フォーゼ：28 星・嵐・再・起

メテオの新たなるステイツ、「メテオストーム」が登場。武器も「メテオストームシャフト」と言う棍が追加になってます。しかも、ストームスイッチは「独楽」にもなっていると言う、色んなアイテムが盛り込まれている模様。

キャンサー＝鬼島、こんな形で退場とは…。やはり短命だったか…。

キャンサー＝鬼島にメテオであることがばれた上に、自分の生体エネルギーまで奪われてしまった流星。鬼島は午後３時まで2-Bの教室に来るようにと言い残し消える。気を失い、約束の時間直前で目が覚める流星。急ぐ流星の元に、病院から二郎の様態が急変したとの連絡が入る。板ばさみに悩むも、鬼島との約束を優先させる流星。そして、流星の電話の内容を聞いていた弦太朗は流星と共に2-Bの教室へ。
鬼島が待つ教室に着く流星と弦太朗。そして、弦太朗は流星を二郎の元へ向かわせるために、自分が身代わりになると申し出る。さらに、美羽ら「仮面ライダー部」全員も流星の身代わりになると飛んでくる。４時までに戻ってくることを条件に流星の生体エネルギーと弦太朗らの生体エネルギーに応じる鬼島＝キャンサー。そして、マシンマッシグラーを借り、次郎の元へ向かう流星。
確かに、「集団『走れメロス 』状態」だな。

病院に着き、二郎に声をかけ励ます流星。一方、キャンサーは退屈しのぎに「地獄大喜利」を始める。大喜利に挑戦する「仮面ライダー部」。だが、誰もキャンサーを笑わせることができない。
二郎の看病を続ける流星。そこにタチバナから連絡が入る。今回の件を許す代わりに４時までに埠頭に来いと言う。４時は教室に戻らなければならない時間、悩んだ末に流星は…。
タチバナさんの恩情でメテオに復帰できるきっかけができたわけですね。とはいえ、今度は「メテオになる力を再び得る」か、「仮面ライダー部全員の命を助けるか」の二者択一を迫られます。

タイムリミットまで残りわずか。「仮面ライダー部」も友子一人を残すのみとなった。そして、時間ぎりぎりに流星が帰還。だが、「地獄大喜利」をして状況が変わっていたことに腹を立てる。
生身でゾディアーツ態の自分に立ち向かってくる流星をせせら笑うキャンサー。が、それが流星の狙いだった。形はどうあれ、キャンサーを「笑わせる」ことができたことで、弦太朗たちの生体エネルギーが元に戻る。そして、弦太朗はフォーゼに変身し、キャンサーを外へ。皆も一緒に向かう中、流星は、一人埠頭へ向かう。
キャンサーと戦うフォーゼ。ただでさえ手ごわい相手なのに、超新星まで発動させ、一蹴するキャンサー。一方、流星は約束の時間が過ぎていることを承知でタチバナにメテオの力を返して欲しいと懇願する。その最中、黒い箱を見つける。タチバナはこうなることを見越して、メテオストームスイッチを残していったのである。

キャンサーノヴァに苦戦するフォーゼ。そこにメテオが現れ、さらに新たなる力「メテオストーム」スイッチを使い、メテオストームへとステイツチェンジを果たす。メテオストームスイッチの力でこれまで以上のパワーを発揮するメテオ。そして、「メテオストームパニッシャー」でキャンサーノヴァを倒す。
ここでついに、フォーゼの変身が解けてしまうところが描かれましたね。キャンサーのパワーを見せつける、いい演出です。

メテオとの戦いに敗れ、命からがら学園に戻る鬼島。そこに現れた速水は「ホロスコープスに失敗は許されない」と処刑しようとする。鬼島はメテオの正体を理事長に報告することで延命を図るが、鬼島を快く思っていない速水＝リブラはある策を施す。そこにヴァルゴがやってきて、リブラに何をしているかを問う。リブラは幻術で鬼島を刑事の姿に変え、刑事が再び学園をかぎまわっていたと、ヴァルゴに説明する。そして、ヴァルゴにダークネビュラに放り込むように指示する。刑事の正体が鬼島とは知らないヴァルゴはそのままダークネビュラへ鬼島を送り込んでしまう。
速水の「嫉妬」爆発と言ったところでしょうか（笑）。しかし、意外な形での退場となりましたね、キャンサー。

さて、メテオもパワーアップして、後半の盛り上がりに拍車をかけようといったところですね。しかも次回は４月。入学の時期であり、新入生がやってくるようです。