一筆に力を込めて、「封印の文字」を書き出していた。五人が束になっても敵わないドウコク。そして、ドウコクの刃が薫に向けられた時、薫も封印の文字を書き上げ、その文字をドウコクに放つ。封印の文字に押し飛ばされるドウコク。ようやく決着がついたかと思いきや、燃え盛る炎の中からドウコクが立ち上がってきた。ドウコクに薄皮太夫の面影を見るピンク。ドウコクは「はぐれ外道」であった太夫を取り込むことにより、「人間の体」を手にしたのである。そのため、「封印の文字」の力が半減されたのだった。思わぬ事態に驚く一同。そして、ドウコクの反撃にあい、満身創痍となる。丈瑠が「煙」の文字で煙幕を張り、その場から逃れることに。
「封印の文字」が効かぬと分かり、どう対処するかを考える志葉家。薫は丈瑠を呼び出し、ある「策」を話す。広間に集まり、薫は志葉家当主の座から退くことを宣言する。そして、新たな当主として丈瑠を立てたのだった。丈瑠が志葉家の人間ではないことを理由に憤慨する丹波、だが、薫は家系図を見せ、自分の次に丈瑠の名が連なることを見せる。つまり、薫が丈瑠を「養子」として志葉家に迎え入れ、「十九代目当主」としたのである。薫の思わぬ行動に驚く一同。だが、心より、それを受け容れる。丹波は封印の文字が効かぬ今、どのようにしてドウコクを封印するのかを丈瑠に訊ねる。丈瑠の答えは
力でねじ伏せる!
どうあがいても、ドウコクを倒す以外に外道衆に勝つ道は残されていない。まさに「背水の陣」となったのである。その覚悟を皆に示す丈瑠。その時、スキマセンサーが反応する。三途の川の水が溢れかえり、人の世に流れ出てきたのだ。そして、その流れに乗って六文船も現れる。一気に人の世に攻め入れる外道衆。だが、丈瑠を、改めて、真の当主として迎え入れたシンケンジャーが外道衆の大群を迎え討つ。
ということで、ついに「封印の文字」が出ました。
しかし、第二水準漢字にも見当たらないですねぇ。作ったのでしょうか?(でも、門構えの中が旧字っぽいですよね)でも、わからないわけではないですね。「封印」なので、この世から隔絶させるという意味で部首に「門構え」を選んでいるんでしょうね。で、「火」(志葉家当主のモヂカラ)で「悪」(「悪」の字でもないような気もするが)を焼き払うといったあたりでしょうか。
それより驚いたのが、薫の考え。今の志葉家には丈瑠が必要な存在であることは承知しており、丈瑠を留まらせるために「丈瑠を自分の養子として迎える」という行動を採りました。これには驚き(笑)。確かに、世継ぎがいないところでは「お家断絶」を防ぐために養子を迎えるということは習いとしてはありますからね。とはいえ、「自分より年上の者」を「息子」として迎えるとは「天晴」な心の持ち主です。しかし、これで丈瑠も「真の殿」となり、丸く収まる事になりました。
さて、次回は最終回。どのような決着を見せてくれるでしょうね。
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