フォーゼ:47 親・友・別・離
賢吾の正体が明かされる、そして、その賢吾は…。
立神の奇襲でラビットハッチが壊滅。ついでにその立神の過去も少し触れてます。
大杉先生、少しだけかっこよかったぞ。
フォーゼもついに次回で最終回か。どのような結末になるのか。
ホロスコープスのスイッチが12個揃ったことへの対策をラビットハッチで練る仮面ライダー部。一方、月面に出て地球を眺める賢吾と、その賢吾を見つめるユウキとフォーゼ。そして賢吾は二人に自分がコアスイッチから生まれ出たもので、コズミックエナジーがマテリアライズされたものだと正体を明かす。
ラビットハッチに戻り、コアスイッチから得た情報を淡々と語りだす賢吾。20年前に我望、歌星に発見され二人で研究が進められ、その方針で二人はぶつかる。歌星はフォーゼシステムによるワープドライブ航法でプレゼンターに遭いに行こうとし、我望はゾディアーツスイッチによる肉体強化による方法を選んでいた。我望が歌星の方針に異を唱えたのは、時間がかかりすぎて自分らがプレゼンターに遭いに行けることができないと考えたためだった。一方の歌星は、(自分たちの)次の代が行けばいいと考えていた。そして、ゾディアーツスイッチを管制させると、我望はラビットハッチを襲撃して地球へと戻ったわけである。
この襲撃の前に、コアスイッチから一人の赤子が誕生する。歌星はその子に「賢吾」と名づけた。後に改心した江本は賢吾を回収し、親戚と呼ばれる家へ預けることとなる。これが、コアスイッチ発見から我望らゾディアーツとの戦いへと繋がる発端へと繋がっていたのである。
江本さんが賢吾をラビットハッチから連れ出していたんですね。まあ、バルゴの能力(=ワープ航法)がなければできないことだから当然か。
さらに、自分の使命がプレゼンターに接触可能な知的生命体のサンプルとして戻ることであると告げる賢吾。あまりの事実に、ライダー部一同、呆然とする。
一方、再度ホロスコープスのスイッチでダークネビュラを開こうと試みるサジタリウス。だが、二度と開かれることはなかった。その原因がコアスイッチにあると考える我望。そこで、賢吾の排除を画策する。
焦る我望を諭す立神の描写の後、立神が我望に忠誠を尽くす理由が明かされました。立神は、いわゆる、「チーム」のリーダーだったってことなのかな。
部屋で手紙をしたためる賢吾。そこにユウキと弦太朗がやってくる。賢吾はプレゼンターの元へと旅立つためにフォーゼドライバーを返すように言う。賢吾とやり取りするうち、弦太朗は賢吾を連れ出す。
一方ラビットハッチ。賢吾の言葉に驚愕のライダー部一同。そこに立神が現れ、賢吾の居場所を聞き出そうとする。立神と戦う流星。立神の戦闘力に苦戦する流星。さらに立神はレオに変身する。流星もメテオに変身し、レオに応戦する。戦いの中、我望が居なくなれば死んでしまうとレオを諭そうとするメテオ。だが、我望に心酔しているレオはそんなことはお構い無しと咆哮を上げ、ラビットハッチを破壊する。
今回のメインはJAXAでのやり取りだろうな。賢吾の強がりを見越して、なおも「友達」であり続ける弦太朗とユウキ。その心意気に頑なな心が解けていく賢吾。そういった意味でもこの作品のテーマの一つ「友情」がきっちりと描かれていたと思う。
学校へ向かった弦太朗、賢吾、ユウキ。そこに大杉先生が現れ、ラビットハッチが襲われたことを告げる。ラビットハッチに入る弦太朗、賢吾、ユウキ。中は無残に破壊され、美羽らライダー部の面々が倒れこんでいた。そこに姿を現わす我望。そして、賢吾にコアスイッチを差し出すように迫る。が、賢吾はそれを拒んだ。さらに、プレゼンターに選ばれたのは我望ではなくて、自分であることを強調する。的を得た賢吾の言葉に怒りの我望はサジタリウスとなる。弦太朗はフォーゼとなり、サジタリウスと一戦を交える。立神もまたレオとなり、この戦いに加わる。3人の戦いは激化し、隔壁を破って月面へ。隔壁が破れたことで危険状態となったらビットハッチから避難する美羽、隼、JK、友子。そして、放り出されそうになったユウキを助ける賢吾。そして、手紙を渡すとユウキを避難させる。
月面で戦うフォーゼ、サジタリウス、レオ。そこに賢吾が出てきて、コアスイッチのパワーでサジタリウスとレオを吹き飛ばす。流星はメテオに変身して外に出る。そして、メテオのドーム内で変身を解除する弦太朗。弦太朗は「お前はお前がやらなきゃならないことをやれ」とフォーゼドライバーを手向ける。弦太朗に出会えたことに感謝の言葉を告げる賢吾。メテオと共にラビットハッチへ戻る弦太朗。そして、賢吾はフォーゼドライバーを装着し、ワープホールを開こうとする。が、サジタリウスが復活し、超新星でサジタリウス・ノヴァに変わる。そして、賢吾へ向かって突撃し、賢吾の「旅立ち」の邪魔をする。サジタリウス・ノヴァに蹴り飛ばされた賢吾は倒れ、コアスイッチを手放してしまう。サジタリウス・ノヴァはコアスイッチを手にし、握りつぶしてしまう。賢吾は「弦、太朗」と言葉を残して消滅してしまう。
さてさて、賢吾の秘密が明かされたと思いきや、その賢吾が志半ばに消滅してしまいました。レギュラーメンバーが最終話直前で秘密を明かした上に消えてしまうのは初めてのような。
なんにせよ、最後の最後に賢吾が「人間ではなかった」と言う展開はやはり驚き。
それと、ちょっと気になるのが我望がコアスイッチに固執していた理由。今回の話で、20年前に調べつくして、我望にとっては「用済み」となっているコアスイッチ。とはいえ、これが大きな障害となっていたわけですが、カプリコーンが登場した35、36話においては重要な存在のように扱われてるんですよね。なんせ、立神がカプリコーンの力を利用して探し出そうとしたわけですから。そう考えると、コアスイッチに対する見方が変わっているような気がする。
さて、次回はついに最終回。賢吾が居なくなったライダー部はどうなるのか?
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