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2011年6月15日 (水)

OOO:第38話 事情と別れと涙のバース

伊達、ここで退場(か?)。

後藤君、ついにバースになる!

子供アンクも成長して、人格が形成されてきたようで。

バースの交代を表すかのように、挿入歌は「Reverse:Re-birth」

前回の続き。真木らグリード連中と対峙する中、伊達が現れ、真木の側に付いた。突然のことに驚く映司、後藤君、アンク。そして、真木もグリードとしての力を発揮する。それに呼応するかのように苦しむ映司。カザリはアンクを付け狙い、メズールとガメルはOOOに立ち向かう。大量のセルメダルを獲得して、はるかにパワーアップされたメズールとガメルに対し、苦戦を強いられるOOO。後藤君はバースバスターで援護に入るも、ガメルの重力波攻撃に弾き飛ばされる。なおも立ち向かおうとする後藤君の足元に威嚇射撃をする伊達。伊達の思わぬ行動に「嘘ですよね?」と問いかける後藤君。しかし、伊達は「俺、今まで、後藤ちゃんに嘘ついたことないでしょ」と答え、当身を食らわせる。
OOOとメズール、ガメルの戦いにバースが乱入する。伊達を信じる映司は、これは何かの作戦と考え、それに合わせようと伊達に真意を確かめる。が、伊達は容赦なくOOOに攻撃を加える。さらに、メズールとガメルの共同攻撃を受け、変身が解けてしまう。伊達の当身から気が付いた後藤君、映司のピンチを目の当たりにし、何か無いかと辺りを見回す。すると、ライドベンダーがあることに気付く。真木がにじり寄り、絶体絶命の映司。そこに、ライドベンダーを後藤君が駆り、突っ込んでくる。そして、ライドベンダーを乗り捨て、メズール、ガメルのところに飛ばす。ライドベンダーは炎上、さらにカンドロイドたちが一斉に飛び出し、グリードたちを撹乱する。その隙にその場から逃げる映司、アンク、後藤君。

クスクシエ、伊達の行動に動揺を隠せない映司と後藤君。アンクは「最初から1億のために動いていたような奴だ」と冷静に一言告げる。それでも、伊達の行動が信じられない映司と後藤君はその理由が「1億円」にあると考える。
ここでのアンクの「夢なんてのは、お前たち人間が欲望を都合よく言い換えただけだ」という言葉は的を獲てますね。確かに「夢」と「欲望」は紙一重だな。

真木邸。回収したメダルを厳重に保管する真木。「最後の時」が来るまで誰のものにもならないようにするという。真木が描くのは「誰かを器にしての全てのコアメダルの集約」。が、それがどうなるものかは計り知れない。一人でボール遊びを始める子供アンク。ガメルは一緒に遊ぼうとするが、子供アンクはそんなガメルを払いのけ、さらには羽でガメルを弾き飛ばす。
そんな様子を二階で見ていた伊達。が、発作が伊達を苦しめる。

鴻上ファウンデーション。伊達の「夢」のために、1億円を前借りしようとする後藤君。が、そんな後藤君に対して出された里中の見積もりは
78,000円
欲望の小ささが大きなマイナスだと説明する鴻上。さらに伊達がいなくなったらどうすると、後藤君に問う鴻上。帰路で鴻上から言われた言葉と伊達の言葉について考える。

真木の屋敷。人形を着せ替えている真木に話しかける伊達。本当に「終わり」を迎えさせるつもりなのかと問う。信念の変わらない真木を見て「止めるのは無理か…」と悟る。そして、たとえ偏屈でも真木の事が気に入っていたと明かす伊達。その言葉に「明日、再びOOOを討ちに行きます。君と2人で」と次の算段を明かす真木。

クスクシエ。着替えの途中で真木の呼びかけに反応する映司。その誘いに乗り、真木の元へ向かうアンクと映司。
廃工場、やってきた映司とアンクを迎える真木。真木の狙いはコアメダル。特に、映司も持っている「紫のコアメダル」の方である。当然、そんな要求は受けられない映司とアンク。それは想定内と、伊達をけしかける。そこに、後藤君が到着する。伊達が1億を必要とする理由を「医療関係の学校を作るという夢」と信じて疑わない後藤君は、なおも伊達を説得しようとする。が、伊達が1億を必要とするのは自分の脳内にとどまっている弾丸を摘出する手術を受けるためだった。伊達の本音を聞いた後藤君は意を決して、伊達を止めようとすることに。その決意の程を受け取った伊達はバースに変身。互いに銃を向け合う。が、伊達はその銃口を後藤君から真木へと向け直す。実は、伊達は鴻上からの依頼で、真木がグリードと化してしまうことを止めに来たのだった。が、真木の信念が変わらない今、力づくで止めるしかない。が、そんな真木に対して引き金を引くことができない伊達。そんな伊達に真木は、バースには自爆装置がつけられていることを明かす。そして、自分が持っている起爆装置のスイッチを押す。バースの胸のランプが点滅するが、何も起こらなかった。実は後藤君がバースから自爆装置を外しておいたのだった。ほっとする伊達。そして、バースバスターを真木に向かって放つ。が、カザリ、メズール、ガメルらが現れ、全ての弾丸をバースに弾き返す。さらに、バースに三人同時に攻撃を加える。思わぬ攻撃に倒れるバース。映司はサゴーゾ・コンボに変身して、グリード3体を引き離す。
攻撃の衝撃に変身が解けるバース。そして、倒れる伊達。その伊達に駆け寄る後藤君。そして、
「自分を信じろ!」
の言葉を残し、バースを後藤君に引き継いで眠りにつく伊達。

グリード3体に苦戦を強いられるサゴーゾ・コンボ。変身が解け、ピンチに陥る映司。そこに、バースドライバーを手にした後藤君が現れる。そして、バースに変身。カッターウィングを装着してカザリらに向かう。さらに、クレーンアーム、キャタピラレッグを装着。さらにドリルアーム、ブレストキャノンを装備してバース・デイに。そして、ブレストキャノン・セルバーストを放ち、カザリ、メズール、ガメルを一掃する。バースのパワーに驚くグリードたち。そこに子供アンクが現れ、全員を連れて帰っていった。

戦いが終わり、伊達の元に向かう映司。静かに眠る伊達を揺り動かす映司。伊達は目を覚まし、
「言い忘れてた!退職金、俺の口座に振り込んでおいて!」
結果としては、失敗だったものの、今回の作戦における危険手当、後継者となる後藤君を育てたことへの報奨金、そして退職金をきっちりと払う鴻上。が、総額が5000万と1億の半分であることを残念がる。が、伊達は真木から前金で5000万を受け取っており、それと合わせれば1億は稼ぐことはできたのだった。それを祝福する鴻上。

空港。日本を離れ、手術を受けに旅立つ伊達。映司たちが見送る一方、一人、射撃訓練を続ける後藤君。生きてまた会える事を誓い、それまではバースを引き受ける。

ということで、伊達から後藤君にバースがバトンタッチされました。まあ、登場当初から後藤君を育てるように接していましたからね、ここはあまり驚かない展開です。ただ、このままなのか、再び戻ってくるのかというところですかね。
#でも、残り話数も10数話といったところですから、
#このままかなぁ。
さて、子供アンク、こっちがこれからの展開のキーとなるようですね。

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