Microsoft、EdgeをAndroid/iOSへ提供
Microsoftは、Windows 10の標準ブラウザである「Edge」をiOSとAndroid向けに開発しました。
iOS版はApple TestFlight経由でプレビュー版の提供が開始されており、Android版はプレビューがまもなく提供される模様。
#元記事はこちら。
「Edge」のiOS版、Android版はPCでEdgeを利用しているユーザーが、スマートフォンでも同じ体験をできるよう開発。今見ているページをほかのでデバイスですぐに開くといった動作もできる。なお、プレビュー版は当初、米国英語のみに対応し、順次対応言語が拡大されるとのこと。
Microsoftもクロスプラットフォームでの提供を本格化してきましたね。さて、Microsoftが「Edge」をスマートフォン向けに提供を開始したことで、PCで利用される主要なWebブラウザー(Edge、Safari、Chrome、Firefox)がPC、スマートフォン/タブレットで利用できるようになったことになりますね。
さて、この新しい「Edge」ですが、提供される機能の中に「今見ているページをほかのでデバイスですぐに開く」と言うものがあります。この機能、先刻リリースされた「Firefox
56」でも実装されている機能でして、PC(またはスマートフォン/タブレット)で開いているタブの表示ページを別のデバイスへ転送するというもの。使ってみると、これが便利だったりします(特に、スマートフォン/タブレットからPCに転送した時)。
ただ、Firefoxでの実装にはちょっとガッカリしました。Firefoxでは、この機能を実現するのに「Firefox
Sync」を経由するのですが、全てのデバイスでFirefoxが稼働している状態でないと転送することが出来ないんですね。「Firefox
Sync」を経由するので、一時保存して、転送先のFirefoxがアクティブになったら「Firefox
Sync」から取り出すものかと思ったら、そうではなかったのです。私としては、例えば、出先などであるページを見ていて、後でPCでじっくりと見てみたいと思った時に、この機能が使えれば便利だなと思ったのですが、そのような使い方は想定していないようです。まあ、「ブックマーク」にすれば、同期されてPCでも見ることができるのですが、ブックマークは恒久的なものだよねぇ。例えば、ニュースのような読み捨て記事のような場合はブックマークではなくて、この機能のように「転送」(と言うより「共有」)で済ますことが多くなると思うんですよね。
というわけで、Firefoxでは、ちょっとガッカリしました。さて、Edgeではどのような実装になるのでしょうかね。
2017/10/7追記:
Firefoxでの、「タブの内容を他のデバイスへ送る」機能ですが、今日やってみたところ、当初期待した動きをしました。「Firefox Sync」で各デバイスの情報が認識されるまでに時間がかかったんですかね。でも、これで出先で気になったページをPCの方へ送って、後で詳しく見るということが出来ます。
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