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2017年2月22日 (水)

写真編集向けPC

写真編集向けPCが2つ発表されたので、ご紹介。

一つは、Project Whiteが発表したデスクトップ型PC「PA7J-C91/T」。このモデルは写真家の礒村浩一さんが監修に参加したモデルだそうで、2,000万画素を超えるイメージセンサーを搭載したデジタルカメラユーザーに向けに設計されているそうです。
基本スペックは、CPUがCore i7-7700、メモリが16GB、システムドライブが240GB SSD、ファイルストレージが2TB HDD、ビデオカードがGeForce GTX 1050、電源が550W。光学ドライブを搭載。OSにはWindows 10(Home)が採用されています。また、BTOにも対応するとのこと。

もう一つは、マウスコンピュータが発表したノート型PC「DAIV-NG5720」。15.6型ノートPCで液晶パネルにsRGB比95%のノングレアIPSを採用。また、ビデオカードにGeForce GTX 1060と第7世代Core i7プロセッサを搭載することで、写真のRAW現像だけではなく、4K2K映像出力など、処理能力を必要とする性能を備えたモデルとなっています。
基本スペックは、CPUがCore i7-7700HQ(4コア/2.8GHz)、メモリが8GB、ストレージが240GB SSD、ビデオカードがGeForce GTX 1060。インタ―フェイスはUSB 3.1(Type-C)×2、USB 3.0×3、HDMI×1、Mini Displayport×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、有線LANポート×1、指紋センサー×1、Webカメラ(200万画素)×1。

あくまでもスペックからの所感ですが、どちらもメインストレージに240GBのSSDを採用していますので、全体的なレスポンスがかなりいいと思います。そこに「PA7J-C91/T」はデスクトップ機の強みを活かし、2TBという大容量のデータ用ストレージを備えています。さらには16GBのメインメモリを搭載していますので、そのスペックを遺憾なく発揮すると思われます。
一方の「DAIV-NG5720」はメインメモリが8GBとやや心許無いところがありますが、sRGB比95%の液晶モニタは魅力的です。RAW(に限りませんが)現像の際、「見た目の色をどれだけ再現するか」が鍵となりますが、このモニタならば、かなり見た目に近い色合いを再現することができるので、創作意欲を掻き立ててくれるのではないでしょうか。

どちらも一長一短があるので「こっちがいい」というのは言えませんが、手っ取り早くデジタル現像スタジオを持ちたいならば「DAIV-NG5720」を、現像をじっくりと取り組んでみたい人は「PA7J-C91/T」を選ぶといいのではないでしょうか。

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