OOO:第45話 奇襲とプロトバースと愛の欲望
今回はメズールが完全体に戻るも、やはり、消滅。次回はガメルか?
大破したバースの修理に時間がかかるため、プロトタイプバースを持ち出した映司陣営。使えるのはクレーンアームとブレストキャノンだけと、ちょっと心許ない。
今回は里中、活躍してますね。でも、時間になれば、やはり帰ろうとするのね。
#こんな状況でも。でも、今回は「残業」を
#覚悟していたようだ。
今回のオープニング、コアメダルが無い部分は色が抜けていましたね。
コアメダルの大半をグリード側に持っていかれ、圧倒的不利な状況の映司、後藤君ら。そこで、映司は守るのではなく、討って出るという作戦に出ようと持ちかける。どの道、攻め込まれたら元も子もない状況の中、攻めるのも「手」と踏む後藤君。が、バースが大破した今、プロトタイプバースを使って戦力を立て直そうとする。
比奈に信吾を助け出してくると約束する映司。が、そんな映司に自分のことも気にかけて、と心配する比奈。
真木邸。真木がカザリのメダルを持ち帰り、アンクに渡す。それを見て、カザリの「死」を直感するアンク。「死んだのか?」の問いかけに、「君も人間に馴染んで来ましたね」と、アンクの変化を指摘する真木。
メダルの集合体であり、単なる「物」でしかないグリードに「死」という概念自体は無いが、それを「死」という概念に置き換えているあたりにアンクの「変化」があるという表現ですね。
決死の覚悟で、真木邸に奇襲を掛けた映司、後藤君、里中。スタングレネードを投げ込み、奇襲作戦を開始する。2階の窓から飛び込む映司。映司の奇襲にあうアンク。そして、アンクからカザリのメダルを奪い取る映司。静かに、二人の戦いが始まろうとする。
スタングレネードの閃光で気が動転するガメル。あわてて外へ飛び出す。そこを、罠を張って待ち構えていた里中が、ワイヤーを引き、ガメルを転げさせる。転げ落ちた先にお菓子があり、喜ぶガメル。が、取り上げた途端、爆弾があることに気付く。すかさずスイッチを押す里中。爆発にびっくりのガメル。
里中に気付き、追いかけるウヴァ。ウヴァから逃げる里中。木のところでアッカンベーをして挑発する里中。その里中に迫るウヴァだったが、トラップである「落とし穴」に嵌ってしまう。そのウヴァに手榴弾を投げ込む里中。爆発し、気を失うウヴァ。その里中にメズールが襲い掛かる。が、クレーンアームでターザンアクションを決める後藤君プロトタイプバースに蹴り飛ばされる。飛ばされた先にある網に落ちるメズール。すかさず、罠の網を掬い上げる後藤君バース。そして、バースバスターで攻撃。
里中、嬉々として、この作戦を遂行してますね(笑)。
外に飛び出し、ドライバーにメダルを装填する映司。そして、アンクに、改めて、信吾の体を比奈に返すつもりが無いことを問いただす。映司の問いに、行動で答えるアンク。なんと、カザリのメダルを取り込んでしまう。そして、失った3枚のメダルの代わりを信吾の体で補い、さらに、「メダルの器」にならんとすることを映司に明かす。
虚を突かれたことに腹を立てるウヴァ、メズール、ガメル。が、追い討ちを掛けるように、ブレストキャノンを装着して待ち構えていた後藤君と里中。ブレストキャノンとバースバスターの斉射で翻弄する。
そこに、生身で肉弾戦を繰り広げていた映司とアンクがやってくる。アンクの攻撃にメダルケースを飛ばされてしまう映司。そして、それを拾い上げたのは真木だった。そして、
「アンク君、私に」
と言って、アンクを引かせる真木。そして、メダルを共鳴させ、映司を苦しめる真木。だが、映司もメダルの力を使い、真木の攻撃を跳ね返す。映司もメダルの力を使いこなせるようになってきたことに気付き、事を急がねばと、グリードの姿となる真木。その姿を見て驚く映司、後藤君、里中、そしてウヴァ、メズール、ガメル。そして、「すべてを無に帰する力」をほんの少し開放し、全員を退ける恐竜グリード。
その姿を全員に見せた真木=恐竜グリード。変身する瞬間、「キヨちゃん人形」の右手も紫色のオーラに包まれてましたね。
真木が完全にグリードとなってしまったことを鴻上に報告する里中。思った以上に深刻な事態となっていることに驚く鴻上。何か打つ手があるのなら「残業」するという里中。が、鴻上はOOOとバースプロトタイプに頑張ってもらうしかないとしか言えない。その言葉に、「直帰」を宣言する里中。が、鴻上は策はあると、里中を呼び戻す。
事態の深刻さはわかっているようだが、「スタイル」は変えないですね、里中(笑)。
真木のグリード化に驚きを隠せない映司と後藤君。さらに、メダルも奪われ、打つ手がほとんど無いことに打ちひしがれる映司。が、戦いの中、カザリのメダルを1枚、奪取していた後藤君。おかげで、「ラトラーター・コンボ」が使えることがわかり、活路を見出そうとする映司。が、アンクの真意を知った後藤君は、このままだと信吾の体がアンクと同化し、グリードになる可能性をほのめかす。それを阻止しようとする映司。が、そんな映司を見て、後藤君は「もっと自分の欲のことを考えろ」と諭す。
ビルの屋上。アンクにコアメダルを渡す真木。が、そのメダルを奪い取るメズール。そして、ガメルとウヴァも現れる。密かにアンクと真木がコアメダルを山分けしようとしていると勘違いしているメズールたち。収拾をつけるためにか、アンクは3人のメダルを放出する。それぞれのメダルを手にするメズールたち。メズールとガメルは9枚揃うが、ウヴァは1枚足りてないままとなる。9枚揃い、完全体となったメズールは、ガメルを置いて、「愛情」を求めて街へ飛び出す。
「メズール」の名前は「愛ずる」から来ているわけですが、それがメズールの「欲望」の根源なのですね。しかし、そのメズールから見放された形のガメル。なんか、ちょっと可哀想です。
#無邪気な行動をするから殊更に
街で親子連れ(母親と子供に限る)を襲うメズール。それを見て、後を追う映司と後藤君。自分の「巣」に持ち帰り、「愛情」を満たそうとする。メズールの巣にたどり着いた映司と後藤君は、巣に閉じ込められた人たちを見て驚く。そこにメズールが現れ、二人に戦いを挑む。ラトラーター・コンボとバースに変身する映司と後藤君。が、完全体となったメズールは体を自在に変化して、二人を翻弄する。
メズールならば、ラトラーター・コンボの力が通用するはずと、コンボの力を使うOOO。だが、完全体となったメズールにコンボの力は通用しなかった。メズールにいいようにされるバースとOOO。が、ライドベンダーを見つけ、トラカンドロイドを使うOOO。トライドベンダーを駆り、メダガブリューを手にメズールに挑む。「紫のメダル」の力でメズールの足を凍結させて、足止めするOOO。そして、そのメズールにメダガブリューの渾身の一撃を放ち、メズールのメダルを打ち砕く。
メダルを砕かれたことで、体が崩壊していくメズール。そこにガメルが現れ、メズールを抱きかかえる。ガメルに抱きかかえられたまま、満たされぬ思いを悔しがるメズール。そして、グリードの本質を悟り、ガメルの腕の中、消滅する。メズールを失ったことで悲しみに打ちひしがれるガメル。そして、グリードの姿になると、本能のままに、重力波をぶちまける。
ラストのガメルが本当に可哀想でしたね。敵キャラなのに、そう思わせてしまうガメルって…。
ラストスパートなので、グリードは完全体になるも、「紫のメダル」の力で「無」にされてしまってますね。流れ的には次はガメルなのか。
予告を見ると、「剣」だよなぁ、この流れ。
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