DMM.com、成人向け事業を切り離す
DMM..comが、2018年3月1日に成人向け事業を分割、その成人向け事業を株式会社デジタルコマースへ承継すると発表しました。
#元記事はこちら。
今回の分割は、2018年にグループが創立20周年を迎えるとのことで、「グループ全体の企業価値の最大化」を目的としたものとしています。
分割により、インターネットサービス事業はDMM.com、成人向け事業はデジタルコマースが展開することになるそうです。
さて、分割の理由を「グループ全体の企業価値の最大化」とありますが、早い話が「アダルトイメージの払拭」です。DMM.comは今でこそ、FXや英会話、太陽光発電、3Dプリンタなどを展開していますが、元はインターネットを通したCDやDVDのレンタル業だったんだよね(もちろん、このレンタル業は今でもやっています)。近くにレンタルCD/DVDショップが無くても、インターネットを通して借りることができるサービスとして重宝がられていました。ただ、一般作品だけではなく成人向けの作品も取り扱っているんですよね。で、ショップのように対面による貸し借りや返却もないので、ショップよりも借りやすいというところがありましたね。それもあってか、成人向けコンテンツがかなり豊富になってたんじゃないかと。
で、これが災いしてか、社員の中で「自分の勤めている会社名を表に出したくない」という風潮が広がっていたそうです。で、社長も「胸を張って名前の出せる会社に」という思いで、レンタルサイクル事業など、社会に貢献するような事業への進出も考えたりしたそうです。
こうした背景もあるので、主な要因は「グループ会社のイメージアップ」ではないかなと。
現状でも一般向けのコンテンツは「DMM.com」、成人向けコンテンツは「DMM.R18」とブランドを分けて運営していますが、基本サービスは同じなんですよね。相互に行き来もできますし。なので、会員情報も共通になっているわけです。分割した後はどうするのかな?
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