OOO:第18話 破壊と理由とウナギムチ
エピソード後半。ヤミー分離の理由が明らかに。
やはり今回は伊達明メインのエピソードだね。伊達のキャラクターが紹介されています。
映司、マジで「鈍感」なのかw。でも、「食えない奴」である。
後藤君はあの後、飲まず食わずで走り続けていたのだろうか。
鴻上、ようやく正月休みから戻ってくる。次回に出てくる「アレ」を入手したらしい。
手元にあったメズールのコアメダルは「ウナギ」。そして、今回、それを使いましたが、なるほど、そうきましたか。
しかし、このメダルホルダー
のデザインはいいな。
カブトヤミーを倒したOOOとバース。だが、「報酬」となるセルメダルはバースが総取りしてしまう。さらには「これからもセルメダルはすべて俺が頂く」と宣言。鼻で笑うが、実際は鶏冠に来ているアンク。映司はヤミーを倒すのに「メダルごとき」で敵対するのは互いにとって都合が悪いと考え、共闘を申し出るが、伊達はそれを断る。
自分の欲望から生まれ出たヤミーの暴走に自責の念を感じる白鳥梨恵。病院から道場へと向かう。道場の中を覗くと、師範である橋本が電話を掛けていた。翌日には「大事な何か」を控えているらしい。そんな幸せそうな橋本を見つめる梨恵。橋本は梨恵に気付くと、騒動の後だけに、車で送ろうとする。が、梨恵はそれを断り、道場に一人で残る。思い悩み、意を決して、橋本を追おうとするが、ウヴァが現われ、「欲望を止めるな!」と一喝される。
クワガタヤミーの動向を探るも、何ら手掛かりがつかめない映司とアンク。「強くなりたい」と思う欲望から生まれたカブトヤミー、そして、「何もかも壊す」という欲望のクワガタヤミー。ここで映司は、欲望が二つあり、根本となるのが「何もかも壊す」方ではないかと推察する。
明くる日、道場で、一人、一心不乱に素振りをする梨恵。そこに映司とアンクが訪れる。ヤミーの手掛かりを掴みたくて、梨恵に質問に来たのである。そして、「強くなりたかった理由」を問う映司。が、それをひた隠す梨恵。業を煮やしたアンクは、伊達に先を越されたくない思いから、強硬な態度をとって聞き出そうとするが、そこに伊達が現われる。すでに、「もう一つの欲望」が何なのかまでを調べた伊達は、その根本となる「本当の思い」を明かす。とはいえ、言葉のオブラートに包んではいるが。そして、アンクも気付く。が、何故か映司は気が付かない。アンクと伊達に突っ込まれて、ようやく「恋愛感情」だと気付く映司。
淡い恋心が元となっている「もう一つの欲望」、それを悔いる梨恵。そこに、ウヴァのクズヤミーが現われる。ヤミーと戦うアンク、映司、伊達。伊達はそこで梨恵を守りながら、あることを伝える。
「一個決めてんだ。そいつ(=一億を手にする)を果たすのに他人の手は借りない。ただし、あともう一つ、絶対に自分を泣かせることはしない」
伊達の信念を聞いて、自分がしなければならないことに気がついた梨恵。道場を飛び出す。
ヤミーを片付けた3人。アンクは結婚式場の場所を伊達に問うが、伊達は答えない。そんな中、映司は「どうしたら(恋愛感情が)わかるようになりますかね?」と全然関係ないことを伊達に聞く。呆気にとられる伊達とアンク。とりあえず、伊達はお茶を濁して式場へ向かう。
伊達の言葉で自分がなすべき事を知った梨恵はヤミーを追って結婚式場へ向かう。そして、先回りし、ヤミーの前に竹刀を構えて立ち塞がる。「自分の誤った心」を切り払うかのようにヤミーに立ち向かう梨恵。が、敵うはずもなく、追い詰められる。そこに伊達が現われ、バースバスターをヤミーに見舞う。梨恵を逃がし、バースに変身する伊達。
クワガタヤミーと戦うバース。が、スピードに勝るクワガタヤミーに近接戦に持ち込まれると苦戦する。そこに映司がライドベンダーで駆けつける。驚く伊達。実は、映司は道場で質問した際に、タコカンドロイドを伊達のミルクカンの中に忍ばせていたのだ。こんな映司の行動に「案外、食えない奴」と舌を巻く伊達。そして、映司もOOOに変身してヤミーと戦う。そこにウヴァも現われ、混戦模様に。
真木の研究室。OOO、バースの戦いをモニターする真木。そこに正月休みから復帰した鴻上がやってくる。鴻上もバースのことは気になっていたらしく、その様子を真木に尋ねる。丁度交戦状態であったため、モニターを鴻上に見せる真木。その様子を見て興奮する鴻上。
バースの出現に驚くウヴァ。律儀に挨拶をするバース=伊達。ウヴァに対し、キャタピラレッグとドリルアームで応戦する。樹上で戦いがうまく分かれた事に気付いたアンクはOOOに別のメダルを渡し、ヤミーを一気に叩こうとする。渡されたメダルは「ウナギ」と「チーター」。メダルを装填し、ウナギの「電気ムチ」でヤミーを締め上げる。
OOOが二丁ムチで戦うのを見て、ウヴァも任せて「時間稼ぎ」を頼むバース。木陰に隠れ、「ブレストキャノン」を装着すると、さらにセルメダルを投入してエネルギーを充填していく。ムチ二本を使ってヤミーとウヴァを牽制するOOO。その間にバースはエネルギー充填を続ける。そしてようやく満杯になり、「ブレストキャノン・セルバースト」を放つ。それを見たOOOとウヴァは射線から逃げる。クワガタヤミーに命中し、見事仕留めたバースト。そして、飛び散るセルメダルを「クレーンアーム」で回収する。
ミルクカンに詰まったセルメダルをこっそりネコババしようとする腕アンク。それを見つけて「何すんだ!この泥棒!」と腕アンクを摑まえるバース。この様子を見てうんざりのOOO。
そんな戦いを知らずに、橋本師範の結婚式は無事に執り行われる。教会の祝福の鐘の音を聞き、心から結婚を祝福する梨恵。映司はやはり共闘しようと、
「伊達さん、やっぱり協力して戦いませんか」
「無理!」
「…、即答ですね(´・ω・`)」
と、やはり断られる。伊達曰く、映司は「自分を泣かせるタイプ」らしい。自分を泣かさないを身上とする伊達にとっては反りが合わないのだろう。そんなこんなで、伊達は映司達の前から去っていく。
伊達のキャラ紹介がメインでしたが、映司の「天然」も際立ってましたね。ただ、映司の天然も「ただの天然」ではないですが。
梨恵の「強くなりたい」欲望の影に「橋本師範への恋心」があるのは前話で気がついていましたが、なぜ「壊したい」という衝動まであったのかがわからなかったんですよね。しかし、その橋本師範の結婚が近付いているというのが、今エピソードで描かれたので「なるほど」と思いました。脚本的にはうまくできてますね。
そして、バース。OOOがコアメダル専門なら、バースはセルメダル専門とそれぞれの「役割」がきっちりと分けられてます。しかも、その経緯が「コアメダルを制御するのはあきらめて、セルメダルに特化することに変更」といったことから。そういった「住み分け」は重要でしょう。
しかし、鴻上のテンション。新年も変わらずでしたね(笑)。まず、
「新年、ハッピーバースデー!」
と、やはり「誕生日」としてしまってます。それと服装。普通に赤いマフラーを羽織っている上に「羽マフラー」。あのセンスは…。それと、バースの装着者に伊達を選んだのは鴻上のようです。
ようやく初登場のメズールのコアメダル。その第一弾は「ウナギ」で二本の電気ムチを使えるようになります。しかし、ムチを使うライダーって初めてじゃないか?「仮面ライダーX」のライドルホイップはムチはムチでも競馬で使うような棒状の鞭だし、それとロープですからね。
「電気ムチ」かぁ、伸縮すればグフの「ヒートロッド」だな(色も「白」だったし)。あ、だから「青」であるメズールのコアメダルなのか(笑)。多分、それもありそう。
あと、バースって「ライダーマン」か。右腕だけじゃなく全身で武器換装するけど、「クレーンアーム」はマジでそうだろ(笑)。
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