Firefox、Thunderbird、バージョン13.0リリース
MozillaはWebブラウザ「Firefox」とメールクライアント「Thunderbird」の最新バージョン13.0を公開しました。なお、共にこのバージョンからWindows2000、Windows XP(SP1)はサポート対象外となりました。
#Windows XPについてはSP3であれば
#対象になります。
まずはFirefox。大きく変わったのは「新しいタブ」ページと「スタートページ」のデザイン。「新しいタブ」はこれまで空白だったのが、Google Chromeのように、利用頻度の高いWebページのサムネイルが表示されるようになりました。また「スタートページ」も検索機能や「以前のセッションを復元」機能の他に、ブックマーク、履歴、アドオン、Sync、オプションといった機能へのリンクが追加されました。
そのほかに初期設定の見直しがなされ、「SPDYプロトコル」(Googleが提唱するWebコンテンツの転送を高速化するプロトコル)、復元したタブをアクティブにするまで読み込みを遅らせる機能、スムーズスクロール機能が標準で有効化されています。
「ライブブックマーク」機能も変更が加わってますね。これまではブログサイトを開くという選択は列挙されたRSSタイトルの末尾に付け加えられていたのですが、これが先頭に移りました。と同時に、すべてタブで開くという選択は無くなりました。また、記事の未読、購読済が一目でわかるようになりました(これまではブログサイトでfaviconを付けているところに対しては購読済となった記事のアイコンをfaviconにしていたのですが、faviconが無いサイトに関しては何もなかったんですよね)。
一方Thunderbirdはサイズの大きなファイルを添付する際、オンラインストレージサービス「YouSendIt」へファイルをアップロードすることができるようになり、そのリンク先をメール本文に記載することで間接的にファイルを送信することができるようになっています。また、Thunderbird上で独自ドメインのメールアドレスを取得し、取得したメールアドレスのアカウントを使用してメールを送受信することができるようになりました。メールアドレスの取得には「Gandi」、「Hover」が利用できます。
なお、オンラインストレージサービスならびにメールアドレスサービスは順次増やしていく予定とのこと。
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