第2期も変わらず…、の「そらのおとしものf」
では、2話分の感想を。
第1話:「キミも脱げ!帰ってきた全裸王(ユウシャ)」
ちなみに、第1期の第1話は「全裸王(ユウシャ)世界に起つ!」でした。第1話はオープニングから度肝を抜かれましたね。まさか「Ring My Bell」の桜井智樹バージョンとはね。しかも、イカロスの部分を智樹に差し替えているので、
エロバカ度120%
流れる映像は智樹が「エロ本」に出会ってから現在に至るといったところ(笑)。最後は智樹の「イチモツ」をイカロスが狙撃(これはこの第1話のオープニングと合わせてますね)。その余波で空見町が大惨事となって、イカロスが涙を流す、と、ハチャメチャな展開。
中身はというと、再び、「少女」に会う夢を見るようになったことを智樹が明かしたことから、ニンフの提案で智樹の夢を見に行こうとなったところから話が始まります。まあ、これが第2期の本筋への第一歩となってますね。
かつて、シナプスで流行ったダウナー(この作品でいう「地上人」。つまり私たち)の夢のなかに入るという「ダイブゲーム」をやることになった面々。夢を見ないエンジェロイドであるイカロスやニンフは夢の中に入れないので、ニンフが装置の操作をして智樹、そはら、英四郎、美香子の4人を送り出す。で、やはりというか、すんなりと智樹の夢の中に「ダイブ」できないんですね(笑)。まずは英四郎の夢の中。恐竜などに追い回されます。絶体絶命の状況になって「あ、これ、俺が夕べ見た夢だ」と何気なく言って、その場をスルーしようとしてます。続けて美香子の夢。戦場と化した街にいて、銃で狙われます。そんな中、(やはり)美香子は嬉々として銃を持って飛び出します。そして、制圧。美香子の夢はわかりやすかったですね。そして、制圧した美香子の姿は第1期OPを思い起こさせます。次はそはらの夢。途中で、自分が夕べ見た夢と気付き、スルーさせようとしますが、結局見られてしまいます。そんなそはらの夢は
智樹に負けず劣らず妄想全開
なもの。デフォルメ智樹とシャワーを浴びたり、赤ちゃんプレイをしたりと智樹以上です(笑)。照れ隠しに、ドライバーで智樹を別の星へ…。
と、紆余曲折を経て、智樹の夢へ。と、思いきや、そこは「シナプス」。無機質な空間が広がり、智樹は自分の夢ではないと否定。その内、そはらの気分が悪くなったため、抜け出すことに。英四郎は妙な感じを覚え、落ちていた「どんぐり」を拾って帰ります。と、思わぬことで、シナプスと地上が繋がってしまいました。そして、これが第2期の顛末の始まりになるわけです。
解散した後、イカロスが降りてきた日のことを思い出す英四郎。そして、桜の大樹の丘で芽吹きだした「樫の木」を見つけます。そして、そこに第4のエンジェロイド、タイプΔ=アストレアが降臨。彼女の目的は智樹の抹殺。
と、最後にアストレアが登場。近接戦においてはイカロスを上回るスペックを持つというだけに、驚異を感じさせる登場でしたね(「胸囲」もありますがw)。
第1話で印象に残ったカットとしては、イカロスとニンフの「制服への着替」シーンですかね。イカロスとニンフの制服は「羽根」用に背中にも「袖」があるんですよね。しかし、第1期のラストで、ニンフはハーピーに羽根を毟り取られてしまっているので、背中の「袖」からは羽が出ていないんですね。それを見てイカロスが痛ましい表情で見ているのが印象的でした。仲間に対する「思いやり」のような感情が育っているんだなと思いました。
第2話:「驚愕!天使は馬鹿(キョニュウ)だった」
オープニングが正式なテーマ曲「ハートの確率
」になってます。今回のオープニングアニメでもイカロスの戦闘シーンがあるので、終盤ではやはり「空の女王」としての一面を見せるのでしょうか。で、サブタイトル。テレ玉でのオンエアでは「馬鹿」がハートで伏字になっていたのですが、何でですかね?他もそうなるのかな?
#これはTOKYO MXでもチェックしよう。
#ちなみに、関東エリアでは「テレ玉」が
#先行しています。
アバンでニンフやイカロスの女の子らしい仕草(ニンフは智樹と手が触れただけで顔を赤らめ、イカロスはパンツ(?)が見えているのをスカートの裾をおろして隠す)に欲情してしまう智樹。「これではイカン」と禅寺へ修行へ。その修行先の禅寺にアストレアが現れて騒動が、というのが第2話。
智樹の側に新たなエンジェロイドが近づいたことを感知したイカロス。が、相手がタイプΔ=アストレアだとわかると、ホッと一安心、放置状態に。ここでニンフのエンジェロイド講座。イカロスやニンフ、アストレアら第一世代の戦闘エンジェロイドはあまり多くの機能は搭載できないそうで、基本(?)機能の搭載がトレードオフの関係になっているようです。ちなみに基本機能とは「感情」、「戦闘」、「電算」の3つ。ニンフは「感情」と「電算」の機能を積んだために「戦闘」能力が劣り、イカロスは「戦闘」と「電算」の機能を積んだために「感情」のコントロールがうまく働かない。そして、アストレアは「戦闘」と「感情」の機能を積んだために「電算」能力が高くない。つまり、「おバカさん」というわけです。この講釈の裏でアストレアはその「おバカっぷり」というか、「ドジっ子ぶり」をいかんなく発揮してますね(笑)。
で、そのアストレアは「おバカさん」故に任務(=智樹の抹殺)がなかなか遂行できない。それならばと、側に付いて「隙をみて」の作戦に変更。が、これまたことごとく失敗(「滝行」に付いて行ったものの、智樹より先に音をあげてダウン。坐禅でも智樹以上に雑念が出やすく、といった具合)。
智樹も智樹で煩悩を振り払うことを頑張りますが、アストレアにことごとく邪魔されます。そして、ついに、「エロの極致」へと悟りを開いてしまいます(曼荼羅も書き込んでますね)。その上、「智樹六道チョイスへようこそ」なる技まで編み出しちゃいます。「畜生道」では「智樹犬」になってますね。さしずめ「バター犬」か(笑)。あまりの「エロ」による辱めに耐えきれずアストレアは逃げ出します。
で、禅寺での修行から帰ってきた智樹。なぜか元気がありません。イカロスは自分がエロ本を処分してしまったことが原因ではないかと思い、カードを使ってエロ本を再生します。よみがえるエロ本を見て元気付く智樹。その上、復活を祝って祭りをやりたいとエロ本の申し出を智樹に通訳するイカロス(笑)。エンディングはそれにちなんで、日本全国のお祭りをフィーチャー。しかし、とっ始めが「男根崇拝」とはw。岸和田の「だんじり」、青森の「ねぶた」、さしずめ浅草の「サンバカーニバル」が出てますね。
そのエンディングを挟んで、第2話の結末。智樹から逃げ出したアストレアは英四郎のいる河原に墜落。自己修復のため自ら再起動をかけます。が、再起動時に任務の再確認のため内容を詠唱。英四郎に知られてしまいます。ほんとに「おバカ」ですね。
第1期のラストで智樹たちがすべてを受け入れているせいか、イカロスが「空の女王」モードに入る頻度が高いような気がします。まあ、これが伏線なのかもしれませんが。
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コメント
もう読みました いいですね
投稿: 鏡音リン同人誌 画像 | 2010年11月 2日 (火) 17時42分