義援金、支援金、寄付金
先週発生した、熊本県を中心とした九州地方の大地震。いまだ余震も続き、被災された方々も不安と隣り合わせの生活を余儀なくされています。被災地、または被災された方々を援助することといえば、物資を送る、募金活動を通して寄付金を送るというのがありますが、今回は寄付金についてのお話。
Twitterで声優、南條愛乃さんが次のようなツイートを流しました。
寄付する前に!「義援金」と「支援金」と「寄付金」の違い https://t.co/X0GwC9Rd3D @alterna_sさんから
— 南條愛乃 (@nanjolno) 2016年4月17日
援助目的で募っている募金の種類は義援金、支援金、寄付金と大別されますが、じつはこれらは適用範囲、適用されるタイミングで大きく異なるそうです。
南條さんのツイートで紹介されている「alterna*s」の「寄付する前に!義援金、支援金、寄付金の違い」という記事で、これらの援助金の違いが説明されています。
- 義援金
- 被災者に直接渡されるお金。しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される
- 支援金
- 被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金
- 寄付金
- 被災者支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金。このお金は公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い
いづれも被災地の復興などに使われますが、配布対象とタイミングが異なることがこれでお分かりになるかと思います。これでいくと、今必要なのは「支援金」になりますかね。次いで、「義援金」、「寄付金」となるでしょうか。もちろん、それにこだわる必要はないといえば無いのですが、復興をより良く進めるためにも、こうした違いは抑えておいた方がいいかと思います。
「義援金」だけが被災者のもとに届けられるお金になるわけですが、平等に分配する必要があるため、自己被害調査をする必要があり、その分、分配されるまでに時間がかかるそうです。心情的には「義援金」を送りたいとなるかもしれませんが、まずは「支援金」として寄付をした方が復興活動が行われやすくなるということです。
こうしたことを踏まえ、被災地に向けて寄付を考える人は、段階的に目的別の資金援助を行われた方がいいかと思います。
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