終了間近の@homepage、8割以上が放置状態
@niftyの会員向けに1996年から提供されていた無料ホームページサービスである「@homepage」ですが、1月に周知された通り、9/29の15:00にそのサービス提供を終了します。サービス利用会員に向けて、移行先として、現行サービス「@niftyホームページサービス」において移行者専用の「ミニ」プランが無料で用意されているのですが、この移行率が芳しくないそうです。
サービス廃止を告知した1月時点で、@homepageの登録アカウント数は17万件ほどだそうで、この内移行を済ませたのが10%、アカウントの解約、公開停止をしたものは6%だそうで、残りの84%はまだ何もされていないのだそうです。
ちなみに、期限が来ると@homepageのサーバー上からデータは消去されるので、ギリギリまで何もしないでいると喪失する可能性があります。
ちなみに、移行専用プランではディスクスペースが2GBと、@homepageでの50MB(オプションを使って300MB)を遥かに超える容量が提供されます。
ちなみに、私も@homepage利用者でして、移行も何もしていない状態です(つまり、移行していない80%の一人)。正直、もうどうでもいいかなと思ってたりしています。
私も@homepageを使って、写真のギャラリーサイトを構築していました(このブログの古い記事では、サイトの更新情報を流している記事もあります)。しかし、そのディスクスペースの少なさが主な原因でサイトを閉鎖状態にしました(アクセスできない状態にしてるだけ)。また、ブログの方が手間がかからないというのもありますね。
で、移行先の環境についても、あまり「旨み」を感じないのですよ。ここに@homepageとの比較をまとめた表があるのですが、他社の同様のサービス(または、@nifty内のLaCoocan)と比較してもサービスが貧弱なんですよね。ディスクスペースの2GBは@homepageに比べれば大幅にアップしていますが、今となっては大容量ってわけではないです(ってか、ココログベーシックと同じですね)。また、CGIなど動的コンテンツを生成する仕組みもPerlのみとなっており、PHPや他のスクリプト言語は使えません。Perlもバージョンによっては、かなり制限がついてしまいますので、ここも気をつけたいところです。
ぱっと見の感想だと、「静的コンテンツだけでは持て余すし、動的コンテンツをやるには貧弱すぎる」といったところです。
実際の使い勝手は「使ってみないとわからない」ところもありますので、とりあえず移行だけはしておくというのも「手」かもしれません。
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