OOO:第4話 疑いと写メと救いの手
前回からの続き。カザリからの申し出でアンクがメダル集めをカザリと組んで続けるか、映司と続けるかの選択が今回のメインですね。
比奈も映司が兄の携帯を持っていたことで、より深く映司に関わりあうことになりますが、映司に対する思いは…。
アンクはiPhoneを使いこなすようになりました。
カザリとの戦いで偶然にもコアメダルを3枚ゲット。しかし、「カマキリ」のメダルを奪われてしまいました。
何と言っても、ネコヤミーの宿主がセルメダルに飲み込まれていくさまが「欲望に飲み込まれたってとこだ」と表現しているのは、言い得て妙だと思った。まさにその通りだな。人間の欲望を具現化しているのがセルメダルなので、この表現は合っている。
真実を知った比奈、映司もすべてを話して近づかないように説得するわけですが、
「どうやって信じればいいんですか?あなたのこと。信じたいけど、全然知らないし。お兄ちゃんとだって友達じゃないんですよね。それなのにどうして?どんなに親切な人だとしても、それをどうやって…」
と、映司に対して不安な思いをぶつけます。これに対し、
「親切じゃないよ、全然。だから、信じろなんて言えないな。誰もを助けられるわけじゃないしね」
と返します。平成ライダーだと、考え方がより現実的になってるなぁと、思っちゃいましたね。昔なら「必ず助ける!」とか言ってたような気がしますが。とはいえ、
「ただ、手が届くのに手を伸ばさなかったら、死ぬほど後悔する。それが嫌だから手を伸ばすんだ。それだけ」
と、まずは自分ができることをすべてやってみるという考えを持っているので、それが「救い」に繋がるのかなと。ここでの「手が届くのに手を伸ばさなかったら、死ぬほど後悔する」というのが時折見せるビジョンからきた考えなんでしょうね。
#とはいえ、あのビジョンからすると、あの「少女」を
#助けられたかどうかは微妙ですが。
カザリとの二度目の戦いで偶然にもカザリのコアメダルを3枚ゲット。代わりに、「カマキリ」のメダルを失いましたがね。で、この「カマキリ」のメダルを確保するために「手」だけで飛び出すアンク(まあ、今のところ実体があれしかないですし)。あれはどう見ても
ロケットパンチ
カザリから奪ったコアメダルのうちの一つ「チーター」を使って「タカトラーター」になるOOO。チーターと言えば「敏捷性」。動きが早くなるのはわかりますが、ネコヤミーから宿主の人間を助け出すために、脚でメダルを掻きだすというのは、ちょっと無理がないかい。あれって、体を支えるのが右手一本だけになる(左手は宿主を助け出すために差し伸べているから)。ネコヤミーが支えてくれていないと成り立たないと思うんだよね。
最後にモニター越しに映司とアンクに挨拶をする鴻上。ここで鴻上と繋がる「線」ができるということですか。
| 固定リンク | 0
「仮面ライダー」カテゴリの記事
- 仮面ライダー展(2023.01.09)
- 「仮面ライダー BLACK SUN」、キャスト発表(2021.11.21)
- 「仮面ライダーリバイス」にリアルホバーバイク登場(2021.07.30)
- 今週の週プレ(2020.12.07)
- CSテレ朝、GWに平成ライダー200話放送(2019.04.03)
「OOO」カテゴリの記事
- OOO:最終話 明日のメダルとパンツと掴む腕(2011.08.28)
- OOO:第47話 赤いヒビと満足と映司の器(2011.08.21)
- OOO:第46話 映司グリードとWバースとアンクの欲望(2011.08.14)
- OOO:第45話 奇襲とプロトバースと愛の欲望(2011.08.07)
- OOO:第44話 全員集合と完全復活と君の欲(2011.07.31)
コメント