W:第43話 Oの連鎖/老人探偵
ゲストに遊井亮子。キバの第17話「レッスン マイ・ウェイ」、第18話「カルテット 心の声を聴け」以来です。
今回は母親役ですね。
#まあ、「アラサー」だしな。
ようやくシュラウドの謎に迫る!
家族の墓参りの帰り、鳴海探偵社に立ち寄る照井。そこに依頼人、後藤良枝が飛び込んでくる。「娘を助けて欲しい」と。母親と一緒にやってきた老婆を見て、「お孫さんが心配でしょう」と慰める面々。ところが、その老婆こそが娘、みゆだということで驚きの一同。
手がかりを探しに、劇団に聞き込みに入る照井と亜樹子。みうが舞台の主役を得たとの情報を得る。そこに、みゆの友達である関根久美がみゆの心配をする。そこに関根久美の母親がやって来る。母親は後藤親子に対して、あまりいい感情は持っていないようである。
翔太郎はウォッチャマンから「老けさせ屋」の情報を得る。普段は占い師らしいが、依頼を受けると、その相手を老けさせるという。居場所を聞き出そうとする翔太郎。だが、ウォッチャマンも知らず、その代わりに合言葉「老人は海をなんて呼ぶ ラ・マール」(ヘミングウェイの「老人と海」から)を教える。
園咲家、若菜はシュラウドの存在に気付き、その正体を琉兵衛に問う。琉兵衛はシュラウドの正体を若菜に明かす。が、その正体は…。
と、ひとまず先に若菜がシュラウドの正体を知りますが、夏の劇場版で「ネタバレ」になってるんだよね、シュラウドの正体。
#公開はまだだけど、情報はもう出てるので、
#「ネタバレ」になってるわけですよ。
「老けさせ屋」である占い師を探し始める翔太郎、照井、亜樹子のトリオ。とりあえず、亜樹子が囮となって、かたっぱしから合言葉を言っていく方法で確認する。何件か回って、全て「空振り」。ガード下でも見つけるが、違うだろうと高を括る亜樹子。でも、念のために合言葉を言ってみると、答えが返ってきた。驚く亜樹子。そして、依頼のふりをする。そこに、照井たちが踏み込んでくる。「ガサ入れ」と知るや、「Old」のメモリを差し込む「老けさせ屋」、相馬。オールド・ドーパントに変わり、攻撃を仕掛ける。亜樹子に攻撃を仕掛けるオールド・ドーパント。が、照井は即様アクセルに変身すると、盾となって亜樹子を救う。翔太郎もWに変身。アクセルと共にオールド・ドーパントを追い込む。オールド・ドーパントはアクセルに自分の「波動攻撃」の影響が出ていないことに驚く。Wは一気に勝負を決めようとサイクロンジョーカーエクストリームに変身。プリズムソードで斬りかかる。今度はWに波動攻撃を仕掛けるオールド・ドーパント。アクセルの時とは違って、急に動きが鈍くなる。翔太郎の方が動けていない状態であった。その為、強制的に変身が解除されるW。翔太郎は急激に老化が始まり、足腰が立たない状態になってしまった。フィリップはオールド・ドーパントの攻撃方法がテラー・ドーパントと類似していることに気付く。その様子を影で見ていたシュラウドに気付くフィリップ。照井と共にシュラウドを追う。
この時点では体の老化は「白髪が出た」と「足腰が立たない」と、「耳が遠くなる」くらいしかないので、桐山漣がそのまま「老化中」を演じてますが、ちょっと笑える。
シュラウドを追う照井とフィリップ。シュラウドは照井に来人(=フィリップ)と同じ特異体質の持ち主であることを明かす。そして、二人が組むことで「究極のW」、サイクロンアクセルエクストリームが誕生すると断言し、二人を組ませようとする。だが、お互いにフィリップのパートナーは翔太郎だと信じ、その提案を受け入れない。シュラウドは一度は退くが、
「今度ばかりはあなたたちから頼むことになるは、究極のWになりたいと」
と予言し、姿を消す。
サイクロンアクセルエクストリームかぁ、どっちも「スピード」が信条のメモリだから、「超バカッ速!」になるのか?
鳴海探偵社、完全に「おじいちゃん」になった翔太郎に、途方に暮れる亜樹子とフィリップ。そこに真倉がお気楽にやって来る。翔太郎の姿がない事に気付くが、亜樹子たちに目の前の老人が翔太郎だと言われても半信半疑。そこに、後藤良枝がやって来て、捜査状況を聞く。犯人はわかったものの、誰が依頼したのかがわからないと答える亜樹子。そして、劇団での立ち振る舞いから、関根久美の母親(=関根光子)はどういった人物かを良枝に訊ねる。光子は優しい人だと答える良枝、だが、あの様子からにわかに信じられない亜樹子は良枝を連れ立って関根家へ。
フィリップはオールド・ドーパントについて調べるために「地球の本棚」に入る。が、すでに本が動きまわり、誰かが検索しているようである。案の定、若菜がすでに入っており、シュラウドについて調べていた。正体は分かっているが、居所を知らない若菜はフィリップに問う。フィリップは何度か会っているも、その正体を知らない。この状況に呆れる若菜。ひとまず、「地球の本棚」から出て行く。
風都ホテル、シュラウドからもらった「次世代メモリ」の情報を元に財団Xで開発したメモリを見る加頭。そこに冴子がやって来る。トランクをしまう加頭。シュラウドと関わっていることで園咲琉兵衛への背任行為だと責める冴子。だが、その冴子も既にミュージアムの人間ではないとかわす加頭。そこに照井が現れる。照井は冴子にシュラウドのことを聞き出そうと来たのだった。
冴子はシュラウドのことを話し出す。そして、一連の行動がシュラウドが仕組んだものであることも。冴子は井坂から事の仔細を聞いていた。井坂に「Weather」のメモリを渡したのもシュラウドであり、井坂への復讐心を煽ることで照井を動かしていたことも。
プールバーでのシーン、冴子を妖艶に描いてますね。
一方、関根家を訪れた亜樹子と良枝。久美に光子が家にいることを確認すると、中に入ろうとする。と、中から相馬が出てくる。「老けさせ屋」としての仕事の話をする相馬。そこから、依頼人が関根光子だとわかる。相馬はまたオールド・ドーパントに変わり、亜樹子等に襲い掛かろうとする。そこにフィリップが怒りを露に現われ、戦闘に突入する。翔太郎が動けない今、ファングジョーカーでならいけるだろうと考えたフィリップ。翔太郎に電話をし、変身の準備をする。が、耳の遠い翔太郎じいさんにはなかなか伝わらない。が、「ピンチ」の一言で、何かを察し、真倉を水汲みに出す。その隙に、ダブルドライバーを取り出し装着する。フィリップにもダブルドライバーが装着されるが、ジョーカーのメモリがまだ来ない。翔太郎じいさんはジョーカーのメモリを取り出し、装着しようとするが、なかなか入らない。真倉の様子を見ながら、焦る翔太郎じいさん。ようやく、メモリが挿し込め、フィリップのもとに転送される。さらにファングメモリがオールド・ドーパントを蹴り飛ばし、ようやくファングジョーカーに変身するフィリップ。フィリップがメインのファングジョーカーで優勢になるも、翔太郎じいさんに「睡魔」が襲いかかり、動きが鈍くなる。一気に劣勢になるファングジョーカー。
関根家では、良枝が光子に真偽を問いただす。そして、光子が「老けさせ屋」に依頼し、みゆを老婆とさせたことを白状する。光子はみゆの存在が疎ましく思い、みゆがいることで、娘の久美に光が射さないことに不満を持っていたのだ。光子の自分勝手なエゴに怒る良枝。光子に掴みかかる。光子と良枝を引き離そうとする亜樹子。
ファングジョーカーの動きが面白かったですね。翔太郎じいさんが眠くなってきたので、動きが鈍くなるわけですが、本当に「崩れるような」動きでしたね。高岩さんの演技が光ってます(笑)。
一方の関根家、遊井亮子が出てるからか、「昼メロ」のようなドロドロな展開。しかも、子どもの目の前ですね。でもまあ、エゴで自分の娘をあんな風(=老婆化)にされたら、そりゃ、ああなるわな。
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