Firefoxの「Personas」で遊ぶ
Firefox 3.6から搭載された簡易スキン機能「Personas」。再起動無しにFirefoxの外観を手軽に変えることが出来る機能ですが、現在では40000を超える作品がギャラリー にアップされています。
さて、これだけの作品がアップされているということは、簡単に作れるものなのかなと思ったりしますが、これが実際に簡単に作れるのです。
作り方の手順はこちらにも書かれているので、ここでは簡単に。
まず「Personas」ですが、ヘッダー画像(ブラウザ上部に表示。メニューバー/ツールバーのところですね)とフッター画像(ブラウザの下部に表示。ステータスバーのところです)の2つの画像を用意します。それと、確認(と「Personas」の作成)のために「Personas Plus」 というアドオンをFirefoxにインストールします。
で、用意する画像ですが、まずヘッダー画像は横が3000ピクセル、縦が200ピクセル、フッター画像は横が3000ピクセル、縦が100ピクセルの大きさのJPEGかPNG形式の画像ファイルです。
さて、ここで、画像を作る際の注意点ですが、ヘッダー画像は「右上を起点に展開」、フッター画像は「左サイドを起点に展開」されるということです。つまり、ヘッダー画像に関しては目を引きたい要素を画像の右側に配置するわけです。通常のコンピュータの座標系の考え方と変わっているので、注意が必要です。
画像が用意できたら、Firefoxで確認します。ここで「Personas Plus」の出番。インストールすると、ステータスバーの左端に狐の顔のアイコンが表れます。このアイコンをクリックするとコンテキストメニューが表示されます。まずは、「設定」を選んでください。「Personas Plus」の設定パネルが表示されます。ここで、「詳細」にある「メニューにカスタムペルソナを表示する」をチェックします。設定をしたら、もう一度アイコンをクリックします。すると、「カスタムペルソナ」のサブメニューが表示されるので、そこから「編集」を選びます。Firefox上に別タブで作成画面が表示されるので、ヘッダー画像、フッター画像を選択します。すると、カスタムペルソナとしてFirefox上に表示されます。期待通りの表示であれば、カスタムペルソナの名前をつけて「OK」ボタンを押します。
これで、オリジナルの「Personas」が作成できました。もし、作成した「Personas」を公開するのであれば、先の手順を記したページへ行って「デザインが完成したら」というボタンをクリックしてください。ただし、公開にはアカウントを登録しておく必要があります。公開しないのであれば、そのままでいいです。
とまあ、案外、簡単に作れるんですね。ちなみに、公開する場合、作った画像ファイルは300KB以内に収めないといけないようです。
#公開しないのであれば、この限りではないですが。
また、この「Personas」機能ですが、Thunderbird 3でも使えるそうです。ただし、Thunderbirdの場合はFirefoxと違って適用するまでかなり面倒なようです。
#アカウントを登録しなければ使えないし。
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