W:第36話 Rの彼方に/全てを振り切れ
アクセルの強化形態「トライアル」が登場。
冴子は琉兵衛に反旗を翻す。そして、井坂がついに倒されるも、何やら「謎」を残して…。
お、主役(=W)が出ない!
#冒頭でエクストリームが出たけどね。
#まあ、このエピソードの主役は照井
#だし
凪の前に再び井坂が現れ、コネクタの成長具合を見る。だが、コネクタは思うように成長していなかった。既に成長しているくらいの「恐怖」を与えているはずと凪に詰め寄る井坂。そこにエクストリームが駆けつけ、井坂を追い払う。
事務所に戻り、凪を匿うフィリップ、翔太郎。フィリップは井坂が再び現れるだろうと凪に説明する。その事に恐れながらも、照井の存在が凪の「心の支え」となり、その恐怖を和らげていた。
一方、シュラウドから「Trial」のメモリを渡される照井。早速、「Trial」のメモリを使ってみる。格段にスピードがアップした分、パワーが無くなっていることに気付く。シュラウドは
「戦法を変えるのよ。相手の懐に飛び込み、キックを放ちなさい。一発でダメなら十発、それでもダメなら百発。相手を完全に粉砕するまで…」
と、「Trial」メモリの使い方(=戦法)を教授する。それを受けて、試そうとするが、その「力」を扱い切れず、変身を解除してしまう。シュラウドはモトクロスコースを10秒で走破できるようになれば、「Trial」メモリを使いこなすことができると、照井に特訓を促す。そして、バイクに「Trial」メモリを装着し、特訓に励む。
しかし、「大技一発」から「スピードを活かした小技の連打」に戦法を切り替えろというのはいいとして、何か「打つべし!打つべし!」みたいな説明だったなw。それと、「Trial」メモリがマキシマムドライブを発動出来る時間が「10秒」ということで、今回の特訓になったわけですが、「一周10秒」で走りきれるコースって…。
園咲邸。井坂のヒゲを剃ってあげる冴子。そこに琉兵衛が入ってくる。琉兵衛は井坂の事を思い出し、近づいた理由を問いただす。井坂は「Terror」のメモリを奪ってみせると宣言。琉兵衛もテラー・ドーパントに変わり、その挑発にのってやる。冴子はタブー・ドーパントに変わり、井坂と共に立つことを琉兵衛に宣言。ついに親子の「袂」を分かつ。
冴子を引き止めようとする若菜。だが、これまで父、琉兵衛に愛されたことなど無く、憎しみばかりが募っていたことを明かす冴子。そして、若菜にどちらに付くかを問う。琉兵衛の寵愛を受けていた若菜が父に楯突くはずも無く、「交渉決裂」と見るや、冴子はタブー・ドーパントに変わり、若菜に襲いかかる。屋上に追いつめられた若菜。とどめを刺そうとするタブー・ドーパントの前にミック(=スミロドン・ドーパント)が割って入り、若菜を救い出す。
度重なる特訓で、倒れる照井。その様子を翔太郎に伝える亜樹子。電話のやりとりを聞いていた凪は居ても立ってもいられず、照井からもらった「お守り」のペンダントを探しに無断で飛び出る。
公園で「ペンダント」を見つけた凪、そこに井坂が現れ、凪をさらう。
意識を取り戻し、再び特訓に打ち込もうとする照井。そこに井坂から電話が入り、凪を預かっていること、一人で助けに来ることを伝える。凪を救い出したい照井は「最後のチャレンジ」に挑む。シュラウドは「9.9秒」を計測。照井は凪を救出に向かう。ストップウォッチを捨て、去ろうとするシュラウド。亜樹子はストップウォッチを拾い上げ、文字盤を見ると「10.70」を指していた。まだ10秒を切っていなかった事実に驚く亜樹子。シュラウドは照井から「復讐の炎」が消えてしまったことで、照井に興味を無くす。
居場所の無くなった井坂と冴子。井坂は始めは琉兵衛に近づくために冴子に接近したものの、次第に「人」として、冴子に惹かれてきたことを冴子に明かす。口づけを交わそうとするが、照井が近づいてきたことに気付き、決着の場へ向かう。
エキゾーストノートで照井がやって来たことを知るシーンですが、照井のバイク(ドゥカティのディアブロッサ)であの場所をフルスロットルに近い状態で走れるとは思えないのだが…。
ついに対決を迎える照井と井坂。それぞれ、ウェザー・ドーパント、アクセルに変身し、戦闘を開始する。雷撃をエンジンブレードでかわしながらウェザー・ドーパントに近づくアクセル。斬りかかるも、かわされる。エンジンブレードを捨て、「Trial」のメモリを使うアクセル。アクセル・トライアルとなり、再び挑む。驚異的なスピードに驚くウェザー・ドーパント。雷雲をアクセル・トライアルの周りに集め、雷撃を食らわす。だが、その雷撃を全てかわし、雷雲を突っ切ると、トライアルのマキシマムドライブを発動させようとする。まだ10秒切れていなかったことから止めようとする亜樹子。だが、翔太郎は照井を信じ、黙って見守る。
マキシマムドライブを発動させ、決戦に挑むアクセル・トライアル。ウェザー・ドーパントの攻撃をかわし、懐に入ると、高速の蹴りを連打する。そして、発動開始から9.8秒、ついにウェザー・ドーパントを倒し、「Weather」のメモリを破壊する。さらには、ケツァルコアトルスのガイアメモリも粉砕し、井坂との因縁に決着を着ける。凪を助け出す照井。凪はペンダントを照井に返す。
井坂に過剰使用の後遺症が現れる。そして、その苦しみの中、井坂は
「これで終わったなんて思うな。お前らの運命も仕組まれていたんだ。あのシュラウドという女に…」
と謎の言葉を残し、消滅する。井坂を失い、途方に暮れる冴子。全てを崖の上からシュラウドは見つめていた。
昔の明るさを取り戻した凪、野鳥園で再び子供たちに野鳥の生態を教える「お姉さん」に戻っていた。その事に、翔太郎に礼を言う子供たち。だが、それは照井のおかげだと照井を指さす。突然の子供たちの質問攻めに戸惑う照井。
アクセルの強化形態、アクセル・トライアルが登場。「スピード特化型」ということで、余分なものを削ぎ落としてすっきりとしたスタイルですね。
#ちょうど、Wがエクストリームでゴテゴテに
#なったのと逆の変わり方です。
「Traial」のメモリが「ストップウォッチ」と「シグナル」の2つが合わさったようなものなので、アクセルからトライアルに変わる時、シグナルの動きに合わせて赤(アクセル)→黄→青(トライアル)と変わってます。
「Trial」メモリのロゴパターンは「リム・ホイール」ですね。
#「Accel」はメーター(スロットルに合わせた動きから
#すると「タコメーター」)でしたが
井坂退場。しかし、「全てはシュラウドが仕組んだこと」と謎の言葉を残してます。果たしてシュラウドの目的は?残りエピソードでの重要な「鍵」になるんでしょうね。
とはいえ、次回は「財団X」なる存在が出てくるようですね。
| 固定リンク | 0
「仮面ライダー」カテゴリの記事
- 仮面ライダー展(2023.01.09)
- 「仮面ライダー BLACK SUN」、キャスト発表(2021.11.21)
- 「仮面ライダーリバイス」にリアルホバーバイク登場(2021.07.30)
- 今週の週プレ(2020.12.07)
- CSテレ朝、GWに平成ライダー200話放送(2019.04.03)
「W」カテゴリの記事
- W:最終話 Eにさよなら/この街に正義の花束を(2010.08.29)
- W:第48話 残されたU/永遠の相棒(2010.08.22)
- W:第47話 残されたU/フィリップからの依頼(2010.08.15)
- W:第46話 Kが求めたもの/最後の晩餐(2010.08.08)
- W:第45話 Kが求めたもの/悪魔のしっぽ(2010.08.01)
コメント
>「R」は「Revenge=復讐」か、「Revolt=離反」か
やっぱり、「Revenge=復讐」じゃないですかね。一応、照井の目的は達成できたことですし。
「Revolt=離反」は結局、冴子は全てを失ったようなものですから「離反」すらできなかったと思うんですよ。
#その上、「追われる身」となりましたし。
投稿: あ~かいば | 2010年5月27日 (木) 23時51分
タコメーター付けたら速くなるって、「秋名のハチロク」みたい。
今回の物質的、抽象的なものが無いんですよね。
「R」は「Revenge=復讐」か、「Revolt=離反」か、かな?
投稿: FusionJack | 2010年5月27日 (木) 01時36分