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2018年11月15日 (木)

納税に「LINE Pay」

未だ現金決済が主流の日本。アジアでも中国や韓国では大幅にカードや電子マネーによる決済が進んでいる中、日本は遅々として進まず、未だ現金決済が主流となっています。国としても、キャッシュレス化を推進するため、色々と施策を打っていたりします。
さて、そうした中、神奈川県と大阪府がキャッシュレス化を推進することも踏まえ、納税に電子決済を取り入れる方針を出しました。
(神奈川県に関するニュースはこちら。大阪府はこちら

両自治体とも、決済に利用するのは「LINE Pay」。神奈川県は「外に出ることなく自宅から支払えるようにすることで、納税者の利便性を向上したい」という理由から、大阪府は支払いの手間を軽減し、払い忘れ防止や納付率向上につなげる狙いから。
納付書に「LINE Pay」で読み取るためのバーコードを印刷し、アプリで読み取ることで、予めチャージしてある「LINE Pay」残高から引き落とす仕組み。これにより、役所などに出向くこと無く、家に居ながらにして税金を納めることができます。また、神奈川県は「LINE Pay」以外の決済方法も検討していくとのこと。
対象となる税金はそれぞれん自治体で異なり、神奈川県は自動車税、個人事業税、不動産所得税が対象。大阪府は個人市・府民税(普通徴収、特別徴収)、固定資産税・都市計画税(土地・家屋)、固定資産税(償却資産)、軽自動車税、法人市民税、事業所税、市たばこ税、入湯税が対象となります。大阪府の方が多くの税金に対応していますね。
ちなみに、「LINE Pay」による納税がスタートするのは、大阪府が2018年12月14日から。神奈川県が2019年1月を目処に開始予定となります。

全国に先駆けて、この2府県が電子決済サービスを提供するわけですが、どうなりますかね。
大阪府は導入理由に「払い忘れ防止」を挙げていますが、それだったら、口座引落の方が確実な気がしないでもない。と言うか、わざわざ「LINE Pay」を使うまでのことかなとも思えてきた。ただ、キャッシュレス化を進めるという点では、この方法は良いのではないかと思う。

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