ウィザード：第９話 ドラゴンの叫び

晴人が内なるファントム＝ウィザードラゴンの力を引き出し、フレイムドラゴンに。

ワイズマンがフェニックスに与えた策とは。

前回からの続き。フェニックスの猛攻になす術なく敗れたウィザード。傷つき、魔法力も無くなりかけていた晴人にウィザードラゴンが力を貸す。しかし、フレイムドラゴンを出すためとはいえ、作品序盤でいきなりの大ピンチですね。

ワイズマンの指示に従い、ゲートである洋樹を狙うフェニックスですが、その策とは、ゲートである洋樹を直接襲うのではなく、洋樹の両親の命を奪うという作戦。両親をいっぺんに失ってしまった時に感じる絶望でファントムを誕生させようという、あまりにも非情な策でした。
が、これに気付いた晴人はかつての自分の姿を重ねあわせ、洋樹に希望を持たせようとします。

フェニックスを食い止めるために、新たな魔法石の指輪を使おうとするウィザード。だが、エラーとなり、使うことができない。何度となくドライバーにかざすウィザード。強い意志をもって、かざした時、晴人のアンダーワールドに引き込まれてしまう。幼い頃、両親と死に別れる瞬間である。晴人の姿を模したドラゴンは「絶望の時」だと、晴人を絶望させようとする。だが、晴人は両親から「希望をもらった時でもある」と、あくまでも絶望はしない。晴人の気持ちに応え、魔法石に力を宿すウィザードラゴン。そして、指輪は発動し、ウィザードをフレイムドラゴンへと進化させる。
ドラゴンの力を得たウィザードはフェニックスを圧倒し、ついにはフェニックスを倒す。

しかし、フェニックスはその名の通り、甦っていましたね。