OOO：第11話 旅人とアゲハ蝶と有名人

今回は映司の「旅仲間」、筑波敬介が「欲望の元」となります。ちなみに、今回動くのはウヴァ。そして、誕生するのはアゲハ・ヤミー。

後藤君、暴走してます。現在の処遇が「あれ」じゃ、わからんでもない（笑）。
真木博士が新たなカンドロイド（＝電気ウナギ・カンドロイド）を開発。またも、鴻上会長から「配達」のお仕事を頼まれます。

ガメル君、大好きなメズールのためにメダル探しに精を出してます。

のっけから、パンツ。確かに「天日干し」はいいよね。でも、「居候先」の「お店の看板」を使って干すというのはどうかと…。
しかし、こうも毎回パンツが出ると、「パンツを必ず使うように」とでもなっているのではないかと思ってしまう（笑）。また、ライターの人達も結構楽しんでたりしてね、「よし！ここでパンツ！」とか。

そこに、映司の旅仲間、筑波敬介が通りすがって、再会をはたします。

「マイペンライ」、劇中でも語られてますが、タイ語で「何とかなる」、「大丈夫」的な意味です。どっちかと言うと、「ケ・セラ・セラ」とか、沖縄方言の「なんくるないさ」に近いニュアンスです。私もこの言葉は「空手小公子　小日向海流 」で知りましたけどね。

その筑波、世界放浪の旅を終えて、次なる段階、「旅記録を一冊の本にする」を実現しようとします。が、これがウヴァの目に留まり、利用されることに。
で、筑波の欲望から生まれたのがアゲハ・ヤミー。

「キバ」に出た、スワローテイル・ファンガイア（＝ビショップの正体）に比べれば、アゲハチョウっぽいですね。しかし、顔の作りを見ると「蜂女」を思い出す（口元が人だもんね）。
「欲望」の採集方法はその人間の「才能」（文才とか、トークの面白さとか）を吸い出して、「鱗粉」にして筑波に送るというもの。で、その才能を得た筑波は欲望が満たされるというわけですね。
ウヴァ達も「人間態」を得て、外に出歩きやすくなりましたよね。ってことで、ウヴァも何気に筑波に接触しています。こういう「悪魔の囁き」的な接触表現もこれから多くなるのかな。

空を舞う鱗粉を見て、ヤミーが動き出したと察知する映司。って、それだけでわかるって…。
ヤミーの元へ急行する映司とアンク。そこにガメルが邪魔に入る。大好きなメズールのため、二人からメダルを奪おうとするガメル。重鈍なガメルを「チーター」のスピードで翻弄するOOO。そのスピードについていけないガメルは目を回す。そこにチーターキックを浴びせるOOO。蹴り飛ばされた拍子に腕アンクとぶつかり、アンクはその拍子にメズールのコアメダル２枚を落してしまう。結果オーライでメズールのメダルを取り戻すガメル。再びメダルを奪取させようとするアンクだが、映司はヤミーの方を優先させ、そのままダッシュ。
ε≡≡ﾍ( ´∀`)ﾉ
「チーター」の脚なので、速い速い。が、そのスピードが…。

トークショーの会場、様子を見に来た比奈。リハーサルで筑波が関西弁を使っていることに違和感を覚える。そして、筑波が視線を向けた先にウヴァ人間態が居るのを見つける。その姿を見て、その「人」がグリードであることを思い出した比奈は思わず声を上げる。比奈に気付いたウヴァは元の姿に戻り、比奈に近付く。ウヴァから逃れる比奈。
と、ピンチの比奈ちゃんですが、きっと、「ふんぎ～」と、怪力を発揮して、側にあるセットを投げつけて難を逃れるんだろうな。

アゲハ・ヤミーにボッコボッコにされる後藤君。そこにOOOが、まさに文字通り、駆けつけるが、なかなか止まれない。トラクローを突き刺して、何とか止まる。さすがに、そのまま「何かに激突で止まる」というベタな止まり方はしないか（笑）。今度は空に逃げられないようにと、アンクはカマキリのメダルを渡す。カマキリソードでアゲハ・ヤミーを斬りつけるOOO。そして、とどめを刺そうとしたとき、後藤がバズーカをぶっ放す。
どう見ても、OOOが直撃を喰らってるようにしか見えん。

さて来週は「サゴーゾ・コンボ」が登場しますね。ってことは、ガメル君、「サイ」、「ゴリラ」、「ゾウ」のメダル３枚奪われるってことだな。この「サゴーゾ・コンボ」、劇場版に出るという話は聞いていたので、そこで「重量系」メダル３枚が揃うと思ってたら、テレビ本編で揃って登場するのね。

カラーリングが黒をベースに白のライン、で、目が赤ということで、「555」の「333」（デルタ）を彷彿とさせますね。