シンケンジャー:第四十六幕 激突大勝負
十臓とともに、ひたすら剣を交える丈瑠。
そんな丈瑠を身を挺して諌める彦馬さん。
たとえ、「偽りの主君」だったとしても、苦楽を共にした日々に絆の深さを表す流ノ介達。またそれ故の苦悩も…。
やはり、松澤一之は「おじゃまキャラ」だったなw。
そして、騎馬戦!
十臓と剣を交える丈瑠。それぞれが一進一退を繰り返し、決着はなかなかつかない。そして、源太はダイゴヨウと一緒に丈瑠を探し続ける。
一方、屋敷では丈瑠の行き先に心当たりのある彦馬さんがそこへ向かおうとしていた。そこに戦いを終えて戻った四人。丈瑠の元へ向かうのだと直感した四人は彦馬さんと一緒に向かおうとする。そんな四人の心づくしに詫びる彦馬。そこに丹波が現れ、四人の侍が守るべきは真の当主である薫のみと丈瑠のことは捨ておこうとする。だが、影武者とは言え、十七年もの間、志葉家の当主に足らんようにと育ててきた彦馬は丈瑠を探しに飛び出す。丈瑠の「影武者」としての働きに対し、何ら労いの無い丹波に対し、丈瑠がいたからこそ、封印のモヂカラを習得する時間が稼げたのだと薫は丈瑠の働きに敬意を表する。だが、「影も役目を終えてほっとしているでしょう。何せ、すべてが嘘だったのですから」と心無い言葉を発する丹波。堪りかねた薫は丹波に猿轡を施す。
姫様、グッジョブ!
しかし、薫もただの箱入り娘ではなく、丈瑠らの働きを理解し、また彼らの力が必要であることを知ってくれているというのがわかるので、流ノ介達の苦悩もわかるんですよね。
果て無く続く丈瑠と十臓の決闘。疲弊したところに彦馬さんが現れる。「闇雲にただ斬り合うだけでは外道衆と同じ」と、丈瑠を諌める彦馬。決着をつけようと斬りかかる十臓。彦馬を守るため、十臓の剣を受け流し、逆に斬り返す丈瑠。だが、勢い余って、彦馬と共に崖下へと落ちてしまう。
一方、屋敷に残った四人は苦楽を共にした丈瑠と共に戦うか、侍として薫と共に戦うかを悩んでいた。丹波の言葉からこれまでの接し方が逆に丈瑠を苦しめていたのではないかと思い悩むことは。そんなことはを慰める茉子。その時、「隙間センサー」がアヤカシを感知、向かおうとするところに薫が現れ、
「皆思うところはあるだろうが、私と共に戦って欲しい。頼む」
と、共に力を合わせて戦うことを望む。
一足先にオボロジメと戦っていた源太。だが、思わぬ力の差に苦戦を強いられる。変身が解け、絶体絶命かと思われた時、薫を筆頭に五人が現れ、外道衆と戦いを始める。丈瑠と共に戦った時と変わらずに戦う四人の姿を見て、訳がわからなくなる源太。その源太の気持ちを汲み、
「もっと憎たらしい姫様だったら、簡単だったのにな」
と本音を漏らす千明。だが、それでもなお、丈瑠が仕えるべき君主(であり、友)と考える源太は割り切れない。
この千明の言葉が四人の心を物語ってますね。薫がただ「君主の座」に胡座をかいているだけの人間であったならば、無条件に丈瑠の元へと向かっただろうというのがこの一言に込められてます。
崖下に落ちた丈瑠と彦馬。落下の際、丈瑠が彦馬を庇っていたため、二人とも大した怪我にならずに済んだ。気がついた彦馬は丈瑠に対して詫びる。志葉家存続のため、丈瑠を十八代目当主に祭り上げ、さらには父親を犠牲にさせてしまったこと、このことで丈瑠親子に無用な重責を背負わせてしまったことをである。
そこに十臓が現れ、丈瑠に戦いを強いる。無益な戦いをさせぬよう止める彦馬。だが丈瑠は十臓との決着を付けるべく、再び剣を採り戦いを始める。
ついに形になりましたね、「騎馬戦」。かつて「ギンガマン」、「マジレンジャー」(「マジ」はレッドだけだったが)と馬に跨るのはありましたが、疾走するだけで戦うというのは無かったと思います。実際、難しいですしね、馬という「意思のある」ものに乗って剣を振るうわけですから。まさに「人馬一体」とならないとできないことです。
ロボ戦も「三の目」が出て、サムライハオーでも大苦戦となる展開でしたが、今回は「サブ」な扱いでしたね。しかし、「モヂカラ大弾円」の時、「海老」と「烏賊」のモヂカラは誰が出したんだ?
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