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2010年8月14日 (土)

津田塾大、「夏の合宿2010」

津田塾大学において、女子高生を対象とした「夏の合宿2010」と題したイベントが8/6~8/8に行われていました。
#元記事はこちら

このイベント、女子高生と現役学生、卒業生との交流を深めるといった、いわゆる、オープンキャンパスでよくある「キャンパス体験」だけのイベントではなく、メディア技術や情報テクノロジーへの興味を換気するといった目的もあるイベントとのこと。
#去年も開催しているようです。

実習カリキュラムは

  1. 未来の電子おもちゃを作ってみよう
  2. パーソナルロボットをデザインしてみよう
  3. 触って、見て、楽しむ微積分
  4. 音階の成り立ち調べと楽器作り
  5. 思い出デジタルアルバム作り

の5つだったそうです。この内容だと、女の子ならずとも、体験してみたいと思うような内容の気がしますね。何より、「楽しめる」じゃないですか。
#このとっかかりが重要

さて、バリバリ「理系」なカリキュラムの本イベント、開催の理由は

テクノロジー分野へ若い女性に関心を深めてもらうこと

とのこと。リンク先の冒頭にもあるのですが、OECD先進国において、日本は研究者に対する助成の割合が圧倒的に低いそうです。生物系の研究者は増えてきているとのことですが、工学系はなかなか伸びないのだそうです。
そこで、工学系技術者の女性の割合を底上げするにはどうするかということで、まずは「関心を持ってもらおう」と言うことがきっかけで、こうしたイベントを開催しているそうです。
※なお、これには文科省の支援もあります。

このイベントではソフトウェア開発がカリキュラムに盛り込まれているのですが、来住氏曰く、

『自分は文系にいくしかない』と思い込んでいる高校生に、『なんだソフトウェア作りってこんなものなのか』というふうに考えてもらうことが、まずは大事だと考えています。数学や物理が嫌いでも何とかなると思って欲しいですね。

の通りで、実は、ソフトウェア開発って、「理系」の知識だけでは成り立たないんですよね。
#まあ、組込み開発は成り立ちますが。
かく言う私も、「文系」の人間ですが、ソフトウェア開発をやっております。会社もユーザー系のソフトハウスなので、「文系」・「理系」の比率としても半々か、「文系」の方が多いと思います。
#メーカー系は逆だろうけどね。
ただ必要なのは「論理的な考え方ができること」くらい。「こうするために、どうあるべきであって、どのようにするか」という「骨組み」となる考え方が出来ればソフト屋さんはやってけます。プログラミングは「手段」であり、プログラミング言語は「道具」に過ぎないんで。
なので、こうした「具体的な実例」を目の前にしての実習というのは、女性研究者に限らず、ソフトウェア開発者の「裾野」を広げるに必要なことだと思います。

なお、8/25にも津田塾大、お茶の水女子大、東京女子大、奈良女子大、日本女子大の5女子大での共同イベント「SCIENCE FESTIVAL めざせ!オールラウンドな理系女子」と題したイベントが行われます。こちらはパネルディスカッションだけで、体験学習というのはないですが、一度、参加してみて欲しいです。
#とはいえ、「女子に限る」イベントですが。

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