W:第37話 来訪者X/約束の橋
園咲琉兵衛の「ミュージアム」に与する組織「財団X」の存在が紹介。
#あくまでも、そういった組織があるという
#ほんとに「紹介」レベル。
今回の依頼人、脳科学者の山城博士の登場でフィリップの「過去」に対しての謎解きが。
処刑人、「イナゴの女」役でJAEの新鋭、佃井皆美が出演。
鳴海探偵社、亜樹子はホームページを立ち上げようと奮闘。翔太郎はそんな亜樹子に辟易。そこに、くたびれた中年の男性が依頼にやって来る。翔太郎と亜樹子のドタバタにフィリップが注意しに出てきたところ、フィリップの姿を見て「君、どうしてこんなところに…」と依頼人の男性は驚く。慌てて、表情を取り繕い、「家族を探して欲しい」と仕事を依頼する。
園咲邸、いつもの食卓から井坂、冴子までが消えて、琉兵衛と若菜の二人きりの食事となる。冴子のことが心配の若菜。だが、琉兵衛は「ミュージアム」の計画が最終段階に入り、その後のことを若菜に託そうとし、若菜にその覚悟を持たせようとする。
雨の街、琉兵衛を裏切ったことで、「ミュージアム」から追われる身となった冴子。マスカレード・ドーパントに追い詰められるも、タブー・ドーパントに変わり、殲滅する。だが、やがて来る「刺客」に怯えながら、逃亡を続けるしかなかった。
鳴海探偵社、ホームページ作りに頑張る亜樹子。フィリップの写真を掲載しようと考えるが、白日の元に姿を晒すわけには行かないフィリップはそれを断る。そこに、依頼人の男性が入ってくる。自分のことを知っているような、その男性のことが気になるフィリップ。そこに、若菜から電話が入る。「誰かに追われている」と切羽詰った声である。「風都大橋」にいるとフィリップに伝え、電話を切る。若菜のことが心配のフィリップは急いで「風都大橋」に向かおうとする。が、「若菜」の名を聞いて、もしやと思った男性は
「よけいなお世話かもしれないけど、やめた方がいいな」
と、フィリップの足を止める。「何故?」と問うフィリップ。だが、男性は答えない。仕方なく、そのまま飛び出すフィリップ。
翔太郎に依頼人のことを知らせるウォッチャマン。イナゴを食べるゴスロリスタイルの女に遭遇し、例の依頼人のことを聞き出そうとする。しらを切るウォッチャマン。だが、有無をいわさず一蹴。さらに痛めつけ、聞き出そうとする女。そこに、照井が通りかかり、騒動を問い詰める。女は照井にも襲いかかり、さらにはホッパー・ドーパントに変わる。相手がドーパントとわかり、照井もアクセルに変身。ホッパー・ドーパントと一戦交える。ホッパー・ドーパントの身軽でトリッキーな動きに翻弄されるアクセル。スピードならばと「Trial」のメモリを使おうとするが、使う間もなく、ぶちのめされる。そして、ホッパー・ドーパントは高笑いをあげながら、その場を去っていった。
風都大橋、若菜を探すフィリップ。そこに若菜からの電話、居場所を聞き出すフィリップ。フィリップの後ろに立つ若菜。ようやく、面と向かって話すことができたフィリップと若菜。先の電話は若菜がフィリップに会いたいための嘘だった。面と向かいながらも、電話越しで話す二人。そして、若菜はフィリップに姉の失踪のこと、家業を継ぐように言われていることを相談する。若菜の姉が冴子だと知っているフィリップはその家業がガイアメモリ流通であるかどうかを若菜に問う。何も言えない若菜。フィリップは再び電話越しで若菜に語りかける。
「僕は若菜さんに本当の自分でいて欲しいと思います」
率直なフィリップの言葉に心を解きほぐされる若菜。本当の気持を語り合う二人。そして、二人でこの街(=風都)を出ていこうと提案する若菜。
鳴海探偵社、依頼の調査結果を報告する翔太郎。男性は急いで、別れた妻と息子に会いに行こうとする。そこにフィリップが帰ってくる。そそくさと出ていこうとする男性に
「あなた、やはりフィリップのことを知ってるんじゃないですか?」
と呼び止める翔太郎。そして、脳科学者、山城博士であることをばらす。そして、10年前に何が起きたかを問う。言葉を濁す山城博士。そこに照井が現れ、「ミュージアム」に連れ去られ、強制的に研究をさせられていたことを明かす。山城の言葉で、若菜が「ミュージアム」の活動に加担させられそうになっていることを確信するフィリップ。
WIND WAVEでのON AIRを終える若菜。そこに冴子から電話が入る。うらびれた冴子は、必ず復讐に現れると言い残し、電話を切る。が、その電話ボックスにスミロドン・ドーパントが取り付いていた。スミロドン・ドーパントは琉兵衛が冴子に差し向けた「刺客」だったのだ。タブー・ドーパントに変わる冴子。だが、スミロドン・ドーパントの猛襲に冴子は海中に放り飛ばされる。そして、スミロドン・ドーパントは「Taboo」のメモリを回収する。
地球の本棚で園咲琉兵衛のことを検索しようとするフィリップ。だが、地球の本棚はフリーズし、琉兵衛についての検索ができないことを知る。これで、琉兵衛の後ろに何かあると確信する照井。そして、本当の敵が園咲琉兵衛であることを知る3人。そこに亜樹子が割り込み、山城博士が出ていったことを知らせる。急いで博士を追う翔太郎。
園咲邸、琉兵衛にイナゴの佃煮を勧める女。琉兵衛はそれを食し、気に入る。そこにスミロドン・ドーパントが戻ってくる。スミロドン・ドーパントと女を「ミュージアム最強の処刑人」と評する琉兵衛。スミロドン・ドーパントが冴子を始末したことを女への奮起材料にする琉兵衛。女は仕事に向かう。そのやりとりを見て、琉兵衛が冴子の始末をミックにやらせていたことを知る若菜、実の親子であっても、裏切り者は許さない琉兵衛に恐怖する。そして、再びフィリップに電話をかけようとするが…。
家族に会いに向かう山城博士。そこにイナゴの女が現れ、博士を処刑しようとする。そこに翔太郎が駆けつけ、Wに変身。だが、ホッパー・ドーパントの動きに翻弄される。ならばと、エクストリームを呼び出し、サイクロンジョーカーエクストリームに変身、反撃に出る。ビッカーチャージブレイクを決めようとするが、ホッパー・ドーパントは山城博士を盾にする。そして、山城博士がガイアメモリの研究に加担していたこと、フィリップの記憶を消去したことを明かす。思わぬ真実に戦意を失うW。そのWの目の前で「食事」と称して、山城博士を処刑しようとするホッパー・ドーパント。そこにアクセルが割り込み、博士を救う。変身を解除するW。フィリップは山城博士に何の記憶を消したかを問い詰める。山城博士がフィリップから奪った記憶、それは「家族」の記憶だった。
フィリップと若菜、これから過酷な運命に飲み込まれるといったところでしょうか。若菜は冴子がいなくなった今、「ミュージアム」の次代を担うものとして琉兵衛に「覚悟」を迫られ、フィリップは翔太郎や照井とともに、その「ミュージアム」と戦うこととなりますが、この二人の運命や如何に!
「ミュージアム」の「処刑人」、イナゴの女。演じるのはJAE(ジャパン・アクション・エンタープライズ)の佃井皆美(つくいみなみ)。JAE所属なので、アクションはお手の物なわけですが、
見事な「蹴り上げ」ですね。ほぼ垂直に上がっています。「さすが!」としか言いようがないですね。また、ホッパー(=バッタ)・ドーパントになるということで、華麗な蹴り技の連続ですね。
華麗な蹴り技の「バッタ」といえば…、
そういえば、冴子のうらびれ方も、矢車を思い起こさせるなw。
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