Microsoft、6月パッチをVista/XPへも提供
Microsoftは6月の定例パッチの提供に関して、VistaやXPといった、サポートが終了したOSにも提供するという、異例の措置をすることを発表しました。
#元記事はこちら。
今月の修正パッチは、Windows、Internet Explorer、Microsoft Edge、Office、Office ServersおよびWeb Apps、Silverlight、Adobe Flash Player、Skype for Business、Lyncに対して提供され、Windows UpdateやMicrosoft Updateカタログを通して提供されます。
対象となるのは、サポート期間中のWindows 10のバージョン1703/1607/1511、Windows 8.1/RT
8.1/7、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008に加え、サポートが終了したWindows
10バージョン1507、Windows 8/Vista/XP、Windows Server 2003 R2/2003となります。
今回、サポートが終了したOSに対しても提供するという異例の措置を採ったことについて、
「国家レベルでの攻撃および情報開示による悪用の危険性が高まっているため」
を理由に挙げています。
修正パッチに含まれる脆弱性の件数は、Adobe Flash Playerを除いて、CVE番号ベースで96件。うち緊急は18件で、いずれもリモートからコードが実行される可能性のあるものだそうです。
さて、今回はVistaやXPと言った、サポートが終了したOSについても提供されるという、あまり例のない事態となりましたが、実際、こうしたOSを使っている人(や団体)があるのも事実。このブログのアクセス解析の情報を見ると、実際、Vistaを利用している人がたまに見受けられます(さすがに、XPは見ませんね。8も)。
XPも、そのまま使っているというのは流石にないんじゃないかな。7で使える「XPモード」があったりしますが、これで直接ネットに繋ぐというのはあまりないんじゃないかと。
まあ、何にせよ、かなり重大な修正になると思いますので、確実に適用するようにしてください。
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