OOO:第21話 バッタと親子と正義の味方
ゲストに伊嵜充則と建みさと。伊嵜充則(崎の字を変えてますね)、大人になったなぁ。建みさとは懐かしいですね。とはいっても、建みさとは「チョロ」っとしか出ていないが…。
今回はウヴァの出番、ってことで、ヤミーも昆虫系なわけですが、登場したのは何と、バッタ!しかも、「親」の欲望が普通の欲望とは違うので、行動も今までとは違います。
「バレンタインデー」が近いということで、「クスクシエ」では手作りチョコレートの準備に大忙し。映司、比奈、さらには後藤君までもが買出しを手伝う。その帰り、空き缶をポイ捨てした大人を注意する少年を見かける。少年と大人の間で一悶着があり、止めに入る後藤君。さらに映司がフォローに入る。そこに少年の父親、神林が現われ、息子=隆を連れてその場を去る。
映司のフォローはナイスでしたね。しかも、ポイ捨てした大人に対しても釘を刺してます。
神林は隆の行動を諌めます。隆は「悪い奴は許しちゃダメだ」という父親の口癖を正直に実行しただけなのにと神林を問い詰めます。また、神林家は諸事情(=神林が司法試験を合格するまでは家に戻らないと宣言して出て行った)で別居状態にあり、隆は父親に「いつ帰ってくるの?」と問います。しかし、司法試験に受からないことには帰らないとしているので、「しばらくは帰らない」と答えます。その返事を聞いて隆は神林の足を蹴って、神林の元から去って行きます。自分の言動に自己嫌悪の神林。そこに、ウヴァが現われ、「その欲望を解放しろ」とセルメダルを投入、神林からヤミーが生まれます。
バイトに向かう神林。と、引ったくり事件が発生。女性の悲鳴に気付き、引ったくり犯の前に立ちはだかる神林だが、あえなく伸されてしまう。さらに逃げようとする引ったくり犯だったが、その前に神林から生まれたヤミーが現われる。さらにバッタヤミーへと成長する。バッタヤミーを引ったくり犯を叩きのめすと、引ったくり犯からバッグを奪い返す。そして、「持ち主」へ歩み寄る。
ということで、バッタモチーフのヤミーです。神林の「悪いことは許さない」という正義感から生まれたヤミーですので、その姿は言わずもがな…。
チョコの材料が切れたので、アンクを連れ出して買出しに出かける映司。そして、映司はこれを機にアンクに何故他のグリードのように変化しなかったのかを問う。が、それに答えないアンク。そこにヤミーの気配を感じ、現場へ向かう。
現場に着く映司とアンク。映司は神林の姿を見つける。が、アンクは神林がヤミーの「親」だと映司に教える。ヤミーを探す映司とアンク。バッタヤミーはバッグの持ち主の女性に歩み寄っていた。が、女性は恐怖のあまり、後ずさりするだけ。バッタヤミーを見つけた映司とアンク。映司はOOOに変身し、近付こうとするが、クズヤミーに邪魔される。アンクは「ウナギ」のメダルを渡し、OOOは電気ムチでクズヤミーを一掃する。
バッタヤミーが女性にたどり着く。そして、バッグを差し出す。女性は取り返したくれたの?と思い、恐る恐る手を出し、バッグを受け取る。唖然とするOOOとアンク。そして、バッタヤミーはその場を飛び去る。
ヤミーの行動に疑問を持つ映司とアンク。映司はヤミーが人間を助けることがあるかとアンクに問うが、「ヤミーは、その親の欲望を忠実に実行するだけでありえない」と答える。そこで映司は見方を変え、「悪いことは許さないと言う気持ちも欲望にならないか」と問う。「そんな人間がいるはずないだろう」とアンクは言おうとするが、映司を見て言葉を止めた。そして「正義感」が欲望の元になっているかもしれないと推察する。
「クスクシエ」で傷の手当てを受け、バイト先へ向かう神林。その目の前で様々な悪事を目撃する。「世の中、悪い奴ばっかりだ」と嘆く神林。が、バッタヤミーが次々と悪行を重ねた人たちを倒すのを見つける。そして、バッタヤミーの「悪い奴は許さない!俺がお前の欲望を満たしてやる」の言葉にその正義感は…。
まずはバースバスターを使えるようになろうと、ひたすら走りこみで自主練を続ける後藤君。その途中、隆を見つける。「悪い人に注意したのにお父さんに叱られた」と事情を話す隆。「危ないから大人に注意をしてはいけない」と矛盾した叱られ方を憤慨している。後藤君はどっちも正しいと考える。が、隆の身を案じて「危ないことはしちゃダメだ」と忠告する。が、その一言が逆に隆を怒らせてしまう。
街中で、カーステレオを大音量で流す一団に文句を言う神林。が、取り囲まれて萎縮してしまう。だが、バッタヤミーが現われ、その一団を一掃する。その様子を見て、「力を得た」と勘違いする神林。その正義感をエスカレートさせる。そこに、映司とアンクが駆けつけ、OOOに変身してバッタヤミーに立ち向かう。バッタヤミーのスピードに翻弄されるOOO。スピードにはスピードと考え、「チーター」のメダルを要求するOOO。だが、「チーター」のメダルは奪われたままだった。ならば、重力攻撃で足止めしようと「ゾウ」のメダルを要求するが、それも無かった。アンクはとりあえず、「これで何とかしろ!」と「クジャク」のメダルを渡す。タジャスピナーを空け、中にセルメダルが入っているのを見つけるOOO。「これをコアメダルに置き換えれば…」と考える映司だが、バッタヤミーが逃げ出した一団の残りを追ってしまったので、そのバッタヤミーを追う羽目に。
大人が信じられないと走り回る隆。それを追う後藤君。そこに、バッタヤミーから逃げる一団のバイクが迫り来る。隆を助けようと飛び出す後藤君。が、隆の前にバッタヤミーが現われ、一団を叩きのめす。「正義の味方」の登場に感動の隆。
「そろそろ刈り入れ時だねぇ」と、伊達が現われる。伊達はバースに変身し、バッタヤミーに立ち向かう。そして、後藤君に隆を安全な場所へ避難させろと指示、後藤君は隆を連れ立ってその場を離れる。
バッタヤミーのスピードと跳躍力に翻弄されるバース。キャタピラレッグとクレーンアームの「重機コンボ」で何とか押さえるが、ウヴァが邪魔に入る。2対1となり、苦戦を強いられるバース。そこにOOOが駆けつけ、2対2で対決を繰り広げる。そして、OOOはタジャスピナーに「タカ」、「クジャク」、「バッタ」のコアメダルを装填。スキャンして、技を発動させようとするが、神林が割って入る。神林はようやく「正義」を行使する力を手に入れたと思い、それを失いたくないためにバッタヤミーを庇うのだった。そんな父親の姿を見て、同じ思いの隆も神林とともにOOOの前に立ち塞がってしまう。神林親子の思わぬ「壁」に戸惑うOOO。
今回は「正義感」を「欲望」とみなしてのヤミー。「悪いことは許さない」と正義をかざしての行動をするヤミーなので、傍目には「正義の味方」に映るわけですが、当作品のヒーロー、OOOとしては、「所詮ヤミーなので、後でどうなるかはわからない」と案じて行動します。が、それが隆にとっては「悪」に見えちゃってるんじゃないかなと。
#「正義の味方」の邪魔をするのは「悪い奴」と
#考えてね。
それが後半で描かれるのかなぁ。
で、今エピソードのもう一人のヒーロー、バッタヤミー。神林の「正義感」から生まれたので、「悪い奴は許さない」という行動原理を持ってます。まあ、いわば、「正義の味方」ですね。で、バッタのヤミーということで、
仮面ライダーっぽく
なってます。よく見ると、眼が2対ありますねw
コイツは「真」か?w
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