「くらべる時代」
最近、面白い本を見つけたので簡単にご紹介。それが「くらべる時代 昭和と平成」。
色々な「もの」に対して、「昭和ではこうだった」、「平成ではこうなる」と2つの時代での特徴を示しながら、その違いを紹介するという趣向になっています。取り上げられているのは身近なものばかりで、「確かに言われてみれば、そんな違いがあるな」と気付きがあります。
例えば、横断歩道。昭和の横断歩道は縦線と横線で「はしご」のように描かれていましたが、平成では横線のみとなっています。また、これに対してどのような理由でそうなったかというのも紹介されています(知りたい方は読んでみてください)。
他にはというと、ガラスのコップ(というか、グラス)も面白い紹介がされています。昭和のグラスは表面に彫刻が彫り刻まれているが、平成のグラスはシンプルなデザインであるとなっています(これは製造方法の違い)。
私的に「おぉ、そうなんだ」と思わずうなったのはラムネの瓶。昭和のラムネの瓶はオールガラス製ですが、平成のラムネの瓶は呑口もしくは全体がプラスチック製というもの。まぁ、確かに平成の世のラムネの瓶は呑口または全体がプラスチックですね。と、ここまではそれほど驚かなかったのですが、流通の背景に驚きました。今現在はガラスのラムネの瓶は作られておらず、今流通している分は昔に作られたものを再利用しているんですね。なので、大切に扱っているらしいのですが、それでも多少は傷が付いたりしてしまうんだとか。なので、壊れてしまうと、どんどん無くなっていくということです。
他にもいろいろな「もの」の比較が載っています。これが読んでみると、非常に興味深いもので、読んでみると「なるほど」と思ってしまいます。
親子で読んで「昔はこうだったんだよ」とか読み聞かせてもいいかもしれませんね。
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